トップでストライパー!!と10年目を迎える本
アメリカ在住の日本人アングラー・ケンさんから釣果情報が寄せられました。
この日は湖にストライプドバス(ストライパー)狙いに。
ストライパーはアメリカに生息するスズキの仲間で、元々は海にいる魚ですが淡水順応力が高いスポーツフィッシング対象魚として知られています。
私の中ではニューヨークなどの東海岸に多い魚というイメージが強かったのですが、今では西海岸でも狙えるようです。
まずはご覧のようにストライパーに有効なトップウォータープラグをセレクトされたそうです!
ペンシルベイト、ポッパー、スイッシャーが並びます。
と、そこにストライパーのボイルが!!
少しでも遠投したほうが有利ということでシューティンウェイSWC-802EXH“スキップラン”でキャスト!キャスト!キャスト!
釣果はご覧の通り。スキップランでストライパーをグイグイ引き寄せてのランディング。
この日は40~50センチの群れにあったようで、トップウォーター炸裂の楽しい1日を堪能されたご様子。
「次はキングサーモン釣行です♪」とのこと。
海も、川も、湖も。
カリフォルニアのフィールドを熟知するケンさんはとにかく、一年を通じて釣って、釣って、釣りまくる凄い方なのです。
そして時は、日本。
かくゆう私は10月に発売される「ロックフィッシュ地獄10」原稿作業の真っ最中。
えぇ、毎度ながら締め切りがじわじわと迫りくる現状なのであります…。
ロックフィッシュ地獄といえば、年に一度発行のロックフィッシュアングラーのバイブルとなっている大人気誌ですが、今年でなんと10号!
「10周年」という、その記念すべきスペシャルな号を飾るのは、もう一つの“夢釣行”。
そうなのです!
なんと、あのカリフォルニアドリーム!「BS日テレ・夢釣行」のその続きこそが、今回の誌面。
番組劇中ではメキシコとの国境の街・サンディエゴで「バードサンドバス」、「スポッテッドサンドバス」という“2大サンドバス”の制覇を達成したカリフォルニアロック釣行。
その次なる舞台が今回のロックフィッシュ地獄10であり、その見どころとなっています。
場所は、ロサンゼルス。
8ftのベイトタックルと「ロングスピン釣法」用に10ftのスピニングロッドの2本態勢で挑みます。
ジャイアントケルプが「これでもか!」といわんばかりに生い茂る磯がフィナーレ。
14年間の憧れ、あのモンスターロックとの超本気のガチ・バトルがついに実現。
サボテンの大地を抜けて到着した磯場。
この海の遥か向こうに日本がある。同じ太平洋の海でも見る場所が変わることの不思議さ。
6インチワームの1ozテキサスをブン投げてのウィード巻き巻き釣法!!
5/0太軸オフセットフックを叩きこむ、必殺“鬼アワセ”もまた炸裂!!!
ぶち曲がるスキップラン!!!!
獲れるか、獲れないかの境界線は確かにここに存在した。
ケルプジャングルから出現した怒涛の大物に興奮は最高潮へ!
感動で身体が震える興奮。
「いつか絶対、釣ってやる!」と思っていたその魚は自分が今、その大きな口を確かに掴んでいる。
勝負はついた。
これで、終わったよ。
14年もかかったけど。
いや、14年でその夢を掴んだのか。
どっちでもいい。
世の中、興奮で理性がブッ飛ぶ釣りがあったっていい。
それがロックフィッシュゲームの1角でもあろう。
俺はこんな釣りを外国でもしてみたかったんだ。
それが、私にとってのカリフォルニアドリーム!最後の目標でした。
今回は、そんなストーリーとなっています。
ロックフィッシュアングラーを夢にいざなう、「ロックフィッシュ地獄」海外特別編。
今しばし、お待ちください。
ということで……
「ブログを綴る時間があるのなら、早く原稿を進めて下さい!」と編集部からお察しがあると大変ですので…それでは引き続き、原稿作業に戻ります。
2014年9月8日 | カテゴリー:その他