寒の海にも向き合って。
好評いただいているワーム、来年度追加になる新色などもテスト中です。
ワームの色味って、色によって塗料が異なるのでその配合比率によって素材全体の硬さが変わり、その硬さによって動きのピッチにも差が出てしまうのでシリーズとしての「トータルバランスを調和」させることがフィールド作業における私の最大の役割。
試作品の取り扱いとその見極めはとても難しいもので、釣る側ではない「作る側」は、そういう観点で見ますし、そうでないとなりません。
微妙なところを“つく”のは、長い積み重ねの経験がないと出来ないことなので、実はとても難しい作業であり判断なのです。
常時たくさんのアイテムの検証・フィールドテストをしていて、どれも識別番号で表示しているのですがそれでも数が多いと混乱しそうになるのですが、こんな地道かつ地味な作業が最終的には製品に息づいています。
ほぉーんと、とっても地味なんです。
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このアイナメは表情がとてもよかったので、思わずシャッターをパシャリと。
魚の活きの良さは目に一番にあらわれます、ね。
釣魚の魅力は全長の大小がすべてではなく、その魚のかっこよさや表情まで大事。
わずか数十秒の対面でしかありませんが、その貴重な瞬間こそ被写体を美しく撮るのも魚釣りにまつわる習得したい技術のうちです。
野生魚のエッジの効いた精悍さを切り取った写真なんぞ、思わずビビビ!ときます。
こちらのモデルは、アイナメの若魚。
人間にも若者に未来があるように、若魚には将来性があります。
一部内部構造を変更し新しく打ったプロトカラーを咥えたアイナメの若魚、「将来のビックフィッシュとの再開、を心待ちにした心情」を切り取った一枚です。
2017年12月5日 | カテゴリー:製品情報