時は、めぐり。
毎年9月中頃の収穫を楽しみにしている、ぶどうの木。
自分で摘み取ったのを砂糖を加えて煮詰め、ジャムにしたりヨーグルトソースにしています。うまいんだ!これが。
震災後、一時は浸水による塩害のため植物もダメだと思ったが、今年も遅れながらも近頃は小さな房があちらこちらに実り出してきたことが、とてもうれしく感じる。
海も川も少しずつ、いつもの雰囲気に戻ってきているところも増えてきた。
動物・植物・虫・魚…。
そうそう、先日は北上川でサクラマスを狙っていたところ私のネットにオニヤンマが舞い降りて停まっていたのは印象的だった。夕方になるとエサの虫を狙ってコウモリが勢いよく低空飛行している。その後の時間はシーバスを狙うのには最適だろう。
季節の移り変わりは実に早いものです。北国・東北では尚のこと。
夏を迎える喜びを噛みしめつつ、身の周りの自然の営みにも目を向けてみえると面白いものですよ。いろんな世界が広がってくる。
世の中は我々、人間だけのものじゃない。
時はめぐり、また夏が来て―。
宮城県出身の人なら誰もが知ってる、あの歌のフレーズに乗せて。
2011年6月20日 | カテゴリー:その他