明日から上州屋さんでのイベントです。
さて、今年最後のイベントとなる明日と明後日の両会場では今後発売する新製品の一部も展示致します。
まずは12月下旬リリース予定の「プロズワンキャスケット2013冬~2014春LIMITED」です。釣りだけでなくタウンユースにもお使い頂けるシンプルなデザインにまとめてあります。
こちらは“LIMITED”の名の通り、原則一度きりの少量生産で在庫がなくなり次第、終了となる限定発売品です。
カラーは3色展開となります。
続いてはロックフィッシュアングラー待望のロックフィッシュ用フローティングゲームベストです。
渓流やサクラマスといったトラウトアングラーにも人気のリトルプレゼンツさんが作ってくれ、同社のリトルオーシャンブランドからの発売!
品名は「PF-04ロックフィッシュPFDI」(※発売は年明けを予定とのことです)。
というのも主にシーバスを対象としたソルトルアー用のフローティングベストのポケットって縦収納が一般的なのですが、ハードルアーが中心となる釣りでは特に問題ないのですが、これがロックフィッシュゲームとなればソフトルアー、つまりワームの釣りが中心となりますよね。
そうなると大きな問題が発生することになります。近年、一気に定番化した液系ワームの液が縦に収納するとパッケージの隙間から漏れてしまうことが最大のネックでした。
そうなるとベストのポケット内はパッケージから漏れたワームに浸っている液体で汚れ、匂いもその中で知らずのうちに充満してしてしまうケースが多かったのでした(泣)。
液系ではないまでもオイル系ワームに至ってもワーム表面のヌメリで自然と下方側にワームが寄ってパッケージ内でぐちゃぐちゃに折り重なって、せっかくのワーム本体に変なクセが付いてしまったりするのも悩みの種ですよね。
特にシャッドテール系ワームやカーリーテール系ワームのボディーやテールの曲がり・クセはアクションに影響しますからワームの収納って意外と難しいのです。
そこで私の場合はこの問題点を改善したく、ハードルアーとは異なるワームパッケージ類は「横収納の方が良い」ということで従来よりポケット横向き型のフローティングベストを愛用してきたのですが、今回はロックフィッシュ専用(ワームフィッシング用)製品としてリトルプレゼンツ社から上記がデビュー。
その開発に協力させて頂いていたのです。この釣りは歩くことも多く特にフィールドが足場の不安定な磯ともなれば釣りながら歩く距離よりも目的のポイントに入るまでの距離が長い場合も多々ありますよね。
堤防、沖堤、地磯、沖磯、離島と各地の根魚フィールドでの釣りの経験からワームに不要なクセを与えずに荷物を最小限にまとめられるようにと実践の場で培われたノウハウをフィードバックさせて頂きました。
そのプロトサンプルはこれまで水面下でのテストを続けておりましたが、地球丸SALTWATER誌の2013年11月号(9月21日発売号)「サカナサク、海の旅。」第6回宮城県山元~松島編のロケではメディア上でもそのプロトタイプのベストが登場しています。
興味のある方は同誌のバックナンバーをご参照くださいね。
明日からのイベントでは本日到着しましたその最終サンプル品を早速、先行展示致します。
せっかくの機会にぜひ、試着してみてください。
今回のブログは写真がありませんが製品詳細につきましては明日・明後日のイベントが終了次第、追ってご紹介させていただきますね。
それでは明日は上州屋北上店さん、明後日は上州屋一関店さんでお会い致しましょう。
どうぞ気をつけてご来店ください。
2013年11月29日 |
カテゴリー:その他
★プロズワンからのお知らせ★
PUBLISHINGページ【最新情報】・【雑誌・本】に
「SALT WATER 2014年1月号」を追加致しました。
2013年11月27日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
早いもので11月も残り数日で最後。
さて、そんな今週末は上州屋さんでのロックフィッシュセミナー・イベントです。
11/30(土)は上州屋岩手県北上店さんhttp://www.johshuya.co.jp/shop/shop.php?s=156&no=167938#tab
12/1(日)は上州屋岩手県一関店さんhttp://www.johshuya.co.jp/shop/shop.php?s=169&no=167932#tab
となっております。
2013年の今年、担当させて頂いた交流イベントは
●釣り具のタケミ西岡店さん佐藤文紀トークライブ(北海道札幌市)
●釣り具のタケミ宮の沢店さん佐藤文紀トークライブ(北海道札幌市)
●釣り具のタケミ屯田店さん佐藤文紀トークライブ(北海道札幌市)
●釣り具のタケミ新さっぽろ店さん佐藤文紀トークライブ(北海道札幌市)
●「ルアーフェスタin仙台」佐藤文紀ロックフィッシュトークショー(宮城県仙台市)
●プロショップ・ノースキャストさん佐藤文紀実釣イベント&アングラーズパーティー(北海道室蘭市)
●キャスティング石巻店さん佐藤文紀1日店長(宮城県石巻市)
●上州屋北上店さん佐藤文紀ロックフィッシュセミナー(岩手県北上市)
●上州屋一関店さん佐藤文紀ロックフィッシュセミナー(岩手県一関市)
この他にも野外イベントへのプチブース出展や各種イベント協賛など対応させて頂きました。
今週末、上州屋さんでおこなわれるイベントは私自身、今年最後の催しでもありますし冬のハイシーズンの最中に熱きロックフィッシャーの皆さんとお会い出来るのを楽しみにしております。
さて、上記イベント(2店舗共通)での特典についてです。
イベント開始時間(※お店の開店時間ではありませんのでお間違いのないようお願いします)より、先着20名様限定で「プロズワンオリジナルステッカー」をプレゼント致します。
耐水・耐光素材ステッカーですので、貼り付けはお好きなところにどうぞ!
続いてプロズワン商品および小生関連商品(詳細内容は当日、店頭にて発表となります)総額3000円以上ご購入のお客様に先着20名様限定で「プロズワン2WAYネックウォーマー」をプレゼントさせていただきます。
肌触りが良いので寒い時期の釣りはもちろん、シンプルなデザインですのでタウンユースにもお使い頂ける、ぬくぬく保温アイテム。
写真のようにアジャスター(しぼり)を調整すれば、簡易「ヘッド・ギア(帽子)」にも変身する優れもの。
カラーナインナップです!
人気の【セピア】です。
こちらも続いて人気の【グレー】です。
外装とも合わせやすい、ナチュラルな【ブラウン】です。
おしゃれな【ネイビー】です。
定番の【ブラック】です。
カラーは5色。先着順にお好きな色をお選びくださいね。
ちなみに【セピア】と【グレー】は特に人気ですのでこちらの色をご希望の方はお早めにご来店どうぞ♪
最後にプロズワン/シューティンウェイをご購入のお客様には「プロズワンニット帽」をプレゼント致します。
ニット帽やキャスケットなどは冬の定番アイテム。これからの時期、ネックウォーマーと共に重宝するアイテムですよね。
いずれも日頃の感謝を込めて、一足早いクリスマスプレゼントとして真心込めてご用意致しております。
この他にもピュア・フィッシング・ジャパン/バークレイさん、オーナーばり/カルティバさん、クレハ合繊/シーガーさん、グレンフィールド/ZEALOPTICSさんよりイベントご協賛品を頂戴しておりますのでこちらもどうぞお楽しみに!
中にはプロスタッフリミテッドや非売品のレア物もありますよ。
現在、東北も冬のロックフィッシュ最盛期を迎えています。
特に岩手県と言えば、デイゲームのアイナメ(アブラメ)にナイトゲームのクロソイが熱い地域!
そんな熱きシーズンに行われるこのショップイベントでは、普段の釣行における疑問・質問・相談ごとがございましたら遠慮なくおたずねくださいね。
店内にはテレビ・DVD・雑誌などのロケ時に使用しているマイタックル現物も持参していますし、例え細かいことでも時間内は許す限りその場で1対1でレクチャー致します。
「こんなこと聞いて恥ずかしくないだろうか…」などという心配はいりませんので大丈夫ですよ。
根魚釣りに興味があってこれからロックフィッシュゲームを始めたいという入門者の方や初心者の方も大歓迎です。
堅苦しさは抜きにして(そういう雰囲気は私自身も苦手ですから…)、楽しく、穏やかに、お気軽に釣り談義致しましょう。
岩手の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
2013年11月26日 |
カテゴリー:その他
「サカナサク、海の旅。」は今月から岩手県の旅に入りました。
先日、同連載の岩手ロケ第1回目に行ってきました。
その舞台は陸前高田市~大船渡市。
陸前高田と言えば海岸の松林「高田松原」が有名でしたが、東日本大震災の大津波で街は壊滅、同時に松原も消滅してしまいました。
その中で1本だけ残った松が「奇跡の一本松」として、震災後の今ではニュースや新聞でもよく取り上げられますよね。
ここは、全国各地から被災地を巡る方々が訪れる象徴的な場所の一つとなっています。
沿岸に1級河川を持たない岩手県ですが、ここ陸前高田には気仙川という川があります。
旧来よりヤマメ釣りやアユ釣りが盛んにおこなわれてきた河川ですが、同時に“シーバス不毛の地”とも称されることがある岩手県内では貴重なシーバス河川でもありました。
又、数こそそれほど多くはないもののサクラマスやアメマスも遡上します。それから河口部ではウナギ狙いの投げ釣り師が昔から多いのも印象的でした。
先日のロケ時、川をのぞくとサケの姿がありました。
この陸前高田は自身にとっても思い出深く、中でも気仙川にはシーバス釣りに、高田松原にはマゴチ・ヒラメ釣りに、隣接する広田半島にはメバル・アジ(ごく稀に三陸では珍しいカマスが釣れることもありました)狙いのライトゲームに行っていましたが、それも今は昔。
又、同県宮古市重茂半島通いの途中に立ち寄る休憩地としてもずいぶんこの沿線は通ったものでした。
現在ではその名残も殆どないほど街は変わり果ててしまい、震災後に初めて通った時には悲しさで見るにたえませんでした。
それでもサカナサクの連載として今回、何としてでも「奇跡の一本松」は誌面に写真として刻みたくカメラマンと共に訪れました。
この松の木はご当地の皆にとって震災からの復興の象徴である存在だからこそ、これからの「未来」への希望を託す意味で、同じ三陸の街に住まう一人の人間の意志として私が担当させていただいているこの企画のページ中にどうしても組み込みたかったのです。
陸前高田でのロケ中、雨あがりに大きな虹が出現しました。
それもダブルで、です。
毎号タイトルページに画が入っていますが、そこにも虹がありますよね。
魚の上に輪っかになった虹が。
自分がイメージして描いたこの旅の情景と今、出ている虹がリンクした瞬間でもありました。
この場所で起こったことは今さら私が言うまでもなく、とうてい語りつくせぬものですが、それでもタイミングよく表れたこの虹の存在はこれからの時代に再びこの街で生きていく人々の背中を後押ししているように思えてなりませんでした。
実釣編は大船渡の越喜来湾で竿を出させて頂きました。
越喜来と書いて、「おきらい」と読みます。
夜、漁港の波の静かなところを、ちょいとライトタックル片手に投げるとクロソイが釣れる、釣れる。
ジグヘッドを極力軽め、ワームは3インチと少し大きめでフォールスピードが遅く、水中を漂った状態を長く維持するようにするとアタリ倍増。
あとはスイミングでリールを巻きながら泳がせる釣り、ですね。
ちなみにこの時、ジグヘッドは2.5gが一番ヒット率が高ったです。この軽さのジグヘッドを飛ばすためにラインはPEラインの0.4号(シーガーR18ライトPE)をセレクトしましたが0.3号でも問題ないでしょう。ワームはソイ狙いの鉄板、ダブルウエーブ3インチのホワイトグローとの組み合わせです。
それからスロープ周りなどのシャローでは着水してすぐにルアーを引っ張っても釣れました。上層というより表層レンジです。
クロソイは完全に浮いていましたね。
この模様は12月21日(土)発売のSALTWATER2014年2月号にて―。
この他、もう一本別企画のロケを抱えていたのですが、こちらは悪天候&海が激濁りで釣りにならず来月にロケを延期しました。
よって帰りの予定を2日早めての帰還。
年末近しということでロケ以外の業務も重なる時期につき、ある意味では助かりました。
来週はメーカーさんのPV撮影と雑誌の原稿締切週間。
この忙しない感じは確実に年末が近づいている証。
気がつけば今年も残すところあと1ヶ月少し。
寒さが日に日に増していますが、皆さんも風邪など召されませんようどうぞご自愛ください。
2013年11月22日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
★プロズワンからのお知らせ★
11月21日(木)SALTWATER 2014年1月号(地球丸)が発売されました。
■連載
サカナサク、海の旅。~東日本太平洋沿岸の現在(いま)を歩く~
第8回 宮城県南三陸町~気仙沼
文・題字・画=佐藤文紀
■僕たちのメモリアルフィッシュ
佐藤文紀×イトウ
ぜひ、ご一読くださいませ。
2013年11月21日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD