ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

パワーベイト/カスミクロー3”にロックフィッシュ向けカラー追加

アメリカザリガニをモチーフにしたバスフィッシング用ソルトルアー、バークレイ「パワーベイト/カスミクロー」の3インチモデルにこの秋、ロックフィッシュ向けのカラー3色が期間限定で追加発売になります。

①

パワーベイトSW(ソルトウォーター)カスミクロー3”です!

 

カラーは「CGBFO」

②

 

「カモ」

③

 

「チェリーキャンディーシード」

④

以上3色で、9月末にリリースが予定されています。

海にアメリカザリガニはいないので、海の生き物で言うなればこの形状は基本的には「カニ」がモチーフのワームになります。

3インチと2.8インチから構成されるカスミクロー・シリーズは北の方ではアイナメ狙いに、西の方ではキジハタ狙いのロックフィッシュアングラーに使われてるワームで、とりわけ瀬戸内海ではショアからのキジハタゲームで直リグとの組み合わせで人気あるワームです。

サイズの割にボリュームがあり、ハサミ(爪)の部分がとても分厚いことと、ボディーの厚みと素材がややハードということもあり、ナローゲイプのオフセットフックだとワームがズレる隙間が狭く足りないことでアタリがあっても乗せづらいことがある(不意のスッポ抜けが多い)ので、直リグやテキサスリグでの使用の際には十分なワームのズレ幅があるようにワイドゲイプのオフセットフックが扱いやすいワームです。

それと、気持ち強めに合わせた方が素材的にフッキングでの貫通力が増します!

参考までに私の場合には使用するラインがフロロカーボンラインであればカルティバ/岩礁カウンターロック2/0を、PEライン使用時にはカルティバ/ツイストロック3/0~4/0をセレクトしてこのワームに対応しています。

ワームサイズに対して、フックサイズを大きめにして「バイト数に対するフックアップ成功率を高める」ためのセレクトです。

どんなワームでもそうですが、大きさや幅、厚みなどワーム本体に対しての針の大きさと針を打ち抜くポイントはフッキング率が大きく左右するので、よくよく吟味したいところです。

こちらのパワーベイトSW(ソルトウォーター)カスミクロー3”は「今回限りになります!」(バークレイ談)とのことで、各色2000パック限定での生産品。

現在はハタゲーム最盛期の盛夏。

秋まで続くキジハタシーズンと、キジハタシーズンが終わりを告げる晩秋から今度は本格化していく冬のアイナメシーズンに向けての紹介でした。

 

⑤

それと、この角度で見るとイセエビにも見えるような…。

となれば、この“チェリーキャンディーシード”カラーはイセエビの幼体やセミエビ(ウチワエビ)の幼体も好んで捕食するアカハタにもマッチしそうです。

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大変美しい色彩と表情を持つアカハタは大の“甲殻類イーター”。

キジハタ・オオモンハタ以上に小魚よりも甲殻類、特にエビをすき好んで捕食しているロックフィッシュ。

この歯を有しています。

⑦

ご入り用の方はぜひこの機会にお試しくださいね!