水無月。初夏の陽気のマスの話
JRの乗り継ぎに便利な【Suica】(以下:スイカ)ってありますよね。
スイカはご存知、JR東日本のICカードです。私は地元で電車に乗ることはなかなかないのですが、遠方に行くことが多いこともあり出先ではいつも重宝しています。
で、そのスイカなんですが通常はペンギンがトレードマークですよね。絵本作家・坂崎千春さんの絵本「ペンギンジャンプ」のキャラクターが由来です。
でも、私のはこれなんです!
エゾモモンガがトレードマークの【Kitaca】(以下:キタカ)。
こちらはJR北海道のICカードなのですが、道内だけでなく都内でも普通に使えます。もちろん、仙台でも。以前、JR新千歳空港駅で購入しそれ以来大事に使っています。
特に本州ではキタカを持っている人は少ないと思われるので、ピッ!ってやる時に何だかちょっと得した気分になれるのもうれしいです(笑)。
早いもので今日から6月。今月は北海道での仕事も多いのでキタカ本場の地で役立ちそうです。
最近は夏の陽気ですよね。季節柄、先週から7月中旬まで毎週ロケ続きの期間に突入しました。夜明けも早く、日暮れも遅いだけに体力的には一番シンドイ時期に突入したわけですが、釣りモノも行く先々でそれぞれ変わるだけにそれもまた新鮮で心してやらせて頂いています。
さて、そんな本日6月1日は秋田県のサクラマス釣り解禁日です。
私の周りの熱狂的なサクラマスフリークは良い思いをしていたみたいです。目覚まし時計いらずの朝から釣果メールの雨あられ。
バイブレーションをガッツリ咥えたサクラマス。いいですねぇ~。
朝から景気いい!
ちなみに私は原稿執筆で一日が終わりました。来週までに抱えている原稿3本を書いていますので土日も無休です…ハイ…。
その一方で地元の北上川水系下流域もまだまだサクラマスが釣れています。
つい数日前も追波川で地元の釣友が揚げてきました。こちらはスプーンで。
そしてこちらは5月中旬、岩手県大船渡沖のジギングでのカラフトマス。
立派な“海カラフト”です。ワラサを釣るような青物用ジギングロッドだと口切れが多発しバラしが多いのでシューティンウェイSWS-702L“スイミントレーサー”の「しなり具合」がマスジギングにはぴったりとのことです。PE0.6号にジグは80gでの釣果。それにしても背中の盛り上がりが凄いです。
岩手県の釣友が海サクラ(ママス)狙いのジギングで複数キャッチしたうちの1尾なのですが、カラフトマスと言えば、北海道特有というイメージが強いかもしれませんが三陸河川でも釣れる箇所(数は非常に少ないですが)はあります。例年7月頃です。
三陸では北海道より早く遡上する個体群がいます。カラフトマスは稀に(数年あるいは10年に1尾とかの割合ですが…)追波川でも釣れる場合もありますしね。
いずれにしても8月以降、北海道の道東エリアやオホーツク海側に接岸・遡上する個体群が海を回遊している最中はベイトを追って三陸まで南下して来ているわけで、春は三陸沿岸の定置網に掛かったり、場所と場合によっては釣り(ライトジギング)でも狙えたりします。
この魚はまだ遡上時期ではないのも関わらず、見事なセッパリ(背っ張り)です。重量は4キロぐらいでしょうか。
まだまだ好調続くサクラマス。
マスの海、マスの川には釣り人の夢があります。
北海道では海サクラも後半戦に突入。今月下旬には道東の夏の海アメ(海アメマス)もスタートですね!
北国の海も水温が上がって来て本格的に釣れ出してきましたし、ロックフィッシュやフラットフィッシュもそうですが、昨日は早くも青物の情報もありました。
海も川も釣りの好機です。
ぜひお出かけ下さい。
では…引き続き、溜まっている原稿に戻ります……(涙)。
2013年6月1日 | カテゴリー:その他