ロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのアイナメの釣果情報
宮城県の横江さんよりロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのアイナメの釣果情報をお寄せいただきました。
「普段はオカッパリが多いのですが、友人に誘われ今冬のアイナメスポーニングシーズンに入り2回目のボートロック釣行に行ってきました。
前日の船長のお話しでは、風が吹くため早上がりになるかもしれない、との事。
ニュースの天気図を見ていても海の悪コンディションが予想された為に、前日のタックル準備では、底取りしやすいジカリグ、フロロカーボンよりも感度の良いPEライン(2号使用)、PEラインとの組み合わせ抜群のロックトランジットヘビーライトをセッティングし、当日のメインタックルとして使う事に決めました。
サブタックルは、フロロカーボン16ポンドと組み合わせのシューティンウェイブラインドサイトのフロロカーボン直結タックルです。
ロックトランジットヘビーライトですが、PEラインのときにはリーダーには普段は20ポンドのフロロカーボンを使用するのですが、この日はいつもより太めの25ポンドのフロロカーボンリーダーを2ヒロ取りました。
25ポンドのフロロカーボンは根掛かりしたら切るのが大変なのは承知の上ですが、この日の私の狙いは50アップのアイナメ1本のみ。
40後半までのサイズなら、数はこれまでに何本も釣ってきました。
極端な話をいえば、30㎝、40㎝クラスのアイナメは釣らなくていい。こういったサイズは0匹でもかまいません。
手堅いサイズを無難に釣っていくのではなく、とにかく一発大物50UPアイナメを1本出したい。
その気持ちだけでした。
凪が悪く底取りが難しい状況では、テキサスリグで広範囲に探っていく釣りではなく、ここだ!という根に一撃でリグを打ち込み釣っていく釣りをしたほうが私的にはこれまでも結果がでていて、この日はジカリグでそういった釣りをしようと決めていました。
釣行当日、やはり時折強風が吹き、波もある状況、決して釣りがしやすい状況ではありませんでした。
それでも開始早々から同船者にも私にもポツポツと30㎝~40㎝クラスのアイナメは釣れている状況が続きます。
複数の同船者がいる釣りでは、自分が打ちたいと思うポイントに100%打ち込める訳ではありませんので、自分の立ち位置の前に狙いのポイントが回ってくるのを今か今かと待ちます。
釣り開始から約4時間後、私の立ち位置である右舷側に、いかにも雰囲気のある根が回ってきます。
すかさず前日セッティングしたロックトランジットヘビーライトを手に取り、ピッチングで根の際にジカリグを打ち込みます。
着底後、1リフトからのフォールで、一発、“ゴン!”とバイト。
一度送り込み、PEラインを使用しているので、合わせの力加減に気を付けながらフッキング!
魚の重さで一瞬、竿が止まります。
来たっ!!
その後のファイトで明らかに今までとは別モノの力を感じましたし、この時点で50UPと確信しました。
強烈な引きと重さでしたが、そこはロックトランジットです。
圧倒的なパワーでグイグイと大物を寄せてきます。
50アップを獲るタックルセッティングにしているという事と、ロックトランジットを使用しているという安心感から落ち着いてファイトする事が出来ました。
上がってきたアイナメを計測すると、53㎝、1.9キロ!!
プリスポーンのナイスな魚体でした。
やっと目標を達成する事が出来た瞬間です。
今年は1月からずっとアイナメ釣りに通い続けてきましたが、本当の意味で心の底から喜べる魚を釣る事は出来ていませんでした。
むしろ上手くいかない釣行のほうが多く、心が折れそうになった時もあります。
それでも諦めずにやってきました。
熱い気持ちと目標を持ち、小さな事でも努力をする。
その積み重ねがいつか必ず納得の一尾と出逢わせてくれると私は信じています。
今年はこれにて、私の釣り納めとなりましたが終わり良ければ全てよし!
これまでの集大成となった実りある釣行でした。
来年もまた新たな目標に向け頑張って行きたいと思います。またその目標をプロズワンタックルと共に達成出来たら最高です。」
素晴らしい釣果おめでとうございました。
1月からアイナメ釣りを続けた結果、今年を締めくくる一番の大物アイナメとの対面とはまさにドラマチックな釣行だったのではないでしょうか。
詳細を綴られた釣行内容から目指す1尾へのひたむきな努力と熱心さがひしひしと伝わってまいりました。
今後も素晴らしき釣果に恵まれますことお祈りしております。
2017年12月21日 | カテゴリー:その他