師走ということで
本の出版が無事終わり、ようやく…本当にようやく一息つけそうだ…と思えば、その数日後には師走突入。釣り業界に限らず、世間ではどの業態でもそうだが、12月に入ると年末年始の冬季休業期間が入るため業務体制も「年末進行」になる。そのため、前倒しでこなさなければならない業務が山積し、一息どころか益々タイトスケジュールに迫られるのが通例だ。
さて、現在は内外出版社さんのDVD校正作業が猛烈進行中。
10月21日に発売された同社のルアーマガジンソルト2011年12月号でルアー関連の全国誌としては初となる震災後の被災地での実釣ロケを児島玲子さんと宮城県牡鹿半島一帯でおこなった。
被災地や被災地を取り巻く環境や境遇は様々なもので、自身の置かれている立場によっても様々な思惑や思想があるのも確かであるが、それでも被災地の現状と震災に負けず必死に頑張っている私達・東北人の魂、意気込みを見せてやろうじゃないか!という観点から、この取材依頼を承諾させて頂くこととなった。
結果的には同誌のライバル誌であるはずの有名各誌からも称賛のお声を頂戴し、釣り業界としてもまた一歩、被災地へ対する支援の在り方を認識するに至ったと大きな反響を頂戴したことは私としても幸いに思った次第。
さて、この取材内容は既に誌面で掲載されているが、実はその時の様子が来年1月21日発売のルアーマガジンソルト2012年3月号の特別付録としてDVDになるため只今、編集作業の真最中。校正用初号は上映時間も長いが、正規版では50~60分程度にまとまる予定です。
ロケ地は宮城県の仙台市及び石巻市で、ちょっとだけ内容をお伝えすると仙台市は青葉城址や卸町、石巻市では渡波港(万石浦橋の下)、日和山、清崎~黒崎、金華山、網地島、田代島などが登場します。
「シューティンウェイは投げやすくて、疲れないから凄く使い勝手がいいね!」と気に入ってお使い頂けたSWC-722EXHブラインドサイト、SWS-702Lスイミントレーサーを手にアイナメやベッコウゾイ、オウゴンムラソイ、カンパチの幼魚といった小型青物を釣る児島さんは映像的にも珍しいかもしれませんね。
メインはベッコウゾイを追ったロックフィッシュ釣行記ながら、更に+αとしてサバやワラサのジギングシーンも収録。9月中旬という高水温期は当地でもロックフィッシュの釣果が低迷する一時のオフシーズンでの強行撮影だったものの、晩秋~冬の最盛期に向けた季節先取り企画ということで、タフコンディション中にあっても児島さんも私も楽しみながら進行出来ました。
ということで、もう少々お待ち下さい。
2011年12月8日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD