宮城県牡鹿半島の今 (2)
本日の内容は前回の続き。
釣りの内容に関しては前回のブログでお伝えした通りですが、本日と次回分に分けて釣果の一部を掲載していきます。
ちなみに今釣行で私に掛かった1匹目の魚はヨロイメバル。
私的にはこの魚が釣れると、とてもうれしくなる。ちょっと得した気分。分かっている方なら一目瞭然ですが、意外とレアな魚です。最大サイズも25cm程度の小型根魚で、こちらも列記としたソイの仲間、つまりフサカサゴ科の魚です。
初心者~中級者の方にある典型的な事例としてヨロイメバルのことをカサゴだと間違えている例がありますが、当地ではカサゴは釣れません。 カサゴは暖流域の根魚。東北地方でカサゴを釣ろうと思ったら、太平洋側では福島県小名浜よりも南、日本海側は暖流の影響を色濃く受ける秋田県や山形県に行かなければなりません。つまり三陸沿岸でカサゴらしき魚を目にした場合には本種が該当します。
それでは後は、画像をご参照下さい。
ベッコウゾイ(正式名称:タケノコメバル) 宮城県の沿岸部ではボイジョとも言います。
アイナメほどのスピード感はありませんが、トルクフルな引きが特徴的です。
砂地エリアにある小規模な粒根周りにコウナゴ(メロウド)が沸いていたので、スピニングタックル+シャッドテールワームのジグヘッドリグでスイミングで狙うと、予想通りクルージングしているアイナメが相次いでヒット。
パワーベイト/パルスワーム6”+岩礁カウンターロック3/0の1ozテキサスが炸裂。 このサイズのベッコウゾイを船中、次々にランディングに持ち込みました。
三陸・牡鹿半島の海に沈みゆく夕日はあの日以前と変わらないものだった。様々な葛藤が残るのもまた事実であるが、再びこの海と共に前を向いて歩んでいきたい。
そう、この海は三陸の地に住まう、私達の心の源なのだ。
※次回も続編をお届け致します。
2011年7月8日 | カテゴリー:釣行記