ウエーダーがあれば! 川の中を歩くのが楽しい。
仕事柄ウエーダーは複数持っているのですが、2014年5月から着用しているウェーダーを今月から新調しました。
ウエーダーとは、防水長ズボンのようなものでこれを穿けば水の中に入っても中の衣類が濡れずに快適に「入水の釣り」が楽しめる優れものなのです!
ちょっと意味は違ってしまうのかもしれませんが、日本では似たようなイメージで胴長と呼ばれることもあります。
今回は4年前の2014年5月に撮影したこちらのウエーダーを新しくしました。
W-34 SP3 AQ ZIPウェーダー。
4年前のおろしたて当時に撮影した写真ですから、新品感がありますね。
海に、川に、湖に。
私の使用頻度で4年間も使い込むとウエーダーの生地は相当なダメージを受けるものですが、それでも浸水は一度もなく4年間の酷使によく耐えてくれたものです。
自身にとってのウエーダーは、非日常へ飛び出すためのスーツであると同時に仕事着(作業着)でもあり、あるときにはアングラーの正装、にもなる「とても面白い存在」なんですね。
世の中には沢山の種類の魚釣りが存在するわけですが、もちろんウェーダーを必要としない釣りもたくさんあります。
その一方でウェーダーを着用することで、はじめて踏み込める世界ってのもまたあるものですから、ウエーダーが果たしている役割って実のところ大きなものになっています。
さて、工業品である釣り竿やリールとは異なり、生地を重ね合わせた『衣服』である以上、生地は経年でも劣化をしていきますので、ウェーダーもその使用年数にはあらかじめ限界のときが訪れます。
ウェーダーの劣化スピードには、生地のグレードや使い手の使用頻度、使用後の適切な手入れと保管状況などが総合的に問われるものですが、一般的に考えればウェーダーは2、3年で交換するのが理想の周期とされています。
早めの交換が提唱されている最大の理由は、生地の劣化により外部の水が中まで染みてきてしまうことで、浸水の不快感ならびに危険を回避するため、でもあります。
私も3年目からは特に気を使っていたのですが、生地の耐久性に定評あるリトルプレゼンツ製ですので使用4年目に突入しても安心した気持ちを持って着用することができました。
このウェーダーにしてからこの4年間で、一番の収穫となりました。
ところどころ擦り切れ箇所や摩擦で生地が薄くなってしまったところが部分的にあっても、水が染みてこなかった耐久性はさすがリトプレさんだなぁー、と感心しました。
先週のリバーウォーク誌Vol.3取材。
初夏の清流サクラマスとの対面を果たせたこのタイミングで、4年間使い込んだウエーダーを第一線の場から勇退させることにしました。
とうに十分過ぎる役目を果たしてくれたので、ありがとう!の前向きな引退です。
次なる相棒はこちら!
新調したのはW-47 N3 AQ ZIPウェーダー。
W-34 SP3 AQ ZIPウェーダーの後継モデルなので、同じくYKKアクアシール防水ファスナー搭載のストッキングタイプのウエーダーです。
元々この機種のウェーダーは試作品のときから実釣テストに携わったモデルで、そのような意味でも自身思い入れのある一着なのですが、新旧のウェーダーをロケ現場に持っていき、フィールドでバトンタッチ。
こちらが、穿き替え後の実釣風景の一部です。
とてもいいタイミングで、引き継ぎが果たせました。
今度のウェーダーは、色違いのチャコールグレイカラーにしました。
(他には、これまで愛用していたクラウディーグレイカラーが展開されています。)
このウェーダーも、これからの数年間、雨の日も、雪の日も、風の日も、暑い日も、川や海、湖でたくさんの時間を苦楽共にできればうれしいです。
釣れる時間も、釣れない時間も。
ウエーダーの果たす役割には変わりありませんからね~。
4年振りに新調した新しいウェーダーの「穿き心地」もまた気持ちがいいもの!
気分一新。
水の中を歩くのって、楽しい!
引き続き、生地に水を馴染ませつつ“川歩き”を堪能したのでした。
RIVER-WALK Vol.3もどうぞお楽しみに!
2018年6月16日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD