今回のBS日テレ「夢釣行~一魚一会の旅~」は釣り原風景!
アクアリスト(熱帯魚飼育愛好家)にはお馴染みのホーリー?タライロン?
いえいえ! ニッポンの「マハゼ」でございます。
ハゼと言えば、当若男女誰からも愛される身近な釣りターゲットとしてもお馴染みの魚ですよね。
さて!
今週末、19日(土)夕方5時からBS日テレ「夢釣行~一魚一会の旅~」の最新回が放送されます。
この番組、同局の枠では「紀行・ドキュメンタリー」に属する番組なので、最初から最後までずっと魚釣りのシーンばかりではありませんが、それでもいつもはロックフィッシュの中でも特定の対象魚に絞って、その目指すターゲットを追い求める過程を小生は担させていただいておりますが、今回は少し違う「エピソードゼロ」的なものがコンセプト。
皆さんが釣りをはじめたキッカケは何でしたか?
それはいつの頃でしたでしょうか?
そのとき、誰から釣りの手ほどきを受けましたか?
そんな釣り人の原風景を私・佐藤に当てはめた場合が、「ロックフィッシャーの釣り原風景」という番組タイトルコールになっています。
今年は一連の東日本大震災の被災地の釣りにもスポットを当てて展開した同番組。
6月の放送回では岩手県大船渡でのマダラのライトジギング編が放送されました。
http://ownertv.jp/detail/?id=223(←2015年6月放送分に飛びます!)
そして今回は、同じく被害が甚大だった宮城県石巻が舞台。
この街は大津波に伴う全国最多の犠牲者を出したことも各報道を通して、皆さんご周知のことかと存じます。
来年で5年目となる歳月を迎えますが、深い、深い、悲しみに包まれたこの街は今も復興の途中にあります。
ですが、この街を流れる川とその近郊の海こそが私が釣りを覚えた場所でもあるのです。
全国の皆さんがたくさん観られているわけですので、「魚釣り」に興味のある方のみならず、釣りをしない方にとっても、あの被災地で魚釣りが出来るようにまでになったのか?とか、ご当地ではどんな魚が釣れるのか?、どういった釣りが楽しめるものなのか?という実際のフィールドシーンも勿論ですが、今の自分を育ててくれたこの場所で、昔からやってきた釣りを“原風景”としてご紹介するのが今編の番組趣旨でありました。
その一環として、投げ釣りとルアー釣り、両方に取り組みました。
私がエサ釣りをしているのは媒体上では珍しく映る、という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、元々は堤防の探り釣りや投げ釣り、磯釣り(フカセ釣り)、船釣りもルアー釣りと並行して同じく好きで取り組んでいたのですがその後、エサ釣りからルアー釣りの方に専門ジャンルを絞っただけなので、行ける回数は減りはしたものの、今もエサ釣りもプライベートでは楽しんでいます。
私よりも若い世代の方々には想像もつかないかもしれませんが、私が釣りをはじめた時代は今とは違って、まだそんなにもルアー釣りという文化が根付いている時代ではありませんでしたし、私自身、元がエサ釣りから入門した釣り人につき、今でも「釣りの基本」といいますか、根底にあるのはエサ釣り時代に覚えた『基礎』がその大きな土台になっています。
それはルアー釣りメインでやっている今でも、子供の頃からの長い経験として学んだ基礎があるからこそ成り立っている、自身の釣りを構成する【核】の部分です。
そんな過去の記憶に触れる旅もまた今回の夢釣行となっています。
実際に釣りを楽しまれている方々にとっては、エサ釣り派の方にも、ルアー釣り派の方にもどちらにも楽しんでいただける内容かと思われます。
あとは!
今年も残すところ2週間少しに迫り、お正月も近いことですので、釣りに伴うご当地の伝統の食文化面も一緒にお伝えできたらなぁ~とも思っております。
総集編を抜かせば、2015年は最後となる今回の放送。
12月19日(土)夕方5時~。
BS日テレ「夢釣行~一魚一会の旅~」
ロックフィッシャーの原風景 宮城の海~祖父に学んだ釣りでハゼ・根魚と遊ぶ~
お時間の合う方、よろしければお楽しみいただければ幸いです。
12/18(金)追記:
テレビ局からの街角インタビューを受けるロボキャラの「ロボコン」さん。
今回は特撮番組ではなく、“紀行番組”につき少々緊張気味のようですが、その明朗な受け答えは「満点」のご様子で(笑)。
こんな愉快なキャラクターも番組内に登場するかもしれません。
(かの仮面ライダーさんもちょっとだけ登場するかも!?)
放送は明日!
BS日テレ「夢釣行」。
釣りファンのみならず、漫画ファン・特撮ファンの方もぜひ。
2015年12月16日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD