ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

3月~4月のイベント、どうもありがとうございました!!

①

3月の第2週から長期出張に出ていたのですが、すべての旅路をまっとうして、東北の地に戻ってきましたーーっ!

九州滞在期間中はまだ桜も開花前だったのに…東北に帰ってきたら桜が満開(それもやや見頃を過ぎた感あり…)になっていてびっくりしました(笑)。

気がついたら「4月の半ば」になっていた、“やや浦島太郎”状態です。

 

1ヶ月以上も続いた、まぁまぁ長旅でしたので無理もありません。

毎週、飛行機移動ですからね~。

今年のイベントは北海道と九州がその舞台でしたが、どちらもロックフィッシュゲームにおいては日本を代表する魅惑の海で、北海道のウサギアイナメから沖縄のスジアラまでたくさんの種類の根魚のお話を皆さんとすることが出来て私もテンション高かったです☆

根魚の話なら地域問わず何でも対応しているプロズワンです♪

 

そのせいか、途中で過労で倒れて病院送りになったのは内緒(笑)。

2月から土日も返上して準備に追われていたので仕方ないといえば仕方ないのかもしれないけれど、認めたくはないものの30代半ばになるとこうも10代、20代とは違うものなのか…と葛藤する、自分の身体の無理が利かなくなってきた…ということだけは痛感した次第。

30代半ば。「まだまだ若いつもりでしょうが…過労とストレスにはくれぐれもお気をつけください」との先生のありがたいお話は疲弊の身には突き刺さるものでした…(汗)。

 

最後のイベントとなりました北海道札幌市の「つり具センター屯田店」さん、「つり具センター西岡店」さんでのトークショーイベントにもご来場、本当にありがとうございました!!

一番の驚きは、「ルアーショー札幌」(3/10~3/11)、「札幌フィッシングショー」(3/24~3/25)、「つり具センタートークショー」(4/7~4/8)の3つのイベントすべてにおいて私に会いに来てくださった方々も多数いらっしゃって、そのことに驚きつつもとてもうれしく、改めて感謝御礼申し上げます。

 

東北に戻るやいなやデプス×プロズワンコラボレーションデスアダーシャッド4インチが完成!!

そうそう!

「西日本釣り博」と「つり具センタートークショー」のじゃんけん大会の景品で特別プレゼントした争奪戦!プロトタイプのあの量産型です!!

当初は5月からのリリースを予定しておりましたが、製造を担当していただいているデプス社さんには大変頑張っていただきましてゴールデンウィークも迫った4月半ばの仕上がりに、GW中の釣行やお買い物を楽しんでいただきたく大急ぎで検品して代理店さん宛てに振り分け作業に取り掛かっております。

皆さんにいち早くお届けしたい!という熱い想いから前倒しで出荷作業に勤しんでおりますので、早ければ今週末くらいから店頭にお目見えするかもしれませんので、これからハイシーズンを迎える釣りにお役立ていただけば幸いです。

大物がヒットしやすいワームですので、ヒラメ、ハタ、ソイ狙いにぜひ使ってほしいアイテムです。

 

 

お話は変わって、毎年春の私は一心にサクラマスを追いかける季節なのですが、今年は春にイベントがあまりにも集中し過ぎて土日まで空きがなくプライベート釣行の見込みはほぼほぼ立てられないだろうと判断しておりました。

こればかりは仕事優先ですから仕方ありませんが。

ですが、子供の頃からずっと追いかけている魚だけにサクラマス釣りができないことは自身にとっては精神的にとても辛いことでもあります。

生粋のロックフィッシャーもこの時期ばかりはトラウティストに大変身しているんです!

sakura①

なので日頃行く機会の多い東北の川の釣り場には通えないことも想定し、イベント後の道内の海で一撃でサクラ(マス)は仕留めてくるしかない!、と踏んで有限実行。

sakura②

amemasu

海サクラと海アメ、両方とも出会うことが出来ました。

限られたわずかな時間ですが、自身最も馴染むフィールド北海道ゆえに相性抜群。

今年7月で36歳を迎えますが、23歳からずっと北海道を釣り歩いていて本当にこの土地が自分は好きで好きで仕方ありません。

だから、少ないチャンスを確実に掴めたことは今回もとてもうれしかったです。

 

川でも、湖でも、海でも、そのどれもが素敵な出会い。

毎年出会うサクラマスは私にとっては、未来に繋がる1尾。

根魚同様、そのくらい好きで好きで仕方ないのも、でっかいサケ・マスなんです。

毎年、途切れないでサクラマスを釣り続けられる幸運と不思議さを今一度噛みしめている次第です。

 

 

今週はワームの出荷作業とそれが終わり次第、ロッドの検品と出荷作業に取り掛かります。

今年度はイベントの集中と出荷アイテムの集中がこの春に重なってしまい、時間がないためなかなか気の利いた綴りを書けず恐縮ながら、製品をお届けすること最優先で尽力しておりますのでまたあとで時間が取れた際にはこのサクラマスの話題も、アメマスも話題もゆっくり書き綴りたいなぁ~と思っています。

 

 

最後になりますが、3月~4月の一連のイベントでは私単独のみならず各地の名人とのコラボレーショントークショーというこれまでにない取り組みも今回は連続してありまして、私にとっても、新鮮かつ大変有意義な時間を過ごす事ができました。

「西日本釣り博」では会場新館のクレハ合繊社シーガーブースでは、同じくシーガーインストラクターの後迫正憲さんとのハタ・コラボトークショー、そして会場本館のプロズワンブースの入っている谷山商事ルアーヴィレッジⅡブースではアゴプロダクツの入江真一さんとのハタ・コラボトークショー。

「つり具センター」イベントでは2日間、ルーディーズの金丸竜児さんとのハタ&メバル×アイナメ&ソイ&カジカ&ガヤ・コラボトークショー。

という、実は「皆さんはじめまして!」な(笑)とても珍しい組み合わせでしたが私自身もとても楽しくお話させていただきました。

「ルアーショー札幌」でもミカケン(三上顕太くん)と話していて、いつか二人でみんながびっくりするようなことやりたいね(笑)と密かに話したり。

 

それぞれのイベント会場でお会いした皆さん、そして一緒にトークショーでお世話になりました各名人に今一度、心より御礼申し上げます。

②

ありがとうございました!