仙台湾のワラサジギング(2)
さて仙台湾の話に戻すと、当日も好調。
朝日は拝めたもののその後は暗い曇天で、AM11時過ぎからはあいにく雨の1日となったものの、海の中は非常に活気に満ち溢れていた。
シーズン終盤期ということもあり、45cm以下のイナダ(イナダとはいえ、ベイトを飽食し丸々と太った個体ばかり)も多かったが、イナワラ含むワラサもかなりの本数に達した。
最初の数本を釣ったら、その後はフックをバーブレスにしダメージの少ない個体は釣ったら即リリース体制で釣りをしてでも、容赦なく1投ごとに釣れ続けるから、時々休憩をとりながらジャークを続ける。
ワラサは60cm台がアベレージで70cmを超えるのも8本ほどキャッチ。
とにかく数が釣れるためイナダ級は最初からカウントしていないが、この他にはうれしい外道・ヒラメも混じった。
このヒラメのヒットルアーはイワシカラーの撃投ジグ125gに5/0アシストフックをフロント1本掛け。
当日のワラサは、サイズの良い魚ほどピンクカラーの200gジグに、それもボトムから5m以内のヒットいう傾向が顕著だった。
曇天ということで海中へ差し込む光量も少ないゆえに、海の中も薄暗く人間からの見え方だけでなくて魚の方から見ても、多少なりとも視認性の良いピンクカラーのジグは益々その威力を発揮した形だったのだろう。
軽いジグでヒラヒラ落としていると、フォールの時点で中層付近にまでいるイナダの餌食になってしまうことも多いが、実際問題、200gのメタルジグを1日シャクリ続けるのは結構大変なので、少し軽めの125g~150gのロングジグも使い分けながら釣り込んでいった。
それから、メタルジグのみならずインチク(110g)でもまずまずのヒットは得られ、要はいかにしてボトムから離さずに釣り続けることが出来るかどうかということが大事になってくる。
2011年12月14日 | カテゴリー:釣行記