卯月。それは新しい季節の始まり
新年度に入って数日―。
この先の予定を確認する度に楽しみであり、かつ、それらを無事に全部こなせていけるのだろうか…と少し気がかりな今日この頃。
3月末をもって、1月から続いた猛烈な忙しさから一時的に解放されたこともあり、とりあえずは3月の様子をさらっと振り返ってみよう。
年度末である3月。そのせわしない時間に追われた旅路の中でも印象的だったのは冬景色の北海道と、とんぼ返りではあったが、少し寒さが揺るいでいた東京だ。
東京では釣りビジョン・ギアステーションの収録でお呼び頂いた。ここではシューティンウェイのブラインドサイト(SWC-722EXH)、スキップラン(SWC-802EXH)、スイミントレーサー(SWS-702L)の解説を。
番組MCを務める俳優の松田悟志さん、タレントの福島和可菜さんには今回初めてお会いしたのですが、とても親切にして頂きました。ご周知のように明るく元気なお二人は共に大の釣り好き。特に松田さんはバリバリのルアーマンで、この収録日の翌日には某ホームフィールドへバスフィッシング釣行されるとのことで既にテンション高し(笑)。きっと、翌日の攻略パターンを頭の中で練っていたに違いない。
なので、収録前の楽屋での打ち合わせの時点からバス釣りの話やら、ロックフィッシュの話やらで…実釣に関する話題で持ちきりでしたね。なんせ、番組プロデューサーが「あの…時間なので、そろそろスタジオの方でスタンバイお願いします…」と呼びに来たくらいですから(汗)。
一方、福島さんは北海道ご出身ということもあり、北国生まれならではの意外な共通事項も多く、とりわけ北海道・東北の海釣りではお馴染みの「ブラーにアオイソメをつけてアイナメ釣るのって定番ですよね?」っていう話題ではかなり突っ込んだ話になってしまった。
偶然とは言え、前月(2月)に出演させて頂いた釣りビジョン・五畳半の狼の番組アシスタント・柳野玲子さん同様、福島さんも私と同い年。この業界、なぜか1982年生まれが多いような…(?)。
ちなみにシューティンウェイ3機種のうち、松田さんのお気に入りはパワフルさの中に独創的な繊細さを併せ持つ剛竿・スキップラン(SWC-802EXH)。この竿で、「良型のソイを掛けて豪快にブチ抜いてみたい!」とおっしゃっていたのが印象的。バスフィッシングのカバー撃ちよろしく、キワドイ根の隙間からビッグロックフィッシュを引きずり出すようなパワーステージに最適。
対照的に、「この竿を使ってブラーにアオイソメを付けた仕掛けでやったら何魚種の魚が釣れるのか楽しみ!」と語っていたのが、スピニングモデルであるスイミントレーサー(SWS-702L)を手にする福島さん。
スイミントレーサーは北海道のベイトフィッシュパターン時のロックフィッシュゲームに主眼を置いて開発した竿。特にこの釣法が最大限に活きてくる苫小牧界隈の海にはどれだけ足を運んだことか…。
それだけに道内のロックフィッシュシーンにおいて多用するジグヘッドワームのスイミングアプローチ用ということで、北海道出身の福島さんの好きな釣りスタイルとも、きっと縁があったのだろう。
このスイミントレーサーは他に類を見ないフィーリングを使い手にもたらしてくれる可変テーパーになっており、一本で「乗せ」も「掛け」も可能とするティップの振れ具合(遊び)を残しつつも竿全体がきれいな弧を描くことで均一にパワーを分散させるブランク設計を施している。更にPEライン使用時のわずらわしい糸絡みを極力排除するKガイド採用なので、ロックフィッシュのみならず、よりPEラインを使用する特性が際立つフラットフィッシュ狙いやマダイ狙いなどにも応用出来る点も大きな魅力。
北国の釣り人なら誰もが知っているブラー+アオイソメの定番の組み合わせは勿論、青森県陸奥湾で盛んなご当地のマダイ釣法「スプーンマダイ」、更に全国的に一層の注目を集めているマダイの「ひとつテンヤ」釣法においても“マダイ! ショートロッド戦略!!”としても使える点も便利。
ということで、今回の画像はそれぞれのお気に入りセレクトを手に持って―。
★松田悟志さん=シューティンウェイ・スキップラン
(SWC-802EXH)
★福島和可菜さん=シューティンウェイ・スイミントレーサー
(SWS-702L)
★佐藤文紀=シューティンウェイ・ブラインドサイト
(SWC-722EXH)
2012年4月3日 | カテゴリー:その他