大雨被害大丈夫だったでしょうか。
東日本大震災から3年半を迎えた本日は、それを思い出すかのごとくの光景に見舞われた朝を迎えました。
短期集中豪雨。
雷を伴う、尋常ではない雨。
避難勧告や避難指示が出るほどの、とてつもない量の大雨でした。
いたる所が水に浸った街。
まるで津波が襲来した後に呆然と見ていた光景を瞬時に思い出させるものでした。
あの時に見た辛い光景は誰だって意図して思い出したくないものですが、目の前にある現状はまさにそれを彷彿とさせる光景が再び震災被災地の一部でも広がったのです。
上空をひっきりなしに飛ぶ、ヘリコプターの音。
地上を行き交うたびに波立つ水面は私の膝の位置までもありました。
道路を歩くのにも、まるで水の中をウェーディングしているかのごとく掛かってくる水圧。
それからは排水作業に追われました。
夜間に集中的に降り続いた大雨によって冠水・浸水被害が多発した宮城県石巻市近郊ですが、時を同じく北海道の道南や道央、そして大阪でも同様の短期集中豪雨による影響で混乱の一日となった今日。
先程の夕刻には同県仙台市の一部でも集中する大雨により同様の事態が起きているようです。
本当に複雑な想いが交錯します。
昨年もあまり天気には恵まれない印象の一年を過ごしましたが、今年は更に悪天候の日が多い気がしてなりません。
この夏だって、夏らしい夏でもなかったし、第一に晴れの日が少ないですよね。
曇天、雨天の日が多い。
過日の広島県での土砂災害もそうですし、各地でこういった自然災害が多発している状況を知れば知るほど、年々身近な環境そのものが変化してきているのを痛感するに至ります。
今までとは、ちょっと時代が違ってきている。
いつ、どこで、何が起こるか、予測を超えた天災がある日突然として平気で起こる時代になってしまった現代。
天災でこれ以上、人が亡くなったり怪我をするのを見たり、知ったりするのは心情的に辛いです。
3年前半前に未曾有の大震災を経験し、今も被災地に残っているからこそ、自分は余計にそう想うのだと思います。
身の安全第一。
皆さんも天候には常に気を配りつつ、安全な暮らしの毎日が過ごせますようどうかくれぐれもご注意ください。
2014年9月11日 | カテゴリー:その他