★プロズワンからのお知らせ★
別冊つり人「ロックフィッシュ地獄Ⅷ」(つり人社)が10月27日(土)に発売されました。
[特集2]Big Fish is Big Surprise!! ビッグゲームよ永遠なれ
■~柔よく剛を制す~佐藤文紀が読み解く、巨大クロソイのルート
佐藤文紀による北海道留萌市でのクロソイゲームの記事内容です。
■巨大アイナメのち巨大クロソイという夢のヘビーローテーション
プロズワンフィールドテスター安瀬修一、プロズワンフィールドモニター宮島達也、プロズワンフィールドモニター関口和弥による北海道苫小牧市でのアイナメ・クロソイゲームの記事内容です。
ぜひ、ご一読下さいませ。
2012年10月29日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
フィッシャーマン石巻店×ラジオ石巻FM76.4 Special Presents
「Stand up Fishing!! KIZUNA(絆)」公開生放送(生収録)&店内トークショー
先日、10月20日(土)はフィッシャーマン石巻店さんでの上記、FMラジオ公開生収録&店内トークショーでした。
ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!
これを機にまた一つ、東北の釣りが力強い復興への一歩を踏み出せますように。
イベント当日は非常にタイトなスケジュールで、まずは朝3時起床でクレハさんのPV(プロモーションビデオ)のインタビューロケに向かいました。
ちなみにPVは来年の大阪フィッシングショー&横浜フィッシングフェスティバルのクレハ合繊シーガーブースで放映するそうです。(来年のフィッシングショーに行かれる方はクレハブースでぜひご覧下さいませ。)
撮影スタッフの皆さん、遠いところお疲れさまでした。
昼、ロケスタッフたちと一緒に食事を取った後、今度は慌ただしく準備し直してトークイベント会場であるフィッシャーマン石巻店さんへ急行。
朝3時から起きているので、さすがに昼食後は一瞬、意識が落ちかけました(笑)。
とは言え、まだまだ仕事中。朝早いと(普通に考えれば早過ぎですが…)1日が長く感じるので、なんだか得した気分になります。
気を引き締めるために控室での打ち合わせ中、「ここぞ!」という時のための必殺ドリンク「レッドブル」でエネルギーチャージ。
そして、ラジオ公開生放送の本番がスタート。
私は「ルアー釣りの部」で登壇させていただきましたが、他にも投げ釣り、船釣りなどルアー釣り以外の話題も。
お集まり頂いたファンの皆さん、ご清聴頂きましたリスナーの皆さん、関係スタッフの皆さん、ラジオ局の皆さん、ご一緒させて頂きました佐藤雄一さん、誠にありがとうございました。
会場運営に尽力頂いたフィッシャーマン石巻店のスタッフの皆さんにも大変感謝しております。
ラジオと言えば…音楽は欠かせませんよね!司会者の今野さんから「佐藤さんのお好きな曲をぜひリクエストお願いします!」とオファーがあったので、「では!」と私がお願いした曲はこちら↓
米米CLUB「浪漫飛行’07」(※’07は「浪漫飛行(1990年)」のアレンジ・バージョンです)
昔から“米米”、大好きなんです。
初めて行ったライブが「米米CLUB」でした。
自分は昭和の人間ですので…、平成生まれの方ですと中にはご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、よろしければ聞いてみて下さいね!
米米CLUBが解散する前―。当時、私は中学生(13歳)でしたが横浜アリーナでのライブを見るために無理矢理、東京の叔母にチケットを取ってもらい初めて一人で新幹線に乗って上京しました。なにせ一人で乗る新幹線に、恐ろしいほどの不安を覚えましたが(笑)、これから初めて目にするモンスターバンド・あの“米米CLUB”にひどく興奮したのを覚えています。
カールスモーキー石井さんの、あのずば抜けた魅力的な歌唱力とエンターテイメント性、独特の華やかさには本物のプロの姿を観た気がしてならなかった。
こういうのを“男”っていうのだなぁ…と中学生ながら深く考えたわけです。
浪漫飛行の歌詞には、自分の生き方そのものにリンクするところがあり、私にとっては特別に心に響き渡る一曲なんです。
そう、己の信念・Dream&Passion!!のDreamも“そこ”に繋がっているんです。
職種柄、県外へ釣行する際はよく飛行機に乗りますが、これから出会うであろう…まだ見ぬあの大物への浪漫を馳せ、空を飛んでいる時―。
いつも、この“浪漫飛行”が頭の中に流れているんです。
♪夢を見てよ どんな時でも
全てはそこから始まるはずさ
はちきれるほど My Dream
トランク一つだけで 浪漫飛行へIn The Sky
飛びまわれ このMy Heart♪
今回会場にお集まり頂いた中には10代・20代の若いファン層の方々が多かったのも印象的でした。
お姉さんと従妹さんの運転でわざわざ岩手県大船渡から来てくれた高校生の方や偶然にも私の母校で勉学に励む大学生の方々など、凄く印象に残っています。
そんな、これからの未来溢れる若い皆さんが、心の励みになるような一曲に巡り合えますように。
そして―。素晴らしい釣りに恵まれますよう願ってやみません。
未来に向かって頑張って下さいね!
応援していますよ!
♪Your Dream In The Sky!
♪飛びまわれ、Your Heart!!
2012年10月27日 |
カテゴリー:その他
最近は朝晩と日中の気温差が大きく、その温度差に身体がついていくのも大変ですよね。
紅葉で黄色に染まったイチョウの葉の鮮やかさに心打たれつつ、足元を見れば銀杏が落ちている。一方で畑ではコスモスが咲き、野原にはススキの風景が。
と思えば…私の植えたアサガオはまだまだ元気に咲いていて、“自身の心”同様、このアサガオ達にとっては季節はまだまだ夏なのかもしれません(笑)。
昨年もそうでしたが今年も案の定、「夏休み」休暇を頂けていない。お盆中に半日だけ時間をもらってお墓参りに行ったきりです。
5月の大型連休明けからテレビ、DVD、雑誌、ムックの取材や商品開発、そして「ロックフィッシュのABC+DVD」のABC本の執筆・制作やDVDの監修作業に追われるロックフィッシュ三昧…。毎年楽しみにしている地元・宮城県金華山沖のシイラのキャスティングゲームも一度も行かぬままシーズン終了。昨年同様に行きたいなぁ~と思っていた岩手県内陸部のトラウトは行くメドすら立たないまま渓流シーズンも終了し(泣)、ナマズ釣りも、バス釣りも、ライギョ釣りも、ヘラブナ釣りもまったく行けぬまま世間で言う夏は過ぎてしまった。
個人的には夏の釣り、不完全燃焼です…。
その分、冬休みは長くいただきたい!と密かに願いつつも今日は来週発売される「ロックフィッシュ地獄Ⅷ」の校正終了日でした。
ロックフィッシュアングラーのバイブルとまで称されるこの本は例年11月中旬の発売ですが、今年度版は来週10月26日(金)の発売だそうです。
数日前、北海道の友人から「ようやく先週から室蘭・白老方面で婚姻色の乗っ込みアイナメが本格的に釣れ出した」と一報があった。それを聞いて私もホッとひと安心。
今年は夏の猛暑の影響で全国的に海水温も異常なまでに高く、どこも青物フィーバー。
特に6月~7月は宮城県の仙台湾~唐桑半島に至る広域でショア・オフショア共にヒラマサのキャスティングトップゲームに火がついたのも記憶に新しい。
まさにこの夏、日本は青物列島と化した。このことは本州全域では言うまでもなく、津軽海峡を越えて北海道にまでブリ・ワラサ・イナダの大群が到達。他にもマグロ、シイラ、ヒラマサ、マダイ、タチウオ、コブダイ(カンダイ)の話題も道内のアングラーから寄せられている。更に北海道太平洋側の道東の海でマンボウやカジキが獲れたり、同じく道内の日本海側に位置する余市周辺海域ではなんと本州日本海側を北上して行ったジンベエザメが網に掛かって一時、小樽水族館に搬入されたのち再び海に戻された様子はニュースでも報じられていた。
又、道南では本州から対馬海流に乗って北上したアオリイカ(とはいえ水温低下に伴っては最終的には死滅回遊になるかとは思うが…)がエギングで狙え、今も急成長を続けているそうだ。
その一方で従来からサーモン、トラウト、ロックフィッシュの聖地である北海道にあって、高水温の影響もあってかカラフトマスがことごとく不漁に見舞われたことも、ただ事ではないだろう。特に世界自然遺産に登録されている知床半島ではヒグマがカラフトマスを狙う話は有名だが、今年は獲物(カラフトマス)が極端に少なく、その結果エサにありつけない飢えたヒグマが続出しガリガリにやせ細った個体が多いと自然保護関係従事者は頭を悩ませている。
いずれにしても、ジギングは勿論の事、ポッパーだ!ペンシルだ!等々…一昔前の北海道ではなかなか考えられなかった要素の釣りが近頃は北の海でも普通になってきている。
下の写真(↓)は昨年のちょうど今時期、「ロックフィッシュ地獄Ⅶ」のロケ中に室蘭沖堤で遭遇したワラサのボイル。
アイナメ狙い中に突如、堤防内側にも関わらず鳥山が立った時のものだ。
地球規模で進んでいる海況の変化―。寒流系の沿岸定着性魚種が影を潜め、南方系の回遊魚たちがドンドン北上していっていることは環境指標的に考えれば正直、複雑な面がある。
とは言え、来月からは11月―。どう考えても根魚のハイシーズン!
今後も水温や天候には何かと翻弄されそうだが、あの海底の住人達がいつもと変わらぬ元気な姿でまた楽しませてくれることを大いに期待したい。
今週末10月20日(土)はフィッシャーマン石巻店さんでラジオの公開生放送収録イベントが開催される。「ルアー釣りの部」、「投げ釣りの部」、「船釣りの部」の3部に分かれているそうで、私は15時30分から予定されている「ルアー釣りの部」におじゃま致します。些少ではございますがプレゼントもご用意させて頂きました。
お時間ある方はぜひ足をお運び頂ければ幸いです。
会場でお会い致しましょう。
2012年10月18日 |
カテゴリー:その他
先日は宮城県仙台湾にジギングへ。
狙いは今が旬のワラサ。
例年だと仙台湾のワラサ釣りは今頃がピークだが、今年は水温も高めに推移しているので今後もうしばらく釣れ続きそうな海況だ。
この秋は2回ほど予定していたジギング釣行もその度に台風の影響で出船中止になり、当日は“3度目の正直”でようやく出船できた。
連日、絶好調に釣れていることもあってこの日の乗船客は満員御礼。右舷10人、左舷10人、一艘に20人が乗り合いワイワイガヤガヤ状態で大盛況だった。改めてジギングの人気の高さがうかがえる。
塩釜港から沖へ走ること1時間少しで、仙台湾沖の水深40m前後の砂地のポイントに到着。
この砂地のボトムにメロウドが湧き、それを狙ってイナダ・イナワラ(※イナダとワラサの中間サイズ)・ワラサが集まっている。魚探にはボトムから3m以内に最も強い反応が出ていて、上にいくにしたがって反応は極端に薄くなる。最上部でもボトムから5、6mまでしか反応が出ていない。典型的な“底べったり”のメロウド偏食パターンだ。よって、狙うレンジは完全にボトム。
ちなみにメロウドの正式名称はイカナゴ。英名でサンドイール。夏は砂に潜って休眠します。メロウドは北関東~東北での地方名で、これが北海道に行くとオオナゴという地方名に変化します。
開始1投目から早々に200gのメタルジグにヒット。案の定、完全にボトムでのヒットだった。
フックアップと同時にワラサ特有のグングンと首を振るファイトは楽しい。それに何と言っても相手は青物。
強烈に絞り込まれるロッドに、響き渡るドラグ音、人間と魚が本気でぶつかり合っている感覚はまさに「ファイト」という名に相応しい。
オフショアジギングのみならず、ショアジギングやマグロのキャスティングゲームにも精通するエキスパート・加藤さん(↑)はスピニングタックルとベイトタックルを両方使い分けて次々にワラサの釣果を重ねていました。又、人気急上昇中のスロージギングも積極的に導入していたのが印象的でした。
私もワラサの引きを存分に堪能(↑)。
気分、爽快です。
でも…200gのメタルジグをシャクリまくるうえに70cmを超えるこのサイズがガンガン釣れれば…さすがに腕が痛くなります(翌日から筋肉痛になりましたが…)。
で、200グラムのジグをしゃくりながら「タックルが重たくて疲れる~」だの「手が痛くてもうダメだぁ~」とか言いつつも、私の隣席でワラサのみならずヒラメやホウボウといった底モノをキャッチしている男が。
さすらいのトラウトマン・粕谷君(←)もこの日は珍しく青物ジギングへ参戦。
本人いわく、人生で初めてヒラメを釣ったそうです。
専門分野の淡水トラウトとはシチュエーションもタックルもまるで異なる世界だが、そこは根っからの釣り師。「23gのスプーンより重たいルアー扱ったことない」とか「ミノーのトゥッチとはロッドの操作角度が違うからやりづらい」とか、“あーだ、こーだ”言いつつも、開発中だというプロトタイプのメタルジグを駆使して常にロッドを満月状態に曲げて楽しそうに海の魚とやり取りしている様子を見ると、なんだかんだいっても典型的な釣り人ですね。
それにしても、ホウボウはとても美しい魚です。色味的には熱帯海水魚の次元ですからね(水槽で飼いたいくらいです)。
砂地のボトムを這って歩くこの魚は、私的に「釣りの対象魚」として見た場合にはヒラメやコチ、カレイと共にフラットフィッシュの仲間として捉えている。
ホウボウは甲殻類も捕食しているが、おとなしそうな顔に似合わず、200グラムのジグを平気で襲うフィッシュイーターでもあるから凄い。
この日のワラサは終日ボトムでばかりヒットが続いた。ヒットレンジはベタ底~5m以内(特に3m以内がアツイ!!)なので、ボトムから10m巻き上げたらまたすぐに着底させてジャークを開始、という釣り方。
ジャークパターンもジャカジャカ巻きやワンピッチスロージャーク、ハイピッチショートジャーク、ロングストロークジャーク&フォール、ジャーク&ステイ(止め!)もどうも反応悪く、私はジグを斜めに引っ張るベベルジャークでヒットに持ち込みました。メインベイトがメロウドに特化されているだけにジグのシルエットも大事ですが、ジグのスライディング角度や滞空時の姿勢がこの日は“より重要”だった気がします。それから色。当日はジグのカラーは8割方、ピンク系が圧倒的に反応良かったのも印象的だった。
ジグは様々なものを用いたが、その中でもこの日メインとなったのが撃投ジグ200g(カルティバ)【写真上】とヒラジグラ150g(ザウルストレイン)【写真下】。当日、この2つはワラサの反応がとりわけ良かった。
私の場合、ジギングでは通常はピンク系カラーから投入することが多い。特に朝イチや魚の活性が非常に高い状況ではピンクはより多用するものの、さすがに日中はご当地の場合、メロウドに合わせたナチュラル系カラーはじめ、イワシカラー、ブルー、グリーンゴールド、シルバー系などカラーローテーションしつつ反応を探って釣果を重ねていくことが多いのだが、この日に限ってはイワシカラーでは2本、グリーンゴールドでは1本、他の色ではヒットなし…と、ナチュラルカラーへの反応がいま一つだった。
特定のベイトの群れに付いている個体はルアーセレクトも時に異常な程までに選り好みし、シビアなタックルセレクトを求められる局面もあるので、釣行の際はメタルジグの重さ・形状のみならずカラーも複数持参したほうが安心だろう。
例年、9月・10月は台風シーズンで海況はコロコロ目まぐるしく変化するが、天気の穏やかな日に恵まれれば良い釣りが出来るのも秋の海。
まだまだ釣れ盛る仙台湾のワラサジギング。
大規模な砂地がある仙台湾ではワラサの大群が沸く一方で、石巻沖~女川沖の海域では深場狙いでのブリの釣果も聞こえてきますので、一発ブリ狙いのジギングもよし、ワラサの数釣りもよし、それぞれお好きなスタイルで青物ゲームを存分に楽しみましょう。
ぜひお出かけ下さいませ。
入門者の方にもオススメです!
■タックルデータ
その1
●ロッド:ソルティーステージ・ライトジギング
SLS-60-63 180Coastal Special
●リール:ステラ8000H
●ライン:シーガーマルティア2.5号
●リーダー:シーガーショックリーダープレミアムマックス50lb
●フック:カルティバSF-41S 5/0
●ルアー:撃投ジグ125g・150g・200g、ヒラジグラ150g
背黒200g、鉄ジグ130g
その2
●ロッド:5.10ftジギングロッド
●リール:ツインパワー5000
●ライン:シーガーバトルJライト2号
●リーダー:シーガーショックリーダープレミアムマックス50lb
●フック:カルティバSF-41S 5/0
●ルアー:その1同様
●偏光グラス:ZEAL OPTICS Vanq
●偏光レンズ:TALEXアクションコパー
★仙台湾ワラサジギング遊漁船<塩釜地区>
■えびす屋釣具店・えびす屋丸
【受付番号022-362-2220】
ワラサジギング料金(乗合船)は1名9000円。
2012年10月17日 |
カテゴリー:釣行記
★プロズワンからのお知らせ★
10月20日(土)、フィッシャーマン石巻店にて「ラジオ石巻FM76.4 特別プログラム Stand up Fishing!! KIZUNA<絆>」公開生放送&店内トークショーに佐藤文紀がゲスト出演致します。
イベント詳細は同店までお問い合わせ下さい。
皆様のご来場をお待ちしております。
フィッシャーマン石巻店×ラジオ石巻FM76.4 Special Presents
「Stand up Fishing!! KIZUNA」公開生放送&店内トークショー
日時 2012年10月20日(土)
時間 15:00~17:00
場所 フィッシャーマン石巻店 特設会場
■問い合わせ先
フィッシャーマン石巻店
住所 〒986-0861 宮城県石巻市蛇田字太田切21-2
電話番号 0225-92-0171
FAX番号 0225-22-8167
http://www.fisherman.co.jp/shop/shop.php?s=3&no=9169#shop-shop
2012年10月11日 |
カテゴリー:その他