終わり良ければすべて良し!な年末、釣り納めへGo!!
今年の“釣り納め”を楽しんできました。
50UPのアイナメは1ozテキサスで。
クランクシンカーSP 1ozにパワーベイトSWパワーホッグ4”。
ロッドはロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”です。
新しく登場する「ヘビーライト」という機種はフロロカーボンラインとの相性抜群のシューティンウェイSWC-722EXH“ブラインドサイト”と使い分ける、PEライン用ベイトロッドとしても出番多し。
もちろん、ヘビーライトにフロロラインの組み合わせもOKなのですが、PEラインの性能をフルに引き出すブランク組成なのでベイトタックルもフロロ用タックルとPE用タックルの二刀流で釣り場に持ち込むと快適です。
魚のアタリに追従する竿なので、アタリを弾かないのがいいですね。スイミングバイト多いハタ釣りやアイナメ釣りでも続出するショートバイトもグングン乗せていけます。 又、クロソイやベッコウゾイのフォーリング中の吸い込みバイトなどのやや分かりづらいアタリの出方も間合いを取り易く、一呼吸おいてからしっかり分厚い顎を貫通させる性能にも磨きがかかっています。掛けた後も魚を不用意に暴れさせにくく結果、バラシが少ないのでキャット率も高し。
リールはエクスセンスDC、ラインはマルティア2号、リーダーはグランドマックスFX5号、フックはカウンターロック2/0。
「赤ホッグ4インチの1ozテキサス」は私の中では、この10数年、アイナメ釣りの王道(最近は魚がスレてなかなかこのワームに喰ってくる魚は減ってきてしまいましたが。これも時代の流れでしょうか)。
ルアーは適材適所の他にも、極論すれば最後は“使い手の好み”という選択肢もあります。
あとは、それを使いこなせるかどうか。
仮にその場その場で求められる本来の望ましいルアーローテーションを無視したとして、もし好みだけで押し通せるのであれば、私的にはアイナメはやっぱりこの組み合わせで釣りたい!のが本当のところ。
パワーホッグ4インチに関しては、赤とチェリーシード、CGBFO、パンプキンシード、黒の5カラーあれば、アイナメに関してはこれだけで私本意の釣りであればやり切れるほど自信あるルアーです。
あとはアフタースポーン時期は冬の厳寒期ということもあり水中のプランクトン濃度もさがり水質も澄んでくることから水に馴染むウォーターメロン系カラーの効果も高くなり、特にアイナメの産卵後のシーズンの道内では特にその強さが際立ちます。
なので、上記5色に1色プラスして持ち歩くとしたらウォーターメロンシードぐらいでしょうか。
パワーベイト素材のパワーホッグ4”に関してはルアーに迷いがない分、自分が使う色も基本的には5つまでに絞れます。
まだ産卵をはじめていない魚体のきれいなプリスポーンの45cmも大きさ以上のナイスファイト!
重々しいファイトが気持ち良く、油断すると根に潜られそう!と、こちらも本気で応戦します。
クランクシンカーSP 1ozにパワーベイトSWパワーバルキーホッグ3”。
バルキー3はパワーホッグ4インチよりは存在やや弱めながら、こちらもMy王道的な組み合わせでの理想的な魚の引き当て方が出来ました。
ロッドはシューティンウェイSWC-722EXH“ブラインドサイト”です。
リールはメタ二ウムMGL XG、ラインはR18フロロリミテッド20lb、フックはマルチオフセット2/0。
いずれの魚も役立った偏向グラスはZEAL OPTICSのENZO。レンズはTALEXのラスターオレンジで、ブラインドサイトすることにより上記の釣果に行き着いています。
2016年の釣りもこれにて完結。
川と海と、魚と、人に、感謝感謝です。
ロングベイトの特集は、12月21日(水)発売の雑誌「ソルトウォーター2017年2月号の特別企画・考えるロックフィッシュゲーム“ロングベイトの出しどころ。”」をぜひご覧になってくださいね。
ロングベイトの「出しどころ」をフィーチャーした回が今回の特集です。
年内…もう1回くらい釣りに行くことが出来ればそれは個人的には本望ですが、この先のスケジュールを考えるとほぼほぼ無理のようです。
ご一緒できなかった皆さんはどうもすみません…。
今週はいよいよロックトランジットベイトモデル・ロングベイトキャスター92(RTC-922EXH)とヘビーライト(RTC-702H)の量産品が完成するのですが、その後、ただちに検品作業に工程が進みます。
製造の場、その工程工程でその領域を専門とする竿職人の手を経て組み付けされたきた釣り竿は、最後は私の手で1本ずつ検品と梱包をおこない出荷へと進みます。
保証書をビニールに入れるのや、竿を竿袋におさめたり、竿袋にボールチェーンとタグを取り付けたり、竿袋に入った釣り竿(この状態が製品となります。)に輸送中に汚れたりしないように更に竿袋の上からビニール袋をかぶせたりするところも私の役目です。
「え~っ、そこまで佐藤さんがやる必要ないじゃないですか。他に任せた方がいいですよ。」とも言われることもあるのですが、いえ、そこまでが私の仕事なんです。
この5年間もずっとそうしてきました。
更に言うと、釣り竿用ダンボールに釣り竿をおさめてダンボールの端をガムテープで貼り付けるところまでも私の仕事で、ここまで自分でやらないと心配なんです(笑)。
O型なのですが、A型に間違えられることが多いです。
よって、几帳面といえば几帳面であり、心配性といえば単に心配性なだけです(笑)。
釣り竿1本ずつやるから多大な時間、気力と体力をつかうわけですが、そこは自分の責任の範囲でありますので抜かりなく最後の最後まで人任せしないで目を光らせる必要があると、シューティンウェイより続くこと、今も心して作業に勤しんでいます。
ロックトランジットは言うなれば、今の時代のシューティンウェイ。
価格だけで見ればシューティンウェイの弟分という捉え方も可能なわけですが、シューティンウェイに恥じることなくそこに流れる息吹はまさに同等のクォリティーを保つところを常に目指しています。
お手持ちのロングスピンキャスター90シリーズ(オリジナル版も、グランドリミテッド版も)をぜひご覧になってみてください。
Rock Transitというシルクスクリーンロゴの下にSHOOTIN’WAY Concept.と記されてはいませんか?
そうなのです。
そこに刻まれたSHOOTIN’WAY Conceptの由来は伊達ではありません。
時代は変わっても【根魚釣りに本気】という変わらぬ真摯な姿勢、ロックフィッシュゲームに夢を見出し、情熱を捧げる愛好家の皆さんに届けたいのは安心の品質と良い製品(作品)です。
それでステキな“自分時間”を楽しんでいただきたい、という想いに尽きます。
ひとたびロッドを曲げるほどに素材本来の持ち味をじっくり堪能していただける、こだわりの完成度。
目指しているのは、根魚竿としてのまっすぐさ。
そんな素朴な考えに基づいて、1本ずつお造りしています。
ですので、このシリーズの立ち上げはシューティンウェイの廉価版を目指しているものではなく先代が完成した2010年(発売は2011年~)からこの6年間という時の流れで刻々と変化してきた現在と今後を見据えて当時のシューティンウェイでは出来なかったことをロックトランジットが実現するものであり、兄弟であると同時に一心でもあるものとして世に送り出しています。
ぜひ素材の持ち味と職人たちの手業、プロズワンならではの味付けを野生で対等する魚の息吹を通して感じてもらえたら幸いです。
今年も残すところあと2週間足らずとなりました。
新しい年の仕事はじめ早々から出荷してお待ちいただいている皆さんの元へお届けしたく、これからが最後の大詰め。
無事に送り出すまでには毎度毎度心配尽きませんが、ここが最後の踏ん張りどころ。
自分は別に31日~正月休暇中はぶっ倒れていてもいいので、30日までは気合を入れてしっかりと乗り切ることが第一。
時を同じくして、今週は2017年度新製品展示会が開催されます。
小社も出展させていただきます。
ご来場いただける皆様、どうぞよろしくお願い致します。
お会いできますこと、楽しみにお待ちしております。
~~~★プロズワンからのお知らせ★~~~
通信販売品のご案内
■ロッド:ロックフィッシュロッド
通信販売限定! 4軸カーボン搭載のファクトリーチューンドモデルスピニングロッド「ロックトランジットRTS-902MH GRAND LIMITED」
ご購入方法はこちら
http://www.pros-one.com/rocktransit.html
■ルアー:メタルジグ
通信販売限定! ただ巻きジグ「ブルーオリオン」通販限定ヒラメスペシャルカラー!
♯13 ヒラメゴールド
♯14 ヒラメピンクキャンディー
ご購入方法はこちら
http://www.pros-one.com/blue_orion.html
2016年12月18日 | カテゴリー:釣行記