次のロケに備えてラインの巻き替えなどもしています。
PEラインはいつも使い慣れている「1号」を基準に、スピニングは0.8号、1.2号、1.5号までを替えスプールを用意したり、他の機種も同時に持ち込み、何号のラインを使うかは釣り場をみてから判断しています。
激スレ・メジャーポイントなんかですと50mより手前ではアタリが皆無ってことも最近の場荒れした釣り場では多いのでそうなりますと飛距離優先になってくるので更に、0.6号や0.7号も選択肢に入ります。
ですが、ロックフィッシュゲームに関しては規格外の魚を狙う釣りではない限り、一般的に釣れる魚の大きさというのは通常30cm~60cm台とその相場がおおよそ決まっているので、本来であれば“根の荒さの程度”でラインの号数を決めています。
あとは70mの飛距離でいいのか、100mの飛距離がほしいのか、でも判断します。
ベイトキャスティングリール以上に、糸の太さが飛距離と操作性に直結するスピニングリールに巻くPEラインでは、「号数」の選択にはとても気をつかう部分です。
話題のPE X8、使いやすくていいですよね。
強度十分な高級素材「グランドマックスPE」が採用されている8ブレイドのマーキングPE糸で、色落ちもしにくく長持ち。
X8はライトタックルフラッシュⅢの後継ラインで、ライトタックルフラッシュⅢよりも糸の張りが強いライン。だからちょっと硬く感じると思います。
シーガーのPEラインの場合には、採用されている原糸が「シーガーグランドマックスPE」か「シーガーリミテッドPE」かの違いによってラインの特性も変わってきます。
伸び率が極めて少ないのがシーガーグランドマックスPEで、糸の表面は少しザラつきがある。(糸の張りは強い)
シーガーリミテッドPEの方が少しだけ伸び率があるけど、表面加工がしなやかだから飛距離はこちらの方が出る。(糸の張りは弱い)
簡単に説明すると2種の原糸はこのような感じになっていますが、最後は慣れの部分でも感じ方(フィーリング)は変わってきます。
PE X8、よろしければぜひお試しください。
それでは!
準備が整い次第、次のロケに行ってきます。
2017年6月25日 |
カテゴリー:製品情報
早いもので、6月も末が近くなりました。
アイナメ、ソイのみならず、ハタも好期ですね。
スズキ目の根魚であるハタの引きはアイナメ・ソイ以上なのでファイトも一味違いますが、釣り方のレパートリーの多彩さやヒットしてくるレンジの違いもまた大きな魅力となっています。
各種のハタをきちんと理解して釣るには、ベイトタックルだけでは装備不足となることも多く、スピニングタックルも必要不可欠です。シーバス釣りで考えたらその典型ですよね。
シーンによってはロングスピン釣法に代表されるスピニングタックルの方がベイトタックル以上に効果を発揮しゲームの主力となる場合もあります。そんなハタの釣りの盛り上がりをキッカケにスピニングリールでのロックフィッシュゲーム、PEラインでのロックフィッシュゲームはこれから一層の進化が待たれることでしょう。
衣食住の生活様式・スタイルも現代社会では日々変化しているようにロックフィッシュゲームも時代はどんどん流れて刻々と変わっているのです。
10年前とか、20年前とかのロックフィッシュゲームの釣りとはあきらかに違ってきている。
そんな未来を見据えて、もう何年も前からロングスピン構想をやっているのもそのためなんです。
ハタを釣るうえで分かりやすく簡単に述べるならば、「スズキ(シーバス)の性質を持った根魚」と思っていただければ、その引き味や戦術が想像しやすいかと思います。
オオモンハタはその典型で、キジハタもそういう一面を強く持っているハタです。
又、北海道や東北に人口の多いソイ釣りアングラーの方にハタという魚を簡単に理解してもらえるように説明するならば、“ソイを更に凶暴かつアグレッシブにしたのがハタだ”といえば最も簡単な言い回しかもしれません。
色彩はともかくソイとハタは見た目もどこか似ていますよね。この系統の魚のシルエットが好きな人は多いのではないでしょうか。色もきれいだし、見た目にもかっこいい魚ですよね。
そんなハタの釣りが大特集されている雑誌、「ソルトウォーター2017年8月号」が一昨日6月21日(水)より発売になっていますのでぜひご覧になってみてください。
アイナメアングラーの方も、ソイアングラーの方も、同じロックフィッシュゲームの世界の片面が「今、どうなっているか!?」ということを知る意味でも、とても意義ある内容です。
地域別に見た場合、東北以北ではフィールドでハタに触れる機会はそう多くないため、「ハタを釣ったこともないし、見たこともない」というロックフィッシュアングラーも高緯度地域では大勢いらっしゃいます。
ですが、同じジャンルに属する魚ですので興味はおありかと思います。
仮に今後もハタは釣る予定がないという場合であっても、自分たちの知らない範囲にも確かに存在しているロックフィッシュゲームの世界を、まずはこの号を手始めにぜひその世界観に触れてみてほしいんです。
ハタ釣りも、アイナメ釣り、ソイ釣りからフィードバックできた部分もあるし、ハタはハタで独自の釣り方が開花した部分もあるように、ハタ釣りから学ぶアイナメ釣り・ソイ釣りも今後の展開が拓けて行く可能性があります。
仮に釣っている魚が違えど、認識を全国で共有できることがロックフィッシュゲーム全体の未来へと繋がっていく気がするのです。
そんなロックフィッシュゲームの世界観だけでも北海道から沖縄まで日本中で一定の共通認識で繋がりを持てて、やがて海を越えて世界の舞台へも視野を広げていければ凄いですよね。
GTやカジキ、ターポンにキングサーモンを釣りに海外に釣り場を見出す日本人は数多いけれど、自分のように「根魚を狙いに外国にまで行く」って人は…今はまだ日本ではもしかすると自分ひとりだけだったりするのかもしれないし、いても極めて極々少数派だとは思うんです、現状ではー。
それでも!
取材でコディアックをやったり、ロサンゼルスをやったり、サンディエゴをやったり取り組んでいる新しい挑戦も自分の頭の中に常にあり続けるそんな「ロックフィッシュゲームの未来像」を一人でも多くの人に根魚を好きになってもらえたらうれしいな、ということと、釣果以上にそのリアルさをきちんとお伝えしたいという明確な意義を持っているからであり、お互いの違いを認め合いつつ親和を図れた「もう少し進んだ世界でのロックフィッシュゲーム」になることをいつも夢見て、日頃の釣りを切磋琢磨し日々クリエイトしています。
根魚一尾、夢一生。
リスク以上に、根本的にこの釣りが楽しいから、好きだから体力も気力も投資してまで取り組んでいられる、というわけです。
“乗り継ぎ”を意味する単語トランジットを配したロックフィッシュロッド、【ロックトランジット】へ込めた言葉の想いもそこに起点があるものなのです。
あとはこちらも!
ジャンルの違いはあっても、目指している世界観が共感できるからこそ出来た異彩を放つ驚愕のコラボレーション。
独走する美学の追求・でかバスを追い続けるメーカーと、一尾の美しい魚との感動の出会いを追求するメーカーのクロスオーバー。
この意義は大変大きなものである、と思っています。
バスアングラーも、ロックフィッシュアングラーも、お互いのファン層にとっていい刺激となってくれたら、デプスさんもプロズワンも共にうれしいなと思っております。
いち個人としても、しびれるコラボにわくわくしています。
ご存知、奥村さんにも感謝です。
それでは、ソルトウォーター2017年8月号を引き続きどうぞお楽しみください☆
2017年6月23日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
今月号の雑誌「ソルトウォーター」での見所のひとつ。
デプス×プロズワンのコラボレーション!
ロックフィッシュワームプロジェクトです。
こちらが先に述べていた「DPC」です。
デプス「D」×プロズワン「P」のコラボレーション「C」。
おおがかりなプロジェクトですが、デプスさんもプロズワンも皆さんに喜んでいただけたら、という熱い思い一心です。
“でかバス”連発の名品ワームを輩出するデプス社の技術力に、プロズワンが有するロックフィッシュのノウハウを融合させた作品です。
心に残る素晴らしい根魚と出会ってほしいです。
なにぶん昨日発売されたばかりの雑誌での公開ですので、まだご覧になっていない方も多いかと思い、詳細はまだここでは伏せさせていただいております。
まずは、雑誌をご覧くださいませ!
コラボレーションワーム、発売は9月中旬頃~を予定しています。
北海道のアブラコシーズンに間に合わせたいということと、そしてハタのシーズン中に間に合わせたいという2要素から協議に協議を重ねて割り出した発売時期です。
考えただけでも、わくわくしませんか?
皆さんのこの秋冬の釣りが一層楽しくなるといいですね。
楽しみを提供するのが私たち作り手の役目。
そう思うと、引き続き頑張れます。
それまで楽しみにお待ちくださいね!
あとは、「復活のS様」をなんとかせねば……。
2017年6月22日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
★プロズワンからのお知らせ★
6月21日(水)、雑誌「SALT WATER 2017年 8月号」(地球丸)が発売されました。
■特集 進化しつづける道具と釣法、この夏こそ釣りどきだ!!
ハタゲーム上達Q&A 100
●第一人者が考える「ロックフィッシュ」としてのハタゲーム解釈
文・佐藤文紀
●デプス×プロズワン 新たなるロック用ワーム、ここに公開!
ぜひ、ご覧くださいませ。
2017年6月21日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
明日6/21(水)発売の雑誌「ソルトウォーター」(地球丸)ではロックフィッシュハタゲーム特集です。
月刊誌で特集が組まれるほど、この釣りがメジャーになった証。
いち個人としても、携わる身としても、うれしい限りです。
今号では「考えるRFG(ロックフィッシュゲーム)」企画とのジョイントで、原稿を6ページ担当させていただきました。
原稿執筆は睡眠時間を削るので体力的にはややしんどい一面もありますが、文筆業も好きなので今回も楽しく作業させていただきました。
【キジハタ・アカハタ・オオモンハタ ハタゲーム入門Q&A】という入門向けの企画ながら、内容は“濃いめ”で書いております。
これから益々好期を迎える釣りです。
よかったらご覧になってみてくださいね。
それと、こちらも見どころになっています。
なんと!
なんと!なんと!!
こんな奇跡がっ!!
きたぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
奇跡のクロスオーバーコラボレーションが実現!!
詳しくは明日、6月21日(水)発売の「ソルトウォーター2017年8月号」(地球丸)にて。
どうぞお楽しみに!
2017年6月20日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD