釣り人抱く、夢の舞台。
痛快極まりないやり取りを経て、水面へと浮上する巨体。
釣りの対象魚として魅力尽きない魚のひとつである「ソイ」。
ロックフィッシャーの多くが果てしなき憧れを抱き、挑み、そして己の手に夢の魚を抱いた瞬間のなんともいえない笑顔。
大物と向き合う瞬間、船内に溢れる歓喜。
そういった時間を共有出来るのもまた釣りの魅力。
2日間に渡る私の綴りは前回までに書き留めましたが、とき同じくして船内では北海道・東北の熱きロックフィッシャー皆さんそれぞれにドラマがありました。
人の数だけ、「その人なりの釣り」が展開されているのです。
続く、ソイゲーム!
それではご紹介しましょう!!
初めての北海道、夢の舞台と語っていた三浦君に来たクロソイ54センチ。
巨大な口の奥に収まる、ホワイトグローカラーのダブルウェーブ3/8ozジグヘッドリグ。
勢いのある若者が真剣に挑むその舞台。
先に準じるサイズもまた堂々たる大物。クロソイ51センチ。
途中、一人だけホッケの群れにあたり、初めて見るホッケに歓喜を声をあげて連釣していました。
ホッケもロックフィッシュ界が誇る好ターゲット!
なにせホッケはアイナメの仲間ですから、ゲーム性は抜群です。
北海道での釣りが初めての渡辺君も最大54センチのクロソイをキャッチ。
船中一番乗りで叩き出した大物がいきなりのこのサイズですから、唖然……。
コツを掴んだその後は釣果をどんどん積み重ねていました!
テキサスリグでは良型のカワガレイ(ヌマガレイ)もキャッチ!
今釣行の唯一のフラットフィッシュを引き当てるあたりも凄い。
こちらのクロソイも堂々たるもの。51センチありました!
昨年も東北から同地を訪れている照山さんは強固なパターンを構築し、大物連発!
54センチを筆頭に、50オーバーのオンパレード。
その釣り方はとても勉強になるものでした。
下の写真の通り、スコーンリグをイメージしたフットボールラバージグ(3/4oz)+パルスワーム6インチの仕掛けでビッグワンをキャッチ。
スコーンリグといえば、バスフィッシングにおけるウィード攻略リグの一つとして数えられますが、通常大きめのシャッドテールワームをラバージグと組み合わせて使うところをカーリーテールワームであるパルスワーム6インチをセッティング。
ルアーを浮かせて横に泳がせる時、フットボールラバージグとテキサスリグのスイム曲線が異なることで、よりジグヘッド的なアプローチを展開。
素晴らしい技術に勉強させていただきました!
ご当地の最新情報に詳しい仙北さん。
ご一緒する度に「ソイ爆釣」に恵まれます!
ヤリイカをはじめとするツツイカ系エギングのエキスパート・中川さん。
今回の釣行時における最大魚55センチのクロソイをキャッチ!
55センチとなると、またひとまわり風格が違います。
大人数で釣りを同時に楽しむ場合、岸釣りだと沖堤のような広い一文字堤のような場所や広いサーフでないと釣り座の収容人数の面で難しくなりますが、ボート釣りであれば乗船定員内で皆が一緒の空間・雰囲気を楽しみつつ各々の釣りに取り組める点もメリットです。
おかげさまで有意義な時間を過ごすことが出来ました。
ご一緒させていただきました皆さん、ありがとうございました!
★北海道小樽市ボートロック船宿
■シェイク(吉野船長 )【受付番号080-5598-4819】
2014年6月15日 | カテゴリー:釣行記