ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

ロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのアイナメの釣果情報

宮城県のテツさんよりロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのアイナメの釣果情報をお寄せいただきました。

 

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6月のボートロックに息子と行きプロズワンタックルで楽しんできました!」

この日は台風接近中で狙いのポイントに入れないかと思いつつも釣り開始!・・・

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少しすると、自分に良いバイトがあり途中からの強烈な突っ込みでドラグも出て焦りましたが、ロックトランジットRTC-702ヘビーライトの粘り強さで耐え抜き、本日1本目のアイナメがこの日最大の52cm

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ルアーは、自分の少在庫の希少品ガルプSWダブルウェーブ3

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そのあと良型も結構釣れて、息子も2桁ほどロックフィッシュも釣れ、その中でも40upのクロソイ&ずーっと釣りたいと言ってた初ベッコウゾイのダブルキャッチで満面の様子!

親子で満足の釣りができました!

また息子とプロズワンタックルを駆使して釣りに行きたいと思います!」

 

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

日頃から親子でロックフィッシュゲームを楽しんでおられるご様子、今回もご投稿ありがとうございます。

まるでソイを思わせる体高のアイナメに、息子さんもクロソイとベッコウゾイのソイのダブルキャッチ、おめでとうございます!

今後も素晴らしき釣果に恵まれますことお祈りしております。

ロックトランジットRTS-962H“ロングスピンキャスター96”でのアイナメ釣果情報

岩手県の荒木さんよりロックトランジットRTS-962H“ロングスピンキャスター96”でのアイナメ釣果情報をお寄せいただきました。

 

 

「待ち望んでいたロックトランジットRTS-962Hロングスピンキャスター96をようやく手に入れることができたので、今期初の磯ロックへアイナメ狙いに行ってきました。

タックルをセットして一投目。

衝撃が走る驚愕の飛距離に投げてすぐに圧巻されてしまいました。

 

リグが着底してすぐにヒット!!

遥か彼方の着水点。

誰も届かないような遠くまでワームが届くので魚がすぐに口を使ってくれました!

 

ニューロッドの、しかも一投目で釣れて幸せを感じました。

 

そして遠投でブレイクを攻め続けると良型アイナメの金属的バイト!!

アワセを決めて遠投先から40アップのアイナメをゴリゴリと非常に楽に巻いてこれる。

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これがスピニングロッドのパワーなのか…と、またしても驚きを隠せませんでした。

短時間の釣行でしたが、40アップを頭にアイナメ10本ほど集中的にキャッチできました。

 

30センチに達しない小型アイナメでも遥か先の遠投先からもアタリが明確にわかり、フッキングも効くロッド。

ロングスピンキャスター90との使い分けで、オカッパリからでも釣果アップに繋がるロッドですね。

今後もロングスピンキャスター96は活躍すること間違いなし!!と思える楽しい釣行になりました。」

 

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

竿の長さと調子の使い分けで、必要な飛距離に応じて選べるシステムを全国の海どこでも使える利便性をロックトランジットシリーズでは構築してまいりました。

新発売「ロングスピンキャスター96」は現在、シリーズ最長にして最大の飛距離を誇るスペックでお届けしております。

今後も素晴らしき釣果に恵まれますことお祈りしております。

ロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのナマズ釣果情報

宮城県の青さんよりロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”でのナマズの釣果情報をお寄せいただきました。

 

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「ハイシーズン真っ只中のナマズのルアーフィッシング。

今回もロックトランジットRTC-702Hヘビーライトを持って ナマズ釣りに出掛けて来ました。

しばらくトップウォータールアーに反応がない状況だったので水面下を探るためアンダーウォーターの釣りをすべく、スピナーベイトを選択。

少しづつナマズの反応が出始めてガツン!という大きな反応が出て、フッキングが決まりました。

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キャッチできたのは67cmの大型のナマズでした。

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日中というナマズゲームにおいてはシビアな局面も要求される『巻きの釣り』においても大型ナマズのバイトを乗せ、このサイズのナマズのキャッチにもRTC-702Hヘビーライトは期待に応えてくれました。

 

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このとき、リリースするのにナマズ専用ランディングネットを使用しました。

撮影時に陸に上げたナマズを蘇生させるため水に浸したり、足場の高いところからのリリースの際、魚を水につけながらゆっくりとリリースできるので重宝しています。

ルアー釣りでも狙える肉食性淡水魚として古来から日本に生息する貴重な魚ですが、そんなナマズ釣りをこれからも永続的に楽しんでいくためにはナマズを労わりながら釣っていくことも必要で、そのような意味でもナマズ専用に作られたラバーネットは魚にやさしいアイテムのひとつではないかと考えています。

その後は別なポイントへと向かい、今度はジッターバグで50センチ前後のナマズをキャッチ。

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大満足で、帰路に着きました。

またRTC-702Hヘビーライトでのナマズ釣行が楽しみです!」

 

タックル

ロッド プロズワン ロックトランジットRTC-702Hヘビーライト

リール シマノ カルカッタコンクエスト200

ライン PE6号+ナマズ専用ワイヤーリーダー

ルアー スタンレー バイブラシャフト 3/8oz

(シングルウィローリーフにチューン)

     ダイワ アーボガスト ジッターバグ トワイライトチューン 5/8oz 

 

 

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

前回に続き、素敵なお便りをありがとうございます。

ランディング用ナマズネットの啓蒙など、文面からナマズ釣りへの情熱とナマズ愛がひしひしと伝わってまいりました。

今後も素晴らしき釣果に恵まれますことお祈りしております。

水無月最後の一週間は。

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「それでは行ってきます!」の予定が、ロケ先の海況不順で日程延期が決定。

今週は関東拠点に動く予定が、後の予定まで総崩れ。

 

押し寄せる、7月の波…。

アウトドア産業の世界では、梅雨時期、台風時期、冬季全般はこういうことも日常的に起こりえます。

 

 

梅雨の季節、ですからね。

それでも、まわりを見渡せば紫陽花が鮮やかに咲いているのが心の癒し。

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ということで月曜日。

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6月最後の一週間がスタートです。

空と海はどこまでも青い清々しい夏の日、マゴチと遊ぶ。

ドバドバドバッ~!!!と、水面で派手なヘッドシェイクを繰り出すマゴチ。

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全国的に普通に見られるコチの代表種「マゴチ」ですが、この魚は水温の関係で産卵期のピークが地域ごとにズレがあるのですが、宮城県仙台周辺では今がちょうどその季節。

産卵を控え浅場に岸寄りしているので活性も高く、釣るにはとても狙いやすいタイミングです。

全国的に言えることですが、マゴチを釣る場合には水深10m以内ということが多く、深くてもおのずと20m未満であることがほとんど。

水深が浅く、砂地の海底を中心に狙うとあって根がかりがない(少ない)というところも初心者にも優しい釣りと言えるでしょう。

オカッパリでも、ボートからでも、どちらにしても気軽に狙え、どちらの釣りもまた楽しいものです。

今日は、爽やかな夏の日差しの下で楽しんできたコチ釣りの様子を以下、ご紹介していきます!

 

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デプス×プロズワン デスアダーグラブ4インチ

「♯08グリーンゴールド」で3連発。

グリーンゴールドはデイゲームのキジハタ必釣カラーですが仙台湾では慢性的に緑色の水色が入りやすいのでグリーンゴールドとは馴染みがよく、魚種を問わずに昔からよく釣れる色なのでご当地での釣りの際には1袋持っておくと何かと利便性が高いです。

よく釣れます。

 

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♯08グリーンゴールドのフォローで投げたデプス×プロズワン デスアダーグラブ4インチ「♯06ケイムラキビナゴフラッシュ」で獲り切れなかった魚を更に丁寧に拾っていきます。

ケイムラを乗せたこのキビナゴカラーは、超釣れ釣れ。

このカラーはキビナゴやイカナゴ(オオナゴ・コウナゴ・メロウド)、チカ、シロギス、若ハゼ等を模せるカラーで、狙うターゲットのベイトフィッシュ捕食パターンで出番です。

北陸以南や関東以南など、ピンギス(シロギスの若魚)がベイトフィッシュとなっている釣り場では尚のことマゴチやヒラメ狙いで効果的です。

 

 

潮止まりの喰いの止まった時間はワインドが効果的なので試すも今回は…なぜか不発。

水切りダートアクションにはまるで反応してくれませんでした。

このようなときは手法を変更して、次の一手を繰り出します。

デプス×プロズワン デスアダーホッグ3インチ!!

マゴチ狙いの場合には、砂地に生息するシャコやスナモグリのイメージで使えるひとくちサイズ。縦長形状の甲殻類のシェイプを模すことが可能なのです。

ワームはコンパクトですが、それでいてパタン!パタン!と時間差で倒れこむ水を押す強い動きが出るのでナーバスなターゲットに対してはスパイニークロー3.5インチよりもリアクション的に喰わせやすいルアーになっています。

魚のアタリが出た後、スパイニークローよりもフッキングしてのスッポ抜け率が少なくて済むのと、ひとくちサイズであるが故に初期掛かりに優れているのもデスアダーホッグ3インチの持ち味。それに加え、飛距離を出したいときにもこちらの方がよく飛ぶので用途別に使い分けすると◎です。

クビレを介した倒れこみアクションと重量のあるハサミの部分が、「への字アクション」で動き、潮止まりの喰い渋り時にも反射喰いを誘います。

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♯05ケイムラクリアホログラム

ご覧のようにアッパーカットで、下あごに外側から針がフッキングしているのが分かるでしょうか。

他のワームではアタリが出なかった喰いが悪い(一時的に止まってしまった)時間帯でも、このワームのアクションならでは!を活用すれば、かろうじてのフッキングでも口を使わせてしまう威力を持っているワームです。

アタリが遠のいた時間帯をいかに有効に活用するか、という局面においてデプス×プロズワン デスアダーホッグ3インチは小粒の爆弾的破壊力を秘めています。

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♯11ロックベイトシュリンプ

例えアタリが出なくても、水中では魚は常にルアーを見ているため、魚に飽きさせないようカラーローテーションは頻繁におこない、長時間同じルアーをずっと見せ続けないことで釣果を伸ばしていきます。

 

 

また潮が動き出してきたところで、今度はこちらにチェンジ。

デプス×プロズワン スパイニークロー3.5インチ

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アクションは、大きなアクションは入れずにズル引き&ステイ。

たま~に、ちょんちょんと軽いシェイクを入れる程度。

中空エアホルダーの浮力を生かして潮流になびかせたまま“ほおって置く”のが、マゴチの渋いアタリを引き出すコツ。

 

スパイニークロー3.5インチに関しては、この日「♯09グルーパーオレンジ」カラーがダントツに釣れました。

♯09グルーパーオレンジはハタスペシャルカラーですが、マゴチにも効果テキメンなのでぜひお試しあれ~。

 

 

ボトムの釣りは正直もうお腹一杯…。

できるなら「巻いて獲る」、スイミングで釣りたい。

 

潮の変わり目、ようやく浮かせた状態のルアーにマゴチ達が追って口を使うタイミングになってくれたところで、デプス×プロズワン デスアダーシャッド4インチを再投入。

実は朝イチはシャッドから投入したものの、このときはシャッドにアタリが出ずグラブに変更したところで同じトレースラインで3連発したんです。それがデスアダーグラブ4インチの♯08グリーンゴールドによるものでした。

再投入後のデスアダーシャッド4インチ。今度はどうか。

リフト&フォールの釣りではなく、底から浮かせた状態のスイミングで横にぶった切るイメージで長いコースをトレースしていきます。

底性のハゼイメージではなく、回遊しているカタクチイワシがビュ~~と普通に泳いでいる様子をこのワームで再現するのです。

一度巻き始めたらリールの巻きは止めない、「スローな、ただ巻き」です。

このとき、フットボールジグヘッドを使った理由は低速でただ巻きする際にへッドが受ける水抵抗を増やしてブレーキが掛かることで巻きスピードを抑えられることと、仮にリグをボトムに着低させた際にもワームが横倒れしないヘッド形状につき常に針先が真上を向くことでフッキングが決まりやすくスッポ抜けを減らせられるメリットを考えてのことです。

ワームが泳いでいる姿勢も重要で、こちらに関してはスコーンリグの応用でラバーを取り除いたスコーンリグ感覚で扱えるのも利点ですね。

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デプス×プロズワン デスアダーシャッド4インチ「♯05ケイムラクリアホログラム」。

ケイムラカラーは、マゴチ・キジハタでは圧倒的に釣れる色です。

港で釣る夜ヒラメのエキスパート達もあまり言わないけれど、シークレットカラーとしてこっそり隠し持っていることが多い色ですね。

ルアーの動きやワームの味や匂いという以上に、「紫外線を浴びてワームカラーが変色する色彩変化」は魚の目には効果絶大だと思います。

例えばグローカラー(夜光カラー)のように蓄光材という人為的な塗料を混入せずとも、ケイムラカラーは自然界にあふれる紫外線を利用して光っているだけだから魚が警戒しない。

紫外線は日夜、地球上に降り注いでいますのでその実釣効果は昼夜関係なし、です。

ただし、人間の眼では紫外線は色としては認識できませんので、人と魚の色認識にはギャップがある、ということは前提のお話です。

余談ながら、最近ではアイナメ釣りでもケイムラカラーの有効利用法が少しずつ認知されつつあります。他の色でダメな時ほどアタリが出るという部分ではブラック(黒)とケイムラ(紫外線発光)の色味にはある種、特別な力が宿っているに違いありません。

もともと、ブラックも、ケイムラも、玄人好みの御用達カラー。

本気でやり込んでいる人ほど、その違いには気づいているカラーです。

いずれにしてもケイムラは『潮止まりでもアタリを引き出しやすい色』、という凄い力を持っているカラーなのです!

 

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デプス×プロズワン デスアダーシャッド4インチ「♯14アカキンフラッシュ」。

 

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デプス×プロズワン デスアダーシャッド4インチ「♯15オオモンキンクロフラッシュ」。

「オオモンキンクロフラッシュ」はその名の通り、魚食性ロックフィッシュであるオオモンハタの名を冠した超こだわりのカラー。

小魚喰いのフィッシュイーターにこそ本領発揮!

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シルエットの収縮(ブラック)と粒の大きさと形にまでこだわった金ラメの高密度下部注入によるピカピカのフラッシングという相反をひとつのカラーに凝縮。このようにマゴチも一撃!

 

という具合に、潮が利き出したら小魚系ワームへの突然ヒットパターンが移り、スイミングの釣りが本領発揮。

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同行者もデプス×プロズワン デスアダーカーリー5インチの「♯04モーターオイルゴールド」+静ヘッドのスイミングでバンバン釣っていました。

ケイムラほどではないですが、モーターオイルゴールドも水中では変色する変化球カラーなので、トーンの色彩変化を狙う釣りではとても有効なカラーになっています。

 

 

スイミング~

スイミング~~

スイミング~~~

釣れます、釣れます。

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私はデスアダーシャッド4インチ「♯12アオキンイワシ」にチェンジしてスイミング!

釣り場にイワシが回遊している場合にはこの色は安定して釣れます。

 

バンバン釣れます、デスアダーシャッド4インチ。

それも、ばっくりと丸呑みでデスアダーシャッド4インチを喰ってくるんです。

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海のナマズ的に愛らしい魚、マゴチ。

漠然と釣るのも釣りですが、釣れる釣りだからこそ色々な方法を試したいもの。

釣れる巻きスピード、ルアーが“最も釣れるアクションで泳いでいるとき”をリールのハンドリングで掴めるように感覚を磨く練習するにももってこいです。

 

 

 

 

という感じで夏の仙台、マゴチ釣り。

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マゴチは夏に産卵を向かえることから「夏の魚、夏の釣魚」と紹介されることが多いですが、実のところ東北以南では夏以外の季節でも専門的にしっかり狙えば意外と釣れる魚でもあったりします。

マゴチは大きな回遊をする魚ではありませんので、ハイシーズンを過ぎて釣果が低迷してきても魚そのものが海域を大きく移動するとは考えづらい。

 

 

今から15年ほど前ですがショウサイフグのカットウ釣りに千葉県浦安に通っていた時代。

フグの名釣り場である東京湾大貫沖では真冬でも60cmオーバー級の大物マゴチが船内でフグのカットウ仕掛けに度々外道としてヒットしていて当時の自分はそれを見て驚いたものでした。(ちなみに餌は冷凍エビです。)

フグ釣りの外道でマゴチが釣れることではなく、真冬にマゴチの大物が釣れていることに驚いたのです。

でもそれは全国的な視野をもって考えればとりたてて珍しいことではなく、私が東北出身者ゆえに「マゴチ=夏に釣る魚」というこの魚の断片的な部分でしか捉えきれていなかったことで、あくまでも夏の季節ターゲットという見方をずっとしてしまっていたことが大きかったからだと思いました。

それは後に、知らず知らずのうちに刷り込まれていたローカルイメージっておそろしいものだ、と思い知った出来事でした。まさに井の中の蛙、大海を知らず。

 

寒流が多大に影響している東北以北の海の場合には年間を通して寒い地域柄、水温の関係でどうしても水温が上がる夏場中心の釣りになりがちではあるのですが、いずれにしてもマゴチは東北~九州(沖縄にはミナミマゴチも生息しています)まで広い地域で楽しめるターゲットであり、関東以南の暖流が強く作用している海では狙い方次第では夏以外にも狙う水深や釣り方を変化させることで、今後も新しい楽しみ方ができそうで、その可能性も大いに残されていることでしょう。

 

昨今では全国的にルアー釣りのみならず、船釣りの世界でもライトボートゲームの対象魚としてマゴチ釣りは再注目されてきています。

 

顔はこんなにも平たいのに(マゴチの英名:フラットヘッドの由来)、産卵を控えたマゴチの腹はこんなにも太い。

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体型的には相当なギャップあり、です。

 

分かりやすい大きなアタリと、少しのコツをつかめば時に大型の数釣りとて見込めるマゴチ。

当日の釣行では4名+船長の5名で釣りをして船中158尾に至ったマゴチ釣果とのことでした。

(私は他にサバ2尾ほどデスアダーシャッド4インチのスイミングで釣れました。)

ポテンシャルの高い釣り場で、その日の釣り場状況も良くて、釣る人が集まればこれだけの数だって釣れてしまうケースもあるからこそ、釣った予後の魚の取り扱いには十分な配慮が必要な魚でもある、というのも同時に大きな課題。

本来、産卵期に集中的に釣るというのは魚側にとっては正直ダメージが最も大きいわけで、現にこれを回避するためにイワナやヤマメ、サクラマスなどは産卵期に釣り人に釣られないように禁漁期間が設定されているわけですが、海の釣りではフィッシングライセンスも不要だし第一に現状このような制度が日本には殆どありません。

めっきり釣れなくなってきたアイナメにも同じことが言えますがマゴチの場合も万人に数が釣れやすい魚でもある以上、心配なのは乱獲キープと釣った魚の取り扱い知識の欠如でリリース後に当人に自覚なく致死させてしまう原因で釣果資源減少に歯止めが掛からないようにならぬよう、各々が釣った後からリリースするまでの間の魚への気づかいとリリース後の生存維持への尽力、食材として必要分お持ち帰りになる場合でもご自身の中での基準や自制の気持ちを持って接したい愛すべき魚。

これからの時代、いつかの未来にはそんなタイミングも必ず問われるはずー。

 

 

ハイシーズン真っ只中のマゴチ釣り。

普段なかなか会う機会がない釣友でも年に1回ないし数回、同志で集まってこのように各々まんべんなく釣れる釣りも、時には楽しいものです。

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爽快な夏の一日。

当日の釣りは、宮城県塩釜港M・F・Cマリーンフィッシングクラブさんにお世話になりました。

ありがとうございました。

 

 

 

使用タックル

■スピニングタックル

ロッド:シューティンウェイSWS-702L“スイミントレーサー”

リール:ステラ3000M  XG

ライン:シーガーPE  X8 0.8号

リーダー:シーガーグランドマックスショックリーダー5号

スナップ:カルティバ クイックスナップ♯2

ジグヘッド:

カルティバ ラウンドヘッドJH-11 3/8oz

カルティバ フットボールヘッドJH-21  1/2oz

カルティバ 静へッド16g(プロト)

 

■ベイトタックル

ロッド:ロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”

リール:メタニウムMGL  XG

ライン:シーガーR18 フロロリミテッド14lb

スナップ:カルティバ クイックスナップ♯2

ジグヘッド:ジョイントアックス3/4oz

ワームフック:マルチオフセット♯1、♯2/0

 

■ルアー

デプス×プロズワン デスアダーグラブ4インチ

デプス×プロズワン デスアダーホッグ3インチ

デプス×プロズワン スパイニークロー3.5インチ

デプス×プロズワン デスアダーシャッド4インチ

 

■アパレル類

インナー:リトルプレゼンツ/T-08ウェットトップ+P-13ウェットボトム

ネックゲーター:リトルプレゼンツ/AC-90クールネックゲーター(ブルー)

パンツ:リトルオーシャン /OP-06 SPオーシャンルースナップパンツ

グローブ:リトルオーシャン/OA-29 コーデュラ ライトゲーム5Fレスグローブ

ライフジャケット:カルティバ自動膨張ウエストベルト

偏光レンズ:TALEX/マスターブルー

偏向グラス:ゼクー(旧ZEAL OPTICS)/Vanq gaga