ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)評議員

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

「ロックフィッシュショアマガジン」発売

★プロズワンからのお知らせ★

9月9日(金)、雑誌ソルト&ストリーム別冊「ロックフィッシュショアマガジン」(メディアボーイ)が発売されました。

 

■ロックゲームのリグ&ルアーチューン術

ロックゲームを追求して引き出したセットアップ 佐藤文紀

 

 

ぜひ、ご覧くださいませ。

イベント情報

★プロズワンからのお知らせ★

プロズワンでは「2016いしのまき福祉まつり~ボランティアフェスティバル~」に協賛しています。

 

日時:2016年9月25日(日)

時間:AM10:00~PM2:00

場所:宮城県石巻市 中瀬公園

 

♢ふれあいステージ

各団体・有志のボランティアによるステージショー

♢模擬店・バザー等

●リサイクルバザー(日用品・雑貨他)

●おまつり広場(模擬店コーナー・ゲームコーナー・ダンボール迷路)

●体験コーナー

♢大抽選会

夏虫鎮まり、秋虫盛る台風の季節。

オリンピックも高校野球も終わりましたが、パラリンピックが開幕しましたね!

日本選手団の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいです。

 

夏の風物詩でもある盆踊りや夏祭りも終わり、最近ではセミの鳴く声も聞かれなくなってきました。

季節の移ろいは次第に秋へとー。

①

旅の途中で目にした盆踊り、なんだか少年時代にタイムスリップしたかのような錯覚で印象に残りました。

 

 

それからー。

この夏、自身はまりにハマッた「アイス黒糖ミルク珈琲」。

②

珈琲(コーヒー)・紅茶・お茶が好きなものでして、普段からいただく機会が多いのですが、珈琲には少々こだわりがあるですが、この味はドンピシャで自分好み。

銅製カップのこういう演出もまた良いですね。

さりげない器の彩りが珈琲時間をより一層と有意義に、楽しい時間にさせてくれます。

珈琲は飲み物ですから味はもちろんですが、出来ることであればお店の雰囲気や食器であるマグカップなどその他周りの彩り・演出までをも含めて空間を楽しみたいもの。

私はいつもそんな風に喫茶を楽しみたいと考えています。

そんなこの珈琲ですが、幸い上島珈琲は全国チェーン店。

行く先々で上島珈琲を見つけたら、この「アイス黒糖ミルク珈琲」目当てに駆け込み、ずいぶんと堪能しました。

 

 

 

③

先々週、瀬戸内海は香川県で手にしたキジハタの大物。

④

東北~九州までいろいろな地域でキジハタゲームの経験がありますが、こちら香川県ではナイトゲームが主体。

「キジハタを釣るぞ~」と夕方からのテンションが日中よりも上がりハンパないです(笑)。

 

今もまだその余韻が覚めやらず、思い出すとその場に舞い戻れる気分に浸れます。

⑤

ハズレがないという意味では安定の無難な釣果を求めることもまた良いですが、釣れるか釣れないか、来るか来ないかの、まるでサクラマスのような“1発釣り”のような釣りは、アイス黒糖ミルク珈琲同様に(笑)自分好み。

⑥

釣れなくても中満足を得られる釣りで、もしも釣れたら…「後々まで強い印象に残る」のもこういった魚を狙う醍醐味です。

身近にいながらもそう易々とは釣れない難しさ、出現が不確定な希少性、ロックフィッシュとしての造形美、色彩、圧倒的な存在感、釣り方によってトータル釣果が顕著なまでに出るがゆえに求められる技術・テクニカル性、同寸においてアイナメ・ソイを凌ぐハタ属特有の強烈な引き、更にプラス事項としては世間一般的に知られる水産資源としての高級性や仮に食材としていただいた際の食味などなども含めると、岸からも狙えるターゲットとしては奥が深過ぎて申し分なし。

夏の良い思い出になりました。

 

 

 

最近は台風続き・災害続きで全国各地で多くの方の釣行が難航しています。

本来であれば、シイラを狙うにも秋海は良い季節です。

魚が見える楽しみ!トップウォータールアーに出る楽しみ!が堪らないのでシイラのキャスティングゲームは昔から好きなこともあり毎年8月~9月はシーズン中2回ほどシイラ釣行を計画するのですが、一昨年も2回とも荒天で出港中止になり、昨年も2回とも荒天のため出港中止。

今年も8月に予定したものの台風のため出港中止に。

毎度毎度、出船中止に見舞われてしまうシイラ釣行なのでシイラタックルが2年前より出番がなく、そのままになってしまっています。

一昨年と昨年の分まで…今年は!!と思っておりましたが、この感じだと今年も微妙になってきました。

⑦

凪の日に海に出られればさぞかし良い釣りできるのでしょうが、次々に襲来する台風シーズンは天候不安定で海の先読みが出来ません。

 

 

現在、台風13号から変わった低気圧が北上中です。

東北と北海道では再び荒れる天気になると報じています。

 

これからお帰りになる皆様はお足元を濡らさぬよう、そして度重なる大雨や強風にどうかお気をつけてお帰りになってくださいね。

 

 

嵐の夜。

そんな今夜は、明後日締め切りの(10月発売の本)原稿に取り掛かります。

静かに、物書きの時間です。

 

 

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ロックトランジットRTS-902MH“ロングスピンキャスター90”GRAND LIMITEDでのキジハタ釣果情報

宮城県の小松さんからロックトランジットRTS-902MH“ロングスピンキャスター90”GRAND LIMITEDでのキジハタ釣果情報をお寄せいただきました。

 

 

 

①

「山形県でのキジハタ釣果です。釣り方はテキサスリグで、3.5g~7gのライトシンカーを使ってロングスピンで遠投し、スローフォールさせてヒットに至りました。

②

使用ワームは空気抵抗を逃し、飛距離を阻害しないレベルでかつアピールを伴うバークレイのガルプSWダブルウェーブ3”のモエビカラーです。」

 

 

素晴らしい釣果おめでとうございました。

急深ブレイクに対し、遠浅シャローでも役立つロックフィッシュゲームにおけるロングスピン釣法。

軽量リグを、とにかく遠くまで飛ばすには理にかなった釣り方として、デイゲームでもナイトゲームでもシチュエーションを問わずに今では各地で親しまれるようになりました。

関西でのキジハタの呼び名「アコウ」が広く知られるように元々は西日本に生息の中心圏があったキジハタですが、市場での高級魚としての付加価値・漁獲収益が見込めることも追い風となり稚魚放流事業に乗り出す漁協が増えていることに加え、魚の生息緯度もまた大きく変化してきています。

数年前には北海道日本海側の寿都で捕獲されたキジハタが話題になりましたが、昨今では東北地方においては本州最北の青森県からもキジハタの釣果が聞かれるようになった時代を向かえ、日本海側ではキジハタが、対して太平洋側ではアカハタ・オオモンハタの勢力圏が、より北に向かっている様子が垣間見れます。

アイナメ・ソイ・カサゴ・メバル・カジカを中心に構成されたいた従来型のこの釣りに対し、ハタの仲間もターゲットとして完全定着したことでロックフィッシュゲーム全体の彩りもまた一層鮮やかになり、新しい釣り場、新しい釣り方、新しいターゲット、新しいタックルの登場で、認識や時代もまた大きく変わってきています。

 

これからも素晴らしい魚との出会いに恵まれますようお祈り致しております。

 

 

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シューティンウェイSWS-702Lスイミントレーサーでアカハタ・オオモンハタの釣果情報

静岡県伊豆半島は西伊豆町安良里港所属の遊漁船「ふじなみ丸」の若船長・藤井さんよりシューティンウェイSWS-702L“スイミントレーサー”でのアカハタ・オオモンハタ釣果情報をお寄せいただきました。

 

「ハタ狙いのロックフィッシュゲームに出港してきました。

今日はベイトフィッシュの姿は見当たらず、過去に実績のあった水深20m前後の岩場~砂場に変わる境界を狙いました。

20gのジグヘッドに4インチのUV配合のシャッドテールワームでアカハタ3尾、オオモンハタ2尾釣りました。

①

アカハタは着底後、リール1回転目での巻きにヒットに集中し、オオモンハタはスイミングです。

②

シューティンウェイのスイミントレーサーは振り抜けがシャープながらも竿がとにかく粘るので強く、ハタの引きにのされないで獲れるので重宝します。

③

オオモンハタの最大サイズは46cmでした。」

 

 

こちらの釣果写真をお寄せ下さった“伸さん”こと、静岡県伊豆半島西伊豆の「ふじなみ丸」の若船長・藤井伸一郎さんと言えば、ロックフィッシュゲームが大好きな声優・俳優の菅原正志さんと共に伊豆半島のアカハタを「ロックフィッシュゲーム」として開拓されてこられた功労者。

アカハタも専用タックルを携え専門に狙うことの出来る人気ターゲットとして確立された現在。

船長自ら何年もかけて釣り場と釣り方を試行錯誤を繰り返し、アカハタをロックターゲットとして開拓されていったお方です。

余談ながら小生のアカハタゲームもご当地で、藤井船長と菅原さん、菅原さんのお仲間の方々に教えていただき始まっております。

「最近では岸釣りも、ボートロックもハタ狙いで伊豆半島に来るロックフィッシュアングラーが増えてきている。」とのことでした。

日本海や瀬戸内海に生息が多いキジハタと平行して、太平洋側ではアカハタ狙い、オオモンハタ狙いのロックフィッシュゲームの開拓が急速に進んでいます。

上記コメントからもアカハタ(ボトムフィッシュ)とオオモンハタ(スイマーフィッシュ)それぞれの習性の違い、釣り方の違いも伝わってまいります。

 

又、これは私的見解としての付け足しなのですが、せっかく分かりやすいお写真をお寄せ下さったので「アカハタとオオモンハタの写真から捉えるヒレの形の相違」についても着目していただきたいです。

一番分かりやすいのは尾ビレの形、です。

これだけでも同じハタ科であっても相互間で好む食性や遊泳など魚のタイプが違う=釣り方も変わってくる、というところまで、ロックフィッシュゲームにおける推理をぜひとも張り巡らせていただくと、更にこの釣りが深く、面白くなってくるものと思います。

 

都心近郊など関東圏在住のルアーアングラーの方にとってはアオリイカやメバル、ヒラスズキの釣り場としても馴染み深い伊豆半島でおこなえる本格ロックフィッシュゲームは今後も注目度高しです。

情報、ありがとうございました。

 

 

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