BS日テレ「夢釣行」ロックフィッシュ編・第3弾!が今週土曜日、11/16(土)に放送になります。
番組を振り返りますと、
第1弾(2012年6月放送)、アイナメ&クロソイ編。
北海道積丹半島にてアイナメ釣り。
「積丹ブルー」と称される透明度抜群の青い海は絶景の一言。
この素晴らしいロケーションを誇る釣り場で「夢釣行・ロックフィッシュ編」のロケはスタートしました。
続いて舞台は小樽市へ。
58cm(4.2kg)のクロソイをキャッチ。4キロオーバーのソイは自身も初めて手にしました。
ソイはソイでも…その存在感はケタ違い。物凄い迫力に歓喜を通り越して番組スタッフ一同と共に唖然としたのを覚えています。
第2弾(2013年7月放送)、アイナメの珍種「ウサギアイナメ」との再会の旅。
私と北海道を結びつけてくれた魚が、「イトウ」と共にウサギアイナメの存在でした。
その存在を知ったのは高校生の時。学校の図書館で読んだ魚類図鑑の中にウサギアイナメはいました。“ウサギ”という名前もインパクト大ですが、“紫色のアイナメ”の存在はとてつもなくショッキング。
「日本にはこんなアイナメがいたのか!?」と―。
当時、アイナメ属の魚はアイナメ・クジメ・ホッケぐらいしか私は知りませんでしたので、三陸生まれ・三陸育ちの自身にとっては昔からアイナメはなんら珍しい魚ではありません。ごく普通に釣れる海釣り対象魚だったわけです。
それだけに見慣れたあの魚に紫色をしている種類がいたなんて、それはもう驚愕ものでした。
それ以来、ウサギアイナメの存在は根魚好きの自身には憧れの頂点に君臨し続けました。
ただし、同時に大きなジレンマを抱えることにもなりました。
ウサギアイナメは本州にはいない、ということです。
釣るなら自分の足で北海道に行くしかないのです。
だからこそ、こちらからウサギアイナメの生息地まで行かないといけない!という一筋縄にはいかない遠距離感、レア度の高さも憧れを助長するものでした。
今年6月の道東ロケ時、久々の再開はあの当時の自分の心にタイムスリップさせてくれました。
三十路に突入し身体は齢を重ねたけれど、気持ちだけは高校時代の想いをずっと持ち続けてこられた。
男は特に童心を持ち続けることは大切だと私は思っています。別に考えが幼いとか、そういうのではなく「昔の夢は今もまた夢」でいいのです。
そのような心、私はこれまで大事にし続けてきました。
その一心で今日まで【魚釣り】を続けています。
ウサギアイナメの他に大物カジカも華を添えてくれました。
大物ソイに劣らずの圧倒的な存在感は健在です。
そして、いよいよ第3弾(2013年11月放送)の今回は四国・キジハタ新境地を探る旅。
第1弾=日本海、第2弾=太平洋に続き、3回目となる今回は瀬戸内海がその舞台。
ターゲットはキジハタ!
“ウサギ”の次は“キジ”というわけですね。(←ここは、とりあえず笑っておいて下さいね。)
話は戻りますが、規模の大小こそあれロックフィッシュゲームはそこに海があり、「根」があるのなら、なんらかの種類の根魚がいて、それを狙うことが出来るということを表現出来れば、ということを私自身も最重要視していつもロケに臨んでいます。
そのような意味ではロックフィッシュゲームの舞台は日本中、そして世界中に広がっているのです。
私はそんな世界感が好きでこの根魚という魚たちを追い続けてきました。
さぁ、いつもの仙台空港から大阪空港へ。
そして、大阪から兵庫県神戸市→淡路島→徳島県を通過し香川県へ到着。
移動の途中に通った神戸や淡路島は阪神淡路大震災の被災地。当時、私は小学生ながらテレビの前で茫然としたものでした。
そして2011年3月、今度は自身の身に東日本大震災が降りかかりました。同じ被災地として、復興を果たした神戸や淡路島を見て、いつしかの東北の姿と重ねる自分がいました。
そんな気持ちを整理して挑んだ香川県入りでもあったのです。
橋の下は渦潮が巻いています。こんな光景もこの地に来ないとなかなかお目にかかれない景色だと思います。
ロケではオリーブ栽培で有名な小豆島なども遠望出来ました。
温暖な気候の瀬戸内海の風景は太平洋とも日本海とも違う海を感じさせてくれます。
キジハタを「ロックフィッシュゲーム」として専門に狙う釣りはキジハタ生息圏全域で近年、急速に開拓されつつありますが、釣りジャンルとしての歴史は他の釣りに比べまだ浅いというのが現状です。
その点では新規性のある釣りともいえ、これからの可能性を秘めたる釣りである、ということで今後の展望への願いを含めて「新境地を見た!」という番組タイトルはまさにピタリと当てはまるものだと認識しています。
ご存じの通り、キジハタは市場での価値(海洋資源)という部分においても希少な魚でスーパーの鮮魚コーナーでは出回ることはなかなかなく、むしろ料亭などでの取り扱いの方が主です。
つまり世間一般では「高級魚」という扱いを受ける魚であり、漁獲量が限られていて、かつて関西では「夏の(トラ)フグ」とか、「幻の高級魚」とも称されたキジハタ。
それだけにこのキジハタが私たち釣り人にとっても、より身近な存在になってきている理由も環境の変化や改善、そして漁協の放流事業による効果が大きい地域も多々あることでしょう。
そういう意味では特に三陸~北海道を中心に栽培漁業の対象魚種としても人口種苗放流が旧来より盛んにおこなわれてきたクロソイに類似する印象を受ける部分も少なからずあるし、今後、ルアーターゲットとして、釣り人がキジハタを釣ることを楽しみつつも一定の魚数を守っていけるか、維持していけるか、という点も重要になってくる、と私は認識しています。
今回は将来性という芽が全国に認知されるにあたり、今ここに開花しようとしているこの釣りを深く愛する地元の皆さんのご協力を得て、私たちはこの魚を「キジハタを真剣に狙って釣るというロックフィッシュゲーム」として送り出そうとしています。
夢釣行ロックフィッシュゲーム・キジハタin香川県。
ご当地で“アコウ”の名で親しまれるこの素晴らしきターゲットに敬意と未来への展望を込めて、讃岐の地を訪問させて頂きました。
今回もぜひ、ご覧頂ければ幸いです。
~番組概要~
●放送局:BS日テレ
●番組名:「夢釣行~一魚一会の旅~」
瀬戸内・香川にキジハタゲームの新境地を見た!
~北の釣り人 讃岐釣行記~
●放送日:11月16日(土)PM17:00~17:30
●出演:佐藤文紀
●ロケ地:香川県高松市、三豊市
BS‐日テレ公式ウェブサイト http://www.bs4.jp/document/
■番組の見どころ
アイナメやハタ、ソイ、カサゴ、カジカといった根周りに潜む「根魚=ロックフィッシュ」を、ルアーを使って専門的に狙うロックフィッシュゲーム。
旧来この釣りの多くは北海道や東北など北国にその大部分が由来するところが大きかったのも実情でした。
しかしこのロックフィッシュゲームの根底は特定の種類の一魚種だけを狙うものではなく、日本全国の海にはなんらかの種類が生息しているため、その土地柄で異なった種類を狙えることもまた大きな魅力の一つです。
今回番組で登場するキジハタもその一つ。
関西エリアではかつて“幻の高級魚”とさえ称されたこのハタはアイナメやソイ、カジカといった寒流系の根魚とは対照的に温かい水温を好む暖流系の根魚。
近年、北国由来のロックフィッシュスタイルが全国に波及し続ける中で、いま西日本を中心に一層の注目が集まっているターゲットです。
北海道・道東の海でアイナメの珍種「ウサギアイナメ」を追った前回(7月放送)の続編となる今回。
讃岐うどんで有名な「うどん県」こと四国・香川県の海でキジハタゲームの新境地を探ります!
2013年11月13日 |
カテゴリー:雑誌掲載・DVD
昨日、11/10(日)「キャスティング石巻店・佐藤文紀1日店長」イベントにはたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
市内はもとより県内各地、そして県外からも熱きロックフィッシュアングラーの皆さんに多数お越し頂き大変光栄に思っております。
普段なかなかお会い出来る機会が少ないだけに、こういったイベントは私にとっても貴重で、自身も楽しみにしておりました。
当日はご来場された多くの方が行かれている宮城県~岩手県沿岸にかけての各々フィールドでの実際の釣りの様子など皆さんのお話を直接お聞かせ頂き、とてもうれしく思いました。
熱心に話して下さると、こちらもますます熱心になります。
私のイベントでは幅広い年齢層の方々にお越しいただくことが多いのですが、その中には学生の方々もおられます。
中学生や高校生、専門学生、大学生の皆さん。
中には親子で仲良く会場に足を運んで下さる方々もいらっしゃいます。特に年齢の若い皆さんと接していると…昔の自分を思い出すように、年甲斐もなく一時タイムスリップして、まるで同級生のように(笑)話してしまう自分がいるのもまたこういったイベントならではの臨場感だと思います。
只今・最盛期となっている北海道に次いで、間もなく東北も晩秋~冬のロックフィッシュシーズンのピークを迎えます。
今後の天気と水温の変動に伴う海の動向に期待したいところですよね。
と、同時にこれからの冬場は海が荒れることも多くなる季節です。天候の急変や足場の安全等にはくれぐれもご留意しつつ、この冬のロックフィッシュシーンでも素晴らしき釣果に恵まれますよう願っております。
簡単ではございますが、イベント御礼のご挨拶までに。
ご来場下さった皆さん、お店のスタッフ皆さん、どうもありがとうございました!
2013年11月11日 |
カテゴリー:その他
昨日は立冬。
早いもので暦の上では冬の始まりですね。
今週の日曜日、11/10(日)は「キャスティング石巻店」さんで昼12時~夕方18時までイベントがあります!
●詳細はこちら→http://castingnet.jp/wp-content/uploads/2013/10/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e.jpg
そうなんです…。
私、佐藤が「1日店長」を務めさせて頂きます!(大変恐縮ですが…)。
とはいえ、堅苦しいイベントではありませんのでどうか安心して自由にご来店頂ければ幸いです。
この機会にロックフィッシュゲームに関する疑問・質問・相談にも対応させて頂きますので、お気軽におたずねください。もちろん、ロックフィッシュ以外のジャンルのことでも、私のお答え出来る範囲では対応させて頂きますので、ぜひ多くの方と触れ合うことが出来たらうれしいです。
さて!
当日、イベントにご来場下さった方には些少ではございますが、プロズワンではノベルティーグッズをご用意させて頂きました。
まずはプロズワンステッカー。
黒を基調にシンプルなものにしています。
防水・耐光素材ですのでお好きなところにどうぞ♪
こちらは先着20名様に順に進呈致します。
次に!
これから寒い季節になりますが、どうか風邪などを召されずに元気に釣りを楽しんでほしい!!という願いから、ウインターアパレルを作りました。
自分で生地屋に行って素材を選んでいますので、肌触りにもこだわって作った特製グッズです。
品質表示もしっかり。
さりげない部分ではありますが、このあたりもプロズワンのこだわりです。
わざわざ足を運んで下さる皆さんに少しでも喜んで頂きたいし、それに「皆さんにお配りする一足早いクリスマスプレゼント」ということで、かなり奮発しました(笑)。
あとで会計事務所さんには怒られそうですが…(汗)。
こちらはプロズワン製品及び小生関連製品(当日、店頭にて発表されます)総額3000円以上お買い上げの先着20名様に「プロズワン2WAYネックウォーマー」を進呈させて頂きます。
上の写真のようにプロズワン2WAYネックウォーマーの上部には「アジャスター(しぼり)」をつけていますので、ネックウォーマーとして首元の保温にお使いいただくもよし、頭に被せてしぼりを調整すれば“簡易帽子”としても活用出来るヘッドギヤにも変身します。
カラーは「グレー」・「セピア」・「ブラウン」・「ネイビー」・「ブラック」。
【グレー】です。
【セピア】です。
【ブラウン】です。
【ネイビー】です。
【ブラック】です。
ネイビーやブラックは合わせやすい色の定番ではありますが、晩秋~冬のロックフィッシュシーズンが終わると今度はトラウトの季節になりますよね。
そんな厳寒~早春のトラウトシーンの服装にもそのまま合わせてお使い頂けるようにグレー・セピア・ブラウンもラインナップ。
もちろん、釣りの時だけではなく街歩きや散歩などタウンユース時にも幅広く使えるよう、生地の色味を大切にしたシンプルなデザインにしました。
どの色も寒い季節に長くお使いいただける色合いです。
上記5色含めて先着20枚限定での配布となりますので、該当者の方には順番にお好きな色をお選びくださいね。
ちなみに余談ではありますが「グレー」と「セピア」は最少生産品のレアカラーなんです。おしゃれですよね。
最後に!
当日、シューティンウェイご購入(あるいは店頭在庫がない場合にはご予約頂いた分もOK)の方には、「プロズワンオリジナルニット帽」を進呈致します!
ニット帽、これからの冬の釣りには欠かせませんよね。
シンプルに、シックに、ブラック単色生地にロゴをあしらいました。
こちらはニット帽単体でも使えますし、この下にキャップやサンバイザーを着用して上から被せて使うのもいいと思います。
以上、ふんわりもこもこ温かいプロズワンウインターグッズのご紹介でした。
この他にもピュア・フィッシング・ジャパン/バークレイさん、クレハ合繊/シーガーさん、オーナーばり/カルティバさん、グレンフィールド/ZEAL OPTICSさんなど契約メーカーよりプロスタッフリミテッド品や非売品を含む景品もご提供を頂いておりますので、上記プロズワングッズと併せて差し上げます。
それでは明後日の日曜日、皆さんとお会い出来ますこと楽しみにお待ちしております!
気をつけてお越しくださいね。
2013年11月8日 |
カテゴリー:その他
この日はそろそろ終盤となりつつある仙台湾のワラサ・ジギングへ。
宮城県塩釜港のえびす屋さんの乗合船におじゃましてきました。
が、しかし前夜からあいにくの雨。
朝5時の出船時には小降り状態にはなりましたが、沖合の釣りで、ずっと雨に降られると船上ということで逃げ場もなくズブ濡れになるので(キャビンに入って釣りは出来ませんので…)さすがに人間のテンションも下がりますが、そのあたりは釣果でカバーして、なんとか、あの心地よい「釣れるテンション」を維持したいものです。
なので、願わくば…1投目から釣りまくりたいわけです。
最初から全力で魚を獲りに行きます。
様子を見つつ…探る、という釣りは今回はなし。
というのも当日は思いのほか風が強く、風波によるウネリが予想以上に高い。
一つ間違えると、船酔いしそうな揺れ具合だったからです。
具体的には大型乗合船が左右にグラングランと大きく揺れるほどのウネリ。
天気予報ではまずまずの天気を報じていたし、実際に釣り場に到着して「こんなはずでは…」と内心思いましたので、こうなったらひたすら釣って、余計なことを考えないで済むようにしなければなりません。
スタートと同時に第1投目から魚を掛けることに集中します。
早速、ガツン!!とアタリます。
ワラサです。
私の場合、「撃投ジグ」シリーズから投入することが多いですが、まずは撃投ジグハイパー200g(色はピンク)からスタートしました。
フックは7/0です。
続いてホウボウもキャッチ。
ボトムから10m上でのヒット。底から急浮上してジグを追ってバイトしたのでしょう。
真っ赤なボディーに鮮やかな胸ビレ。
ホウボウはどちらかというと関東以南に多い魚ではありますが、その近縁種にカナガシラもいます。カナガシラはホウボウよりも北の海、つまり緯度の高い北海道でも釣れる実績がある魚です。
事実、北海道の方が「ホウボウが釣れた!」という場合、カナガシラであることの方が多いです。いずれにしてもこの系統の魚はとにかく容姿が凄いので、どういう理由あってこのような造形に行きついたのか、魚としての進化の過程が知りたいところです。
ホウボウは砂地に生息する甲殻類や環虫類を捕食することが多いですが、見た目によらず、200gのメタルジグにアタックしてくる獰猛なフィッシュイーターでもあります。
続いてヒラメも登場。
こちらはジグをしゃくり上げた後の水平姿勢を維持しやすい撃投ジグレベル185g(色はピンク)に変えたとたんのヒットでした。
測ってみたら55センチあったのでそれほど小さいサイズではありませんが、ヒラメの前に釣ったホウボウの方が引いた印象です。
ちなみに船内、ワラサ・ホウボウ・ヒラメ以外にはサワラが1尾釣れていました。
その後もワラサ!ワラサ!ワラサ!
釣れる時に釣れるだけ釣ります。足の速い回遊魚では鉄則です。
とにかく朝マズメ~9時ないし10時手前頃まではワラサの喰いも活発ですが、近年の仙台湾の南エリアの場合、船の流し方によるポイントの攻め方にもよるのだと思いますが、だいたい10時頃から喰いが落ち着いてくることがあるのでそれまでの間にバシバシとヒットに持ち込みます。
ちょうど潮の加減が変わったな、と思って時計を見ると10時過ぎ。
やはりこの後、釣果は次第に小康状態へ突入。ポツリポツリのヒットへとスローダウンしていきます。
とはいえ、魚は船の真下に必ずいるわけで魚の喰いが落ち着いただけで、魚がいることには変わりありません。
ジグの重さや形状、重心やカラー、そしてしゃくり方(ジャークパターン)を変えながら、あの手・この手でヒットパターンを探り直していきます。
そのような意味ではトラウトの管理釣り場に似たよったシチュエーションとも言えます。
このような時こそ、釣り人は腕を磨くことで成長出来るのです。
本日はジギング初挑戦の三浦君も念願のワラサをキャッチ。
撃投ジグハイパー200g(色はネイビー)で連続ヒットを演じていました。
続いてはホウボウも釣り上げていました。
昨年からの約束で、1年かがりで共にジギング釣行を果たせました。
筋肉痛は治りましたか?(笑)
という具合に、終わってみればそれなりの悪天候だったのですが20尾以上は釣れましたし、結果的には良い釣果に恵まれたと思います。
私が中学・高校時代からお世話になっている同船宿の伊藤船長とも途中でお話しましたが「ワラサは今がピーク~終盤にかけてだべなぁ。」とおっしゃっていましたので、数釣りが楽しめる仙台湾のワラサジギング!
青物のパワーファイトを堪能し、“天候の良い日”を見計らってぜひ行ってみて下さい。
最後になりますが、お気に入りギアバッグをご紹介させていただきますね。
カルティバ/ギアバッグスタンダード。
これ、船上では重宝します。雨や水シブキから中身を守ってくれるギアバッグ。
今まで11年間使い込んだ船用タックルバッグが、もう限界というほどに壊れてきたので(物を大事にする主義なので補修しながらずっと使い続けてきたのです…)そろそろ換えなくては…と思っていたところに、カルティバからルアーフィッシング用ギア(タックル)バッグが新登場。
中身が取り出しやすいこと、ボトムへの食いつき感のあるグリップ性、水の浸入を防ぐ防水性に優れているのでジギンガーの方やボートロックなどオフショアの釣りもされる方には特にオススメです。
■タックルデータ
●ロッド:5.10ftオフショア・ジギングロッド
●リール:ツインパワー5000
●ライン:シーガーマルティア(PE)2号
●リーダー:シーガーショックリーダープレミアムマックス50lb
●フック:カルティバシングルフロント50ショート7/0
●ルアー:撃投ジグハイパー200g、撃投ジグレベル180g
ケイタンジグ175g、背黒200g
●偏光グラス ZEAL OPTICS Vanq
●偏光レンズ TALEXモアイブラウン、TALEXイーズグリーン
★宮城県仙台湾ルアー・ガイド船<塩釜地区>
■えびす屋(伊藤船長)【受付番号022-362-2220】
2013年11月7日 |
カテゴリー:釣行記
先日のプロ野球・日本シリーズは凄かったですよね!
地元・東北での白熱試合。
それにしても東北楽天イーグルス、優勝おめでとうございます!!
いやぁ~本当によく頑張りました!
さて!
本日の話題は鱒(マス)、つまりトラウトです。
先日は久々にマスの顔が見たくなり、トラウトフィッシングへ。
とは言え、サクラマスにはまだ早いし…渓流釣りも禁漁期間です。
となれば、必然的にエリアトラウトこと「管理釣り場」に向かいます。
この間、SALTWATER誌の連載「サカナサク、海の旅。」ロケで宮城県南三陸町~気仙沼市に行って来たのですが、その旅の途中に本吉町の小泉川(津谷川)でタイミングよくサケ漁に出くわし漁協の皆さんにご協力頂きながらヤナ場での作業を撮影させて頂きました。
それが機で車内に戻るやいなやスタッフと来季の河川のサクラマス、海サクラの展望などサケ・マスの話題になり、「あぁ~マス釣りでも行きたいですね~」なんて話した覚えがあるのですが…、話がどう伝わったのか後日、SALTWATER誌の出版元・地球丸さんより一冊の本が私宛に。
もしや、またナマズの本!?と思いきや、今度はSALTWATER誌の姉妹誌である「ロッド&リール トラウト(ロドリトラウト)」の最新号でした。
きっと「これを見て勉強して下さい」とエリアトラウトの本をプレゼントしてくれたのです(笑)。
本の詳細はこちらをクリック(↓)でご覧頂けますので、皆さんも私と一緒に秋の夜長に管釣り本で勉強しませんか?
http://www.chikyumaru.co.jp/detail/class_code/8-409/
ということで時間を見ては熟読し…読み終わると……これが行きたくなるんですよね、実際の釣りに。
なので、ついつい行ってしまいました。
実は風邪をこじらせており、そんな時は安静におとなしくしていればいいのですが…ムダに気合いを入れて1日で管釣り3軒はしごしました(笑)。
名付けて「釣りに行って風邪を治そう大作戦」です。
めちゃくちゃな言い訳ですが、たまにしか休めないからこそ、寝てるのは勿体ない!
思いっきり釣りに没頭したいのです。
写真の魚はレインボートラウト(ニジマス)です。
他にブラウントラウトの釣果も。
管釣りに行くのは震災後初でした。なので久々です。
基本、スレた魚を釣ることとなるエリアトラウトでは「いる魚」をあの手、この手で何とかして喰わせなければヒットには導くことは出来ません。
目の前に確実に魚がいるのが分かっているからこそ、もどかしい。
だからこそ、余計に熱くなってしまいます。
エリアトラウト・フィッシングはネイティブトラウト・フィッシングとはまた趣向の異なる釣りの世界や奥深さ、面白さが存在していますよね。
そんな魅力もまた今日まで多くの釣りファンを惹きつけてやまないのでしょう。
繊細さで言えば、海水魚のメバルやアジなども繊細な部類の釣りですが、こういったソルトウォーターフィッシングにおけるライトゲームの世界にもこのエリアトラウトのテクニックやタックルバランスへの考え方は実はとても活かせることが多いですから、生粋の菅釣りファンならずとも、ぜひ多くの層の釣り人の方にも楽しんで頂きたいスタイルの釣りです。
紅葉も見頃を迎え、とてもきれいでした。
皆さんも機会あれば、ぜひ。
タックルデータ
●ロッド:トラウティンマーキスボロンTMS-562L
●リール:ステラ2000
●ライン:シーガーR18イエローハンター3lb
●スナップ:カルティバ/クイックスナップ♯0
●フック(ミノー用):カルティバ/シングル55
●フック(スプーン用):カルティバ/シングル21、31
●ルアー:スリムスイマー、管極スプーン、ユータン
ペレットペレット、HNKL/K-1ミノー50S
パニッシュ55SP、シュガーミノー50SP
●偏光グラス:ZEAL OPTICS VERO
●偏光レンズ:TALEXトゥルービュースポーツ
2013年11月6日 |
カテゴリー:釣行記
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