ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

ちょいロック

近日11月21日発売号のSALTWATER誌「サカナサク、海の旅。」は連載第8回目を迎え、宮城県編の最後の旅。

舞台は宮城県南三陸町~気仙沼市です。

ここは南三陸町防災対策庁舎。

南三陸町防災対策庁舎

しとしとと降る秋雨の中、この悲しみの地を皮切りに今回の旅が始まりました。

その想いは全部誌面に書き綴りましたので、よろしければご覧いただければ幸いです。

 

東北も先週くらいから一段と寒くなりました。

見頃を終えつつある季節。間もなく東北も雪化粧の季節。

空気は一層と澄み渡る季節。

紅葉も進み、山間部などではちらほら雪化粧を纏う季節ともなりました。

もちろん、海に出る時は防寒対策が必須。

11月中旬ですからね。

 

関東でもカサゴやメバルが釣れ盛っているようです。

毎年、ロックフィッシュ釣行でご一緒する「湾奥遊園地Ⅱ」主宰の澤村さんもご覧の通り、東京湾で連日“好釣”のご様子で。

http://wanoku-u.cocolog-nifty.com/blog3/2013/11/nd-7344.html

http://wanoku-u.cocolog-nifty.com/blog3/2013/11/post-984f.html

 

ということで私も先日、地元の海に「ちょいロック」に行ってきました。

この日は20代の方が2名。

以前であれば自分より若い方と乗り合わすことはまずなかったのですが、自分もいつしか30代になり、10代後半~20代の若手の釣り人とご一緒することも時々出てきました。

時代の流れですね(笑)。

 

当日はあいにくウネリが高いうえに強風、水色も激濁り……の三十苦でしたが、それにも負けず皆さん頑張ります。

 

【アイナメ】ガルプSWダブルウェーブ・レッドバグキャンディー。

 【アイナメ】ダブルウェーブ・レッドバグキャンディー

 

【ベッコウゾイ】ガルプSWダブルウェーブ・レッド。

 【ベッコウゾイ】ダブルウェーブ・レッド

 

【クロソイ】ガルプSWダブルウェーブ・ホワイトグロー。

 【クロソイ】ダブルウェーブ・ホワイトグロー

 

【クロソイ】ガルプSWダブルウェーブ・CGBFO

【クロソイ】ダブルウェーブ・CGBFO

 

【ドンコ】ガルプSWパルスワーム4”・ブラック

 【ドンコ】ガルプパルスワーム4インチ・ブラック

 

熱海くん、クロソイ!

 熱海君クロソイ

 

三浦くんクロソイ!

 三浦君クロソイ

 

三浦君くん、クロソイに続いてベッコウゾイ!

 三浦君ベッコウゾイ

やや遅れ気味だった東北ロックフィッシュも冬シーズンに突入。

この他、婚姻色のアイナメもポツポツ出る状況。

アイナメはネスト(産卵床)を作る関係上、オスがメスよりも最初に岸寄りするのでオスがショアラインで釣れるということは、次は産卵に絡むメスが乗っ込む番。

重要なのは抱卵した大型のメスがどのタイミングでシャローにさしてくるかで、海が水色・水質・水温が変化していった時に良い場所に良いタイミングで入釣出来れば、大物の数釣りが出来るのもアイナメ釣り。

この日はその間のタイムラグを釣っている感じがしました。

なので今後が益々、楽しみな季節です。

 

さて!

今週はロケ2本を抱えているので、間もなく出発、帰りは週末。

その翌週の週末は岩手県の上州屋さん2店舗でイベントですね!

 

季節柄、慌ただしくなってきましたが例年のこと。

世の中総じてそうですが釣り業界も例外に漏れず。

特に雑誌関係の場合は年末進行という名のもとに「締切」が一段と早くなるので11月~12月は余計に追い込み時期が重なります。

とは言え、「急がば回れ」という言葉もあるように安全かつスムーズに、落ち着いて行動・進行していきたいものです。

 

では、出発の時間が迫っているため今日のところは短いブログで恐縮ながらまた落ち着きましたらゆっくりと。