凄いっ! 西伊豆でチャイロマルハタ!!
今日は、凄いロックフィッシュのお話です。
静岡県伊豆半島西伊豆の「ふじなみ丸」若船長・藤井伸一郎船長(愛称:伸さん)からお寄せいただきました昨日の釣果情報です。
「今日(9/27)は、ボートロックで出船しました。
オオモンハタ狙いをメインに、オオモンハタは船中8尾。他にアカハタ、座布団級のヒラメ、マゴチ、カサゴ、ショゴ(カンパチの若魚)が釣れました。
そして、こちらのチャイロマルハタも出ました!
チャイロマルハタが釣れた水深は15m、魚の重さは2.5キロ位です。
ジグヘッドリグのスイミングで釣れました。
僕も初めて見ましたが、かなり珍しいかと思います。」
なんと! 西伊豆でチャイロマルハタが!!
このハタは小型はシャローでミノーでも釣れたり、大型は深場でジギングで揚がったりするハタとしてその名が知られるものですが、いずれにしてももう少し南方系のイメージが強かったのですが調べれば2014年1月の情報で千葉県でも近種のヤイトハタ(それもなんと80cmという情報!)が定置網で捕獲されている例もありますし、それを考えれば静岡県伊豆半島でチャイロマルハタが揚がっても(しかも今回のように沿岸の浅場釣りで釣りあげられても)近年ではその可能性もなくはないわけです。
実際にこうして昨日、こんな凄いのが釣りあげられたわけですし、現在はハタの勢力図が急激に変わりつつある激動の時代を迎えています。
アカハタといい、オオモンハタといい、それにしても凄いです、秋の伊豆半島のポテンシャル。
やはり釣り方はジグヘッドのスイミングなんですね~。
テキサスリグのボトムネチネチ釣りではこういう遊泳タイプの大きなハタはなかなか喰ってはこないのでしょう。
写真をよくご覧いただきたいのですが、魚としての輪郭はハタはソイに類似しているようにも見えますが、仮に各ヒレを取り除いた状態を想像してご覧いただくと身体の輪郭はソイよりも遥かに細長い体型をしているのが、この写真からもお分かりいただけると思います。
あとはソイよりもハタは総じて厚みがなく薄い(偏平気味)のも泳ぎ回るのに適した進化の形だとも見受けられます。
それゆえに同寸であればハタよりもソイの方が厚みがある分、重さは効くのですが、40cm前半のキジハタでもその重さは900g~1100gくらいが大半で大きさの割りにそんなに重さが乗らないのもハタの特徴だったりするのですが(それでも、めちゃくちゃ引きますが)、先日私が釣ったキジハタの50cmくらいでもその重さは1700gほどしかありませんのでしたので、今回のこのチャイロマルハタの2.5kg(2500g)の引きともなれば、どんなに凄い引きだったか…容易に想像が掻き立てられます……。
ハタもアイナメやカサゴ、メバル、ソイ、カジカ同様の根魚の括りではありますが、これらと決定的に異なる習性としては「泳ぎまわるタイプの種類が多い根魚グループ」なので、ジグヘッドリグでのスイミングでのヒットということからも積極的にルアーを追う習性がそこから垣間見れるものですよね。
要は、小魚食のフィッシュイーターであるということです。
オオモンハタも船中8尾も出た!!とのことですし、絶好調ですね~伊豆半島。
首都圏からも多くの釣り人が訪れる静岡県伊豆半島。
関東近郊でこんなビッグロックゲームが楽しめる現在。
皆さんも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
このチャイロマルハタの揚がった伊豆半島ボートロックに対応してくれる遊漁船「ふじなみ丸」さんはこちらです。
★静岡県伊豆半島ボートロック船宿<安良里地区>
ふじなみ丸・若船長の伸さんはご当地ボートロックを開拓された功労者です。
親切で優しい、凄腕のロックフィッシュアングラーでもあるので、ハタやカサゴ狙いのロックフィッシュゲームのノウハウをいろいろ教えて下さいます!
今日は静岡県からのチャイロマルハタの釣果情報でした。
お釣りになりましたアングラーの方、素晴らしい釣果、大変おめでとうございました!!
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2016年9月28日 | カテゴリー:その他