「うわぁ! デカイっ!!」
深夜ー。
夜の港に歓喜が響き渡ります。
なんと!
これは凄いっ!!
大物キジハタが出現!!
シューティンウェイSWC-802EXH“スキップラン”で、ブチ抜きです。
素晴らしい大物です!!
深夜の衝撃。
いやぁ~、びっくりしますね。
このような大きなキジハタが!
それも港から釣れる可能性があるのですから、瀬戸内海もまた凄い海です。
さすが地元エキスパート!
おめでとうございます!
数が釣れない希少な魚ほど1尾の大物はその場のみんなで共有できる喜びがあります。
そんなうれしさに浸りつつ、また皆がバラけて各々の立ち位置に戻ってほどなく…「来たぁ~!!」とまたもや歓喜の声が!
「ネット!ネット!」と誰かの声がかすかに聞こえてきます。
………何が起こっているんでしょうか。
夜の港、広く散って釣りをしているので声だけでしか様子が分かりません。
「佐藤さん、こっちもデカイですよ~」と登場したのは迫力の40cm!
出たぁ~、またもや40UPのキジハタ!!
先程のはベイトタックルでの釣果に対し、今度はロングスピンでの釣果。
軽量リグを遠投して大物を仕留める。
レバーブレーキリールを駆使しての痛快なファイトだった、とのことです。
メジナやクロダイなど磯のフカセ釣りで主体のレバーブレーキ付きスピニングリールですが、海のルアー釣り界ではシーバスフィッシングで確立されたこともあり今日ではレバーブレーキ付スピニングリールはソルトルアーアングラー層でもずいぶんと認知が進みました。
実際に使用されている方も多いことと思います。
他にも近年ではエギングで実験導入されたり、川の流れの中をグネグネと首振り伴うローリングファイトすることでバレも多いサクラマスゲームでも導入するアングラーがいたりとか、少しずついろいろな釣りジャンルに対しても注目されてくるようになりました。
糸の放出を瞬時にON/OFF切り替えられることでラインでのテンションを一定に保ちやすくバラシを減らせる効果が上がったり、足元の突っ込みもうまく回避できるというメリットは、ロックフィッシュゲームの世界でも今後もっと開けてくる可能性も秘めていますね。
それにしても相変わらず、ロングスピンの効果は目を見張るものがあります。
アイナメゲーム、ソイゲームのみならず、ハタゲームでもメリット際立つロングスピン釣法。
この威力を実際のフィールドで知れば知るほどに分かるのですが、確かに全国規模で浸透していくわけですよね。
単純に飛距離に特化するに限らず、そもそもベイトリールのキャスティングが苦手…という方にもこの釣りを楽しむことが出来る釣り方です。
ロックフィッシュゲームの世界も、スピニングタックルの釣りもベイトタックル同様に攻撃的な釣りへと変わった現在。
もちろん、私にとっても今では欠かせない釣り方のひとつになりました。
本日2尾目の40UPキジハタの出現。
俄然、やる気が高まります!
そして…私にも一度、カサゴらしき極小のアタリがあったものの明らかに掛かるような感じがなかったのでこのアタリはそのまま見送り。
その後のことでした。
私の考えとしては、「水の中では浮遊させた状態でワームを水平くらいの位置でホールドさせていたい」。
だけど今は潮止まりで潮は動いていないから、フォールスピードが速くなり過ぎないように軽いシンカーを使いたいわけですが、今宵私が使用しているRTC-922EXH“ロングベイトキャスター92”の場合には下限で11gのキャストに対応できますが、さすがに7g以下のウェイトまで下がると11gを使うほどには遠投はしにくくなるから、そうなると今必要な望みの飛距離には達しにくい。
最初は7gシンカーで頑張っていたのですが、7gでも投げれることは投げれるのですが、飛距離的に周囲のロングスピンを用いている皆さんとは着水地点が違い過ぎる。
今宵キジハタが掛かっているのはブレイクの向こう側の急に深くなっているところ。
だから最も簡単な方法は私もロングスピンに重点を置いた釣りに切り替えればもしかするとたちまち釣果の面は解消されるのかもしれませんが、そうなると今回の主目的が遂行出来ないからベイトの剛竿で今夜は押し通す必要もこの日の自分にはあったのです。
そこでシンカーは思いきってタングステン7gバレットシンカーからタングステン14gに上げたかわりにライトテキサスからダウンショットリグにチェンジ。
そして、浮力の高い素材のワームをセレクトすることでシンカーは着低していてもリーダーの長さの分、ワームはボトムにつかないから、ワームをサスペンド状態で誘える。
そう思いまして。
あとはワームにも自力で水平姿勢を保つための「浮力」もほしかったんです。
そこでロックフィッシュ用ではないのですが、ヒラメ用の浮力の強いワームをこのタイミングでは投入することにしました。
そこでセレクトしたのは熱砂のドルフィンキッカー4”、上下にテールが動くタイプのシャッドテールワームです。
テールの動き方が普通のシャッドテールの逆なのも珍しいですが、それだけでなくてこのワームは浮力が大きいためダウンショットリグのワーム水平維持効果と相まって、14gシンカーのダウンショットリグであってもワームを底ベタにしないで済むというところも考えです。
狙いのキジハタが今、小魚を捕食しているかどうかは分からないのですが、水中でのワームの姿勢で考えれば「今はこれがいけるな…」とにらみ、投入したのがまさに正解だったようで、そう時間を待たずして“ガツッ!”とキジハタのバイトを察知したのです。
アワセが決まり、「よ~し、来たぁ~」とゴリ巻きして魚をブチ抜いたら足元でキジハタの口から針がポロッと外れてそのままナチュラルリリース。
あらま…夜の暗い海にポチャンとキジハタが対面ままならずの間に戻って行ってしまいました。
30cmちょっとくらいの大きさだったので、魚が小さ過ぎるわけでもなく、個人的にはけっこううれしかったのですが、まぁ~やってしまったと!(笑)。
隣で竿を振っていた堀川さんには見られてしまいましたので、とりあえず笑ってやり過します(爆)。
もしかして今の魚が最初で最後かもしれない…と思う気持ちと同時にに、いや待てよ…もう一発次があるかもしれない、という不思議な気持ちも湧いてきて両方が混じりあう感じに。
なので、心を鎮めようとまずは落ち着いてタックルをチェックすることにしました。
ちょうど、リーダーに細かい傷が入っていたので結び直すことに。
結構、捨石のあるところを重点的に釣っているので細かい傷はラインの表面だけですが入っていたのですが知っての通りシーガーのフロロはとにかく強いですから、このくらいの傷であればこれが原因で切れるまでとはいかないまでも、万が一ということを考えれば面倒がらずにリーダーも結び直しに取りかかります。
今夜はキジハタの大物を2尾も見ていますので知らず知らずに何気に興奮が高まってきてはいるのですが、ここで焦っても結局のところはダメなんですよね。
だから、糸を結び直す時間は心を落ち着かせるためにも役立つ必要時間。
ちょっとした不安も時には次の一手で大きなダメージにつながってしまうこともあるからラインチェック、リーダー交換、針の交換と、眠気が増してきた夜中の時間をうまくかわしつつ、黙々と道具の再チェックです。
すると、「来たぁ~!」とまたもやキジハタがお出ましに!
「ようやく釣れました~。」
おめでとうございます!
ロングスピン、もはや【安定のロングスピン】と言っても過言ではない領域です。
みんなで1尾を引っ張り出すのがやっとかもしれない…というほどに非常にタフだとのキジハタ前情報からは思いもよらぬ、今夜は好釣果に好転。
キジハタ劇場、6名中5名の方が見事キャッチされる上昇展開。
さすが全国に名が知れ渡るキジハタ釣りの名所・瀬戸内海です。
あとは釣っていないのは私だけです。
「俺にも釣れるのかなぁ~」と自問自答しつつ、夜明けが来るまで「なんとかしたい」このもどかしい気持ち。
ですが、あるときには“釣れない釣りの代名詞”とも称されることがあるサクラマスの釣りで自分はこういう場面は20年以上も経験していて慣れっこですから、伊達な根魚釣師これくらいでは動じません(笑)。
「皆さんのこの勢いに乗って、私もなんとか一匹釣らせてください瀬戸内の神様!」と心の中でお願いしつつ、大きく深呼吸。
タックルは万全。
ラインの心配はなし、リーダーもOK。
ロッドとリールの心配もなし。
ワームも、シンカーも、フックも、もうこれに決めました。
あとは変えないつもりです。
潮の流れに変化が出てきたことを夜間対応偏向グラス・TALEXモアイブラウン越しに目視していたことで確信しました。
目指したのは、潮の流れるスピードに合わせたリギング。
そこでまずはダウンショットからライトテキサスに戻しました。
この場所は沖の砂地だけでなく手前側にある捨石の上も引いてくるから、根がかりにも強いテキサスリグが今この状況でならフルに活かせること。でも、テキサスリグだと縦の動きが強調されてしまうからシンカーは軽いものにしてナチュラルドリフトで流せる重さが重要。横の動きを出したいがために、です。
そのためには全身で水受けするワーム形状でありつつも、テールもヒラヒラと舞うものが好ましい。
水を蹴る動きではなくて、水を受けて流すタイプですね。そうなるとグラブやカーリーテールは抜群に使い勝手が良い。
あとは、目視できる範囲にいるキジハタのエサとなりうる生き物であるシャコエビとアオリイカのどちらでも化けてくれるように配慮したワーム形状……そうなるとパルスワームならうってつけの形状です。
魚の襲撃目標となるバイトマーカーにはロックンビーズソフトをライトで照らして蓄光して光らせます。
シンカーは、飛ばすためにある程度の重さは必要だけど、低比重のため沈むのは遅くスローフォールさせるためのブラスシンカー。タングステンよりも沈みの遅さは時と場合により長所になります。
剛竿と共にPEライン2号で強引に引っ張り合いしても負けない針強度とスムーズな針掛かり。
キジハタの引きは強烈だからと言って、ただ太いだけの針ではダメなので、アタリを拾える針先を備えたものでなくてはいけません。
今、考えられる“自分の中でのゴールデンバランス”で組み合わせたセッティング。
リグはこれです。
ワームはバークレイ/ガルプSWパルスワーム4”(カラー:モエビ)、オフセットフックはカルティバ/ツイストロック2/0、クッションビーズはプロズワン/ロックンビーズソフト、ブラスシンカーはプロズワン/クランクシンカーSP 3/8oz(11g)、リーダーにはシーガー/グランドマックスショックリーダー5号(24lb相当)を入れています。あとはシンカーの上、25cmほどの位置にシンカーストッパーを取り付けています。
このリグ、釣れる要素がぎっしりと詰まっています。
これまでの自分の経験測で割り出しているので、あとは迷いはありませんでした。
「最後はこれで決めてやる」、そう思いました。
そしてー。
この後、ついにその時はやって来たのです。
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2017年2月22日 |
カテゴリー:釣行記
真夏の瀬戸内海、キジハタを追う熱い(暑い)夜は続きます。
先程パラついた雨でジメジメ感もプラスされ不快指数は高まるものの、眠気をうまくかわしつつ暗闇の海中に潜む至極の宝石に狙いを絞り込んだ釣りを各々が展開。
再び「ヒット」の声があがります。
ロングスピンによる、軽量ジグヘッドリグ遠投スイミング!
おめでとうございます!
ロングスピン釣法は強し。
ヒットルアーは3インチ級のシャッドテールワームです。
続いてアオリイカのエギングから、再びキジハタ狙いのロングスピンに戻しての大本命!!
機転を利かせた一撃。
おめでとうございます!
釣れたキジハタが吐き出したのはシャコ!
エビ型ワームで釣れたキジハタがご覧の通り、シャコを吐き出したのです。
これです。
まさに先程、アオリイカの新子たちが執拗に追っていたシャコです。
今宵の海の中の様子が垣間見れます。
簡単に説明すると以下、こうです。
表層~上層をなんらかの要因で活発化し泳ぎ回るシャコエビの存在あり。
シャコの泳いでいる上層~中層のレンジを目掛けて襲うアオリイカがいる。
アオリイカと共にシャコエビを狙っているであろう魚がキジハタ(現に捕食していたことにより)。
以上を踏まえると、今のキジハタが狙っているベイトの種類はおのずとおおまかには特定出来ます。
そうなりますと…キジハタの停滞しているレンジがおのずと手がかりであり、一番知りたいわけです。
居付き型のキジハタなのか、ベイトを追って回遊してきたキジハタなのか。
ただし、シャコは砂地に生息する甲殻類。
このあたりの海底は砂地であることから、居付き型キジハタであるとすれば海底に何らかの起伏変化や障害物が局地的に存在する本当にピンスポットにいる個体であろうし、他の場所から回遊してきた個体群であればここはエサを狩りにやってきた場所であり、普段生息している場所はもっと別な場所にある可能性もあるわけです。
いずれにしてもこの状況下で「今、考えなければいけないこと」はキジハタはシャコの存在と共にアオリイカの新子も好物だということ。
これはアオリイカのエギングが盛んな日本海側に精通する釣り人の間では有名な話です。
それに加え、緯度の高い東北地方でもこういう話は存在し、例えば山形県飛島のキジハタを追う遊漁船シルバースノーの小野船長の話などでは秋のキジハタはアオリイカの新子を好んでよく喰っていることがあると以前教えてくださったことがありました。
そんな時にはワームの色は白に反応が良いとのことで、白以外にはピンクも良いそうです。
となるとこの瀬戸内の本日、キジハタにとっての今宵のベイトとして存在の大きな生き物はシャコエビとアオリイカの両方である可能性が考えられます。
2016シーズンの瀬戸内でとても熱いというシャッドテールワームパターンに習って、私もパワーベイトSW Tテールミノー2.5”を今日のスタートから投げたものの現時点、全くのノーバイト。
なにか違うのでしょう。
ワームの引き方が合ってないのか、ワームセレクトが違うのか。ルアーを引っ張っているレンジが魚とコンタクトしていないのか、そもそも私が投げている場所にキジハタがいないのか。
考えることは沢山あります。
シャッドテールワームのパターンでは自分には全くアタリがないため、シャコパターンやイカパターンの釣りに釣り方をシフトしていくことを考えます。
本日の釣行では完全なるイカイミテートのワームは私は持参していないものの、シルエット的にイカパターンに対応するには多少無理すればイカの泳いでいる感じを模せるバルキーホッグ3インチ、パワーホッグ4インチを順番に投入。
ホッグ系ワームはご周知の通り、甲殻類ワームを代表するシェイプとして知られていますが、ホッグは横幅があるためシャコのイメージでは使いにくい。大型のエビやカニの類の甲殻類を模すことが得意な形状です。このときはホッグワームを使いつつもそんな甲殻類を模したアクションは与えず、イカがフワフワ漂いながら泳いでいるアクションに切り替えてシルエットを闇夜にぼやけさせてアクションをかけることに注意しました。
あくまでも甲殻類として訴求したいのではなく、イカのイメージでホッグワームを操作するのです。
しかし、これも全くアタリなし。
今や瀬戸内はキジハタ激戦区。
ルアーを何度も見た個体も多いだろうし、シーズン中は多くの釣り人がルアーを海中に投げ入れている。
なおかつ、キジハタの場合にはアイナメやソイよりも釣ることが難しい根魚。
そう簡単にはいかないことは分かっています。
私の操作するルアーは海の中で見切られているのでしょうか。
再び「ヒット」の声が!
声の主は杉村さんで、3インチ級シャッドテールワームのライトテキサスで炸裂させていました。
有限実行、さすがです。
「先程まで7gシンカーでやっていたんですが、アコウは浮いていると思いましてね。7gだと重いと思って、5gに重さを変えたらアタリが出ましたね。」
ロッドはロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”です。
シンカーが軽ければ軽いほど、ワームが水中を漂う時間は長い。
これは間違いないです。
ただし、海の中には潮流があるからどうしてもルアーは流されていく。
そうなると狙いのスポットにワームを流せなくなったり、底取りしようにも着低が分かりづらくなるからシンカーを重くしてしまう、という方がロックフィッシュアングラーには最も多いことだと思われます。
ですが、ここ。
考え方によっては、とても重要なところだとも思うのです。
5gと7gのバレットシンカー。それはたかだか2gの差。
これをどうとらえるか?はその人の釣り経験やスタイルによるものかもしれませんが、キジハタやクロソイ釣り経験の長いロックアングラーであれば1gの差でも時にアタリの数に差が出ることを感覚的には知っているでしょうから、この2gのウエイトの差にも「なにかあるんだろうな」と注目すべきでありましょう。
メバリングに至っては1gと2gのジグヘッドリグとでは全くの別物アプローチになることはご周知の通り。
これをメバル同様に「浮く根魚」であるキジハタやクロソイに当てはめると、確かにメバルまでの極上の繊細さは追求しなくても、やはりここにひとつのキモは同様にあるように思えるのです。
キジハタでそうなのであれば、キジハタを凌ぐスイマータイプのロックフィッシュであるオオモンハタに至っては、もっと細かいレンジコントロールの釣り方がこの先にあるように感じています。そうです、シーバスやサクラマスばりに細かいレンジ操作の釣りです。
いずれにしましてもキジハタですが、「デカイのが掛かっても安心のパワーがありつつ、重いシンカーを投げるだけではなくて軽量シンカーも1本の竿で扱えることも大事なんです」と杉村さん。
これをベイトフィネス専用タックルを使えば更にリグ自体は投げやすくなるものの、あくまで海でのベイトフィネスの概念は小型のターゲットを楽しく釣るスタイルに特化した方向性が現在は主流だから、このときに想定外の巨大アコウがかかって瞬時に根に突撃されてしまった場合だと………ベイトフィネスタックルではとても応戦できない…というジレンマを抱えることになってしまいます。
最大の難点と改善したい妥協点もまたここにあるわけです。
この難題を少しでも緩和できるロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”の登場は、これまで難しかった領域の穴を埋めるパズルの1ピースにも成り得る、新領域をカバーできるロッドという風にも言えます。
杉村さんの場合には名手ですのでロッドに表記されている快適リグウェイトの規定値よりも更に軽い5gリグもRTC-702H“ヘビーライト”で扱ってしまいます。
そのためにPEラインは1.2号や1.5号ではなく、ご当人はベイトキャスティングでPE1号をセレクトしているというのも頷けます。
時間は夜の22時を過ぎた頃合。
ロングスピンでよく釣る人はレバーブレーキリールの操作の巧さにも注目しています。
時を待ってはポツポツとカサゴが釣れたり、待望のキジハタのヒットが一人ずつ続いていきます。
沖に露出していた波消ブロックの際にリグを撃ち込んでバイトを得たというこちらのキジハタは色が白っぽくて珍しい体色でした。こちらはおそらく居付きタイプ、でしょうか。
おめでとうございます!
PEラインセッティングによる、シューティンウェイSWC-802EXH“スキップラン”でのカサゴとキジハタの釣果です。
先程の小雨と強風が海になにかの変化をもたらしたのか。
31度を超えているという海水温。
ぬるま湯状態で厳しいのは厳しいのでしょうけれども、強風で水が攪拌され多少なりとも水が動いたからか思いの他、魚たちが動き出した。
また一人またひとりと幸運のキジハタを手にしていくアングラーたちに笑みがこぼれていく。
ネイティブトラウトをやる人ならば想像容易いと思うのですが、この釣れ具合はまるで春のサクラマス釣りのような雰囲気に似ているんですね。
1尾釣れることが喜ばしい感動系の釣り。
こういう釣り、自分大好きなんです。
もしかして、今日はチャンスなのかもしれません。
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2017年2月20日 |
カテゴリー:釣行記
瀬戸内海は香川。
ご当地に生息するキジハタたちの動きが活発化する日没を待って釣り場へ。
平日の夜にも関わらず、今宵終結したのはキジハタゲームに情熱を燃やすロックフィッシュアングラーの皆さん。
本日私が使うタックルは2つ。
ロングスピン用はロックトランジットRTS-902MH“ロングスピンキャスター90”グランドリミテッド。
もう片方はロングベイト用(当時はプロトタイプ)のロックトランジットRTC-922EXH“ロングベイトキャスター92”の2本立てです。
スピニングとベイト、1本ずつあるとオカッパリの釣りは安心感が増しますよね。
魚釣りの分からないところは、その日釣り場に行ってみないと当日の釣り方や状況が把握出来ないことが多く、予め1本の道具に使用するリグやワームまで絞り込んで決め撃ちしてしまうと、万が一そのパターンが通用しない状況に当たってしまった場合に困るため、アプローチの異なる2タックルの使い分けを私の場合はおこなっています。
単純に魚を釣るだけであればロングスピンでの釣りの方が手堅い感じはするものの、私は今回ロングベイトロッドの最終テストにつき、仮に適切なアプローチとは異なったしまった場合であっても今釣行に限ってはロングベイトの方に重点を置き、ロングスピンはサブにする心構えで来ました。
リールはスピニングがヴァンキッシュ4000HG、ラインがシーガーライトタックルフラッシュⅢ1号+シーガーグランドマックスショックリーダー5号(24lb相当)。
ベイトリールはエクスセンスDC、ラインはシーガーマルティア2号+シーガーグランドマックスショックリーダー5号(24lb相当)です。
キジハタ釣りのエキスパート・杉村さんは上の写真の通り、ロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”(当時はプロトタイプ)にハイギヤベイトリール、ラインはPE1号、タングステンバレットシンカー7gに3インチクラスのシャッドテールワームをセットしたスイミング対応のライトテキサスを組まれていました。
杉村さんはベイトリールでもPE1号を用いることで7gや5gといったライトテキサスをベイトタックルでも扱うことが可能となるそうで、こちらのロックトランジットRTC-702H“ヘビーライト”ではなんと3gや3.5gのウルトラライトテキサスもこのシステムで扱っていました。ワームの自重とフックの自重も合算すると仮に3.5gシンカー使用時でもリグ全体としてはトータルでは「5g以上」になっているという考えも頷けます。
近頃の瀬戸内海、シャッドテールワームのライトテキサスがキジハタに非常に効く!とのことでした。
ということで早速、実釣スタート!と行きたいところですが、移動性の低気圧が急接近中で、なんだか向こう側に見える雲がとてもあやしい感じです…。
真っ黒い雲が視界に入ってきました。
ずっと雨が降っていなかったご当地ですから事前のお話では海水温も31度とのこと。
隣県・高知の早明浦ダムの貯水率も30%を切っているこの渇水状態のタイミング、海とはいえ31度の“ぬるま湯”ともなると…ここのところは急激に釣れなくなり、魚っ気もない…とのことでした。
意外にも降雨にこれが恵みの雨と化すかと思えば、パラパラと小雨が降ったのちすぐに止んで今度は急に風が吹き荒れる具合に。
港の外側は風波がバシャバシャと音を立てているため、まずは風を避けられる港内側から釣りを試みます。
夜の遅い時間になれば風は収まるとの予報なので、それを信じまずは少しの間、辛抱の釣りは避けられない感じです。
出だしから今宵の釣り内容があやしい感じがちょっとしてきたのですが、釣れる釣れないは別として安全な釣りは可能ですので、うまい具合に誰かにキジハタが釣れるように祈るばかりです。
波のない港内側に目をやると、何かが水面下を移動しています。
私は夜でも偏向グラスを着用して釣りをしているため、常夜灯下など光がこもれる場所であれば水中を移動する何かを発見したのです。
尚、通常は夜間の偏向グラスは視界低下を招くおそれがあるため着用しないことが望ましいですが、それはあくまでも普通の偏向グラスの場合においてのこと。
私が愛用しているタレックス偏向レンズには夜間の使用も認可されているモデルもラインナップされています。
それがタレックス「モアイレンズ」です。
モアイブラウンとモアイグレーの2種類ありまして、夜間でも水面下のコントラストを知りたい!見たい!私の場合にはコントラス性がプラスされた夜間対応レンズであるモアイブラウンのレンズを着用。
それで見えたのがなんとこちら!
シャコエビです。
シャコエビは水面直下~水面下30cm~おおよそ50cmくらい下を泳ぎ回っているのです。
(写真を拡大してご覧いただくと、見やすいと思います。)
「え~っ!シャコエビって海中を泳ぐ回るの~??」という方も多いことと思われますが、実際こうして水中を泳ぐ回っている状態のシャコエビは私もはじめて観察しました。
それも1尾ではなく、複数匹であちらこちらで泳いでいました!
そのシャコエビを狙って襲っていたのがアオリイカの新子です。
アオリイカは小魚のみならずエビも大好物なのはエギング愛好家の皆さんなら知っての通り。
このときのように、水面付近を無防備に泳ぐシャコエビは襲いやすい格好のエサというわけです。
しまった!
こういう状況であればエギも一緒に持参すれば良かった(笑)と内心思ったわけですが、今回はキジハタ1本絞りの本格キジハタ釣行。
今日はあいにく誰もエギを持ってこなかった…と皆思っていたら、おひとり「あった!あった!」と。
先日使ったエギが運良くタックルバッグの中に入ったままだったらしく、ロングスピンタックルでキジハタを狙っていたワームリグを外し、エギにチェンジ。
その数投目でアオリイカを見事にゲットされました!
おめでとうございます!!
私のPEラインは1号を入れていてそこそこ太めなのですが、皆さんが使うPEラインは0.6号や0.8号が主体。
細いPEラインにロングスピンキャスター90であれば、緊急時には即席エギングタックルにも大変身。
この後も“ロングスピンキャスター90”でエギングしてアオリイカを立て続けけにキャッチしていきました!
アオリイカが釣れ続ける最中、エギを持っていない他の5名(笑)はまだ風が強いなかラインメンディングに注意を注ぎながらワームを繊細に動かして、きっといるではあろう…キジハタを誘い出していきます。
ライトテキサスに、ジグヘッド、ジグヘッドリグの上に軽量バレットシンカーを1つ乗せたテキサスジグヘッド、ジカリグ、チェリーリグ、ダウンショット。
どのリグにアタリが出るか…思い思いのワームをローテーションしながら希少な根魚「キジハタ」に一歩ずつ迫っていきます。
尚、リグの重さは5g~14gまでの範囲で、それ以上の重さは皆さん揃って「使わないですね~。」とのことでした。
水深に対して用いるシンカーの重さが平均的に重いものが多く使われているアイナメ釣り地域とは、そのあたりとも異なるアプローチをしている点も興味深いのではないでしょうか。
釣りを見ると、シンカーの重さでドスン!ドスン!と底を叩くような釣り方はしていなく、潮に馴染ませつつワームリグを自然に流す釣りをしているんです。つまりは、ナチュラルドリフトの釣りですよね。
なので、皆さんの道具立てを拝見するとスピニングリールはレバーブレーキリールの使用率も高く、浮力の強いPEラインを巧みなラインメンディングでさばききり、レバー機能も有効に活用してリールを操作をしていることが伺い知れます。
こういう釣りは磯釣りがとても盛んな西日本のフィールドに行くと、海釣りではもともとレバーブレーキリールへの馴染みが深い地域性もあってか目にする機会が多くなるのですが、私が知る限りでは北海道や東北のような緯度の高い地域に行けば行きほどロックフィッシュゲームのスピニングリールでレバーブレーキリールを積極的に活用されているケースは極めて稀に感じます。
同じ「ロックフィッシュゲーム」という括りにおいても、南北ではだいぶ大きなギャップがあるのですが、どちらかのイメージでこの奥深き根魚釣りの世界を統一してしまうのではなく、この地域差を両方深く知ることでそれぞれの長所を取り入れた製品化をプロズワンでは取り組んでいます。ロックトランジットもその取り組みの成果になっています。
さて、お話を戻します!
すると風の強い最中、お二人にダブルヒットしたようです!
「アコウだ!アコウだ!」と響き渡る声に、ついに出ましたか!と私も駆け寄ります。
釣りあげられていたのは良型のカサゴとキジハタ。
タイミングよく、ダブルヒットに至ったようです!
瀬戸内の宝石キジハタの出現に、一同の士気は益々高まりました!
まずは「おめでとうございます!!」
使用ロッドはロックトランジットRTS-902MH“ロングスピンキャスター90”グランドリミテッドです。
ついに出ましたね、キジハタ!
キジハタとの出会いはとても喜ばしいこと。
この魚に会いたくて、憧れるロックフィッシュアングラーは今や数知れず。
むむむ、ここはキジハタの生息する海。
今夜は眠れない夜になりそうな予感がしてきました!
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2017年2月17日 |
カテゴリー:釣行記
現在2月ですが、来月「3月」ともなれば南の緯度から順に始まっていくキジハタゲームに向けた話題を綴るシリーズ。
本日は「第2回目」です。
お楽しみください。
2016年の8月のこの日は瀬戸内海に釣行。
狙いは「キジハタ」に絞っています。
東北から四国まで新幹線と電車とバスを乗り継いで行きます。
今では北海道~九州まで新幹線を乗り継げる便利な時代になりましたから、これからは車と飛行機だけでなく、陸路で利便性に優れる新幹線を利用した釣行も普及していく時代になっていくのではないかと考えたりもします。
さて!
まずは神戸に向かい、神戸(三宮)からは四国行きのバスで徳島県経由して香川県高松駅で下車しました。
荷物はロッドケース1つにスーツケース1つです。
このロッドケースの中には当時まだプロトタイプでしたRTC-922EXHのプロト2本、RTC-702Hのプロト1本、発売して間もなかったRTS-902MHグランドリミテッド1本の合計4本のロックトランジットを持参しました。
シューティンウェイを開発していた震災前(2009年~2010年)はまだ全国的にハタ釣りが流行る前の時代で北海道・東北・北陸を中心にテストしました。
シューティンウェイのイメージカラーであるシューティンパープルは自身一番好きな根魚である「ウサギアイナメ」のオスの体色に由来した紫色です。
(※余談ですが、紫色がプロズワンのブランドイメージカラーではありません。こちらはブラックがイメージカラーです。たまに間違えられます、笑。)
もともと日本ではロックフィッシュゲームは北海道、東北、北陸といずれも地域に「北」とつく、北国由来の釣りが大きなウェイトを占めていたところが根底でしたので、シューティンウェイのテストは割合的にアイナメとソイが中心で、キジハタは私が北陸に行って新潟・富山・石川でキジハタを釣ってビルドアップしていったものでした。
ナイトゲーム中心の富山湾のキジハタ、デイゲームでは能登半島のベッコウゾイが楽しかったですね。
足場の高い堤防ではSWC-802EXHスキップランのプロトも使いましたが、当時の北陸は岸からでもそんなに飛ばさなくてもよかったので、手返しの良いSWC-722EXHブラインドサイトのプロトは北陸のオカッパリでは当時だいぶ好んで多用していました。
トランジットブルーの爽やかさが目を引く「ロックトランジット」シリーズの場合には北方系根魚であるアイナメ・ソイと同様に南方系根魚であるハタにも同じく重点を置いているため、ハタ狙いの観点もあらゆる視点が活かされており、ご当地の地元アングラーの方々の意見も豊富に取り入れて開発してきました。
この日私が持参しているベイトモデルの新しい2機種は既にアラスカでのテストも終えていたので、この釣行で最後のフィールドテストにしようと思っていたのです。
太平洋に日本海、東シナ海にオホーツク海とわが国を囲む4つの大海と外国の海で釣り経験がありますが、内海である瀬戸内海はこれがまた独特の特性があって、難しくも独自の面白みを形作っている場所であり、これもまたとても勉強になります。
今では全国的に大人気のキジハタロックフィッシュゲームですが、かつては、一部地域を除けばキジハタゲームも一歩外に出れば蚊帳の外。
しかし時が熟し好機が到来。
各地域でキジハタがロックフィッシュゲームのひとつであることが少しずつ認知されはじめた最中に敢行した2013年度の秋に放送のBS日テレ「夢釣行~一魚一会の旅~」の瀬戸内海キジハタロケは今日のキジハタゲームのブレイクを大いに助長するものとなりました。
4年前です。
キジハタを専門に取り扱ったロックフィッシュゲーム。
放送後は大きな反響が寄せられましたが、当の我々は夜は遅いし朝は早い(深夜、ホテルに帰っても2時間半仮眠したらまたすぐロビー集合)不規則時間の撮影に加え、現場でも苦戦を強いられたロケで私もスタッフも冷や冷やでしたが、今となってはとても良い思い出です。
今でもそう感じるのですが瀬戸内海は閉鎖性海域ということもあり、太平洋のような大きな海域とは根本的に海流の作用が異なるため、私個人的にはこの海(瀬戸内海)を釣るのはとても難しい海だと思っています。
つまりは個性の強い特殊な海、だと感じています。
それからこれは余談なのですが、瀬戸内にひしめきあうタイラバ船の大船団とか、地理的にマダイの存在が遠い北の方に住んでいる人がはじめて見たら、そんな光景にはきっとびっくりすると思うんです。
「こんなに釣り人、いっぱいいるのかぁ~」と。
冬の寒さも北国ほどまでには至らない西日本はオフシーズンがない(短い)ため、年間を通して豊富な魚が釣れることもあって、冬を迎えると釣りモノが減少する東日本・北日本よりもレジャーとしての釣り人口が圧倒的に多いゆえに年間を通して魚釣りが盛んな地域です。
いずれにしましても、どこの海辺に立っても一定の水準で釣りが出来る必要があるのと、どんな話題を振られてもその土地の地元の方相手にでも相応に話を切り返し出来るように各地の様々な釣り事情や魚について把握するに努めるよう精進しているのですが、瀬戸内海も他の海とはまた潮の感じとか流れ方とか水色も違いますから、こういう差異を掴むことで釣りの奥行き・経験値を増やすことに役立ちます。
高松には釣り仲間の杉村さんが迎えに来て下さり、まずは遅い昼食を一緒に。
杉村さんは言わずと知れたキジハタ釣りのエキスパートです。
近況をお伺いしつつ、キジハタゲームの話題は尽きることなく盛り上がります。
市内で人気の食事処ではキジハタにマダイ、ケンサキイカにマダコ、マアジ、カンパチと四国の海の幸がテーブルに次々に並びます。
どれも絶品、美味しい!
まさに舌鼓を打ちます。
あのキジハタも刺身、塩焼き、煮付けと続きます。
近年では釣りの世界でも一躍人気となったキジハタは、西日本ではフグやクエに並ぶ高級魚としてアコウの愛称(地方名)で親しまれてきました。
そんな言わずと知れたキジハタを用いた料理はもちろん、キジハタと並ぶ瀬戸内海を代表するマダイの鯛飯も至極の逸品で、キジハタの煮付けと一緒に口に頬張るとこれがまた相性抜群。
尚、キジハタは魚通なら誰もが知る超高級魚クエの仲間です。
クエはハタです。
大きさと魚の色は違えど、同じハタの仲間なので味わいの深い魚でありつつも、このような凄い存在感を放つ魅惑の根魚が船釣りだけでなく、岸からも狙えるのですからキジハタが生息している今日の身近な環境は漁業者や市場関係者、料理人にとどまらず、釣り人にとっても大事にしていかなくてはなりません。
お食事処「またの」さん。
マスターのお人柄も素敵で、とても美味しいお店でした!
ありがとうございます、ごちそうさまでした!
香川県下でのキジハタ狙いは夜釣りが主体です。
夕方を待ってキジハタ愛好家の皆さんが続々と集まって来てくださいました!
「ご無沙汰しております!」の方も、今日が「はじめまして!」の方もキジハタが結ぶ、同じロックフィッシュアングラーの皆さんです!
平日の夜にも関わらず、今夜は集結した6名でキジハタ釣りに臨みます。
とはいえ、困ったことに近況は全然ダメ…とのことでキジハタが釣れていないそうなのです(汗)。
雨はしばらく降らず、連日35度くらいの猛暑続き。
さすがに夏枯れの海の中も今は超不活性というころで、沖釣りでさえマダイもキジハタも絶不調とのことですが……。
なにはともあれタックルを荷解きしつつ、キジハタが掛かることを前提に慎重にセッティングしていきます。
さも言わばかつては幻の高級魚、掛けた1尾を確実に獲り込みしたい釣りです。
佐藤:「今夜は何時までやるんですか?」
「さっかく佐藤さん来てるんですから、みんなで一晩通しでやりましょうよ!」
そう簡単にポンと釣れる見込みはないでしょうから、まずは「一晩やって皆でなんとか魚(キジハタ)を確実に出しましょう!」で一致。
私はともかく…、キジハタゲームの地元エキスパートの皆さん方がこれほど集まっているのですから心強い。
きっと誰かはキジハタを釣ってくれそうです!
ということで今宵は徹夜での釣行なのですが(笑)、一晩不眠不休での釣りは自身数年ぶりではあるものの、相手がキジハタともなればその価値はあると私も思うので久々の貫徹釣りを楽しもう!とワクワクしてきました。
~~~★プロズワンからのお知らせ★~~~
通信販売品のご案内
■ロッド:ロックフィッシュロッド
通信販売限定! 4軸カーボン搭載のファクトリーチューンドモデルスピニングロッド「ロックトランジットRTS-902MH GRAND LIMITED」
ご購入方法はこちら
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通信販売限定! ただ巻きジグ「ブルーオリオン」通販限定ヒラメスペシャルカラー!
♯13 ヒラメゴールド
♯14 ヒラメピンクキャンディー
ご購入方法はこちら
http://www.pros-one.com/blue_orion.html
2017年2月13日 |
カテゴリー:釣行記
こちら東北・宮城も雪化粧を纏う本日もサクラマスの話題が届いております。
旬のターゲット、早速ご紹介してまいります。
北海道のエキスパート・姫パパさんよりブルーオリオン30gによる海サクラ(海サクラマス)の釣果です。
道南サーフ、スローなリトリーブで底を意識した展開の釣りとのことです!
ブルーオリオン30g「さくらピンクグロー」カラー。
ブルーオリオン30g「ヒラメゴールド」カラー。【プロズワン通販限定カラー】
ブルーオリオン30g「ヒラメピンクキャンディー」カラー。【プロズワン通販限定カラー】
「ヒラメゴールド」と「ヒラメピンクキャンディー」はヒラメアングラーに人気のヒラメスペシャルカラーとして登場しておりますが、その色彩からヒラメのみならず、サクラマスやシーバス等でも有効となっております。
色味は異なりますが下地がゴールドベースですので、一層と広範囲にルアーの存在を示したい探りの段階の釣りやステインウォーター~濁りの強い場所・状況の使用にも向いているカラーです。
こちらの限定カラー2色は下記、通販よりご購入いただけます!
海サクラ、素晴らしい釣果おめでとうございました!
引き続き、良き釣果に恵まれますようお祈り致しております。
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2017年2月10日 |
カテゴリー:その他
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