ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

迫る禁漁期。リバーでウォークを満喫しよう!の今週です。

①

本州ではあと数日を持って渓流釣りが禁漁期間に入りますね。

 

②

禁漁期間は、イワナも、ヤマメも、アマゴも、産卵期の魚を釣りあげてしまうことでそこの生態系へかかる環境負担を懸念し、その期間だけは釣り人を封じることで、元々キャパシティーの少ない釣り場・生息できる数に限りのある「渓流」というフィールドで暮らすトラウト達への負荷を減らす役割を担う期間として設定されているものです。

 

今年は8月のお盆過ぎ以降は不安定な天候が続いておりますが、今週はいよいよ迫った2016年の渓流ラストウィーク。

北海道を除く、全国各地の渓流釣りは原則・今週30日(金)まででお終いです。

 

安全第一のもと、釣りに行ける方は存分に絶景ならぬ“絶渓”を楽しんでください。

それにウェーダーをはいて、川の中を歩いているだけでも楽しいですよね~。

③

でも、もしも…こんな貴重なシーンに遭遇することが出来たならー。

その時はどうか、魚を驚かさずに…そっと静かに見守ってあげてくださいね~。

 

こちらの魚はサケではなく、サクラマスです。(2尾のサクラマスの周りに群れているのはヤマメです。)

サクラマスはサケよりも遥か森の奥まで遡上していく魚です。

 

なので、山の奥・森の奥という人の気配が少ない「渓流」というフィールドまで足を運ばなければ、サクラマス達の命の最終章にはまずお目にかかれない、希少な光景でもあったりします。

④

先日、新出版された川本「RIVER-WALK」が大好評の、㈱リバーウォークさんの公式ブログでなんと!ご紹介いただきました~。

トラウトファンにはたまらない濃厚な一冊。

http://river-walk.co.jp/?p=1274

ありがとうございます~。

 

 

皆さんもどうか良い渓流ウィークを!