ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

ダブルウェーブの使い方1(オフセットフックの刺し方)

ガルプ素材のパルスワームでも沈黙する状況下でも“確実に魚を獲る”ことが出来る、究極の根魚ワームを目標に完成したタフコンディションの切り札・バークレイ「ガルプSWダブルウェーブ3”」(5月発売)。

P1030784当ブログでは発売に先駆けて、その使い方を皆さんに一足先にお伝えしていきたいと思います。このダブルウェーブのフックのセット方法には大きく分けて3つ。

1つ目は、通常のセッティング(標準使用方法)で、前方にあるカーリーレッグ側(カーリーテールの小さい方)から後方のカーリーテール側に向けてオフセットフック(ジグヘッドの場合も同様)を抜く方法です。尚、ダブルウェーブの開発に至っては、こちらも自身プロデュースのロックフィッシュ専用オフセットフック「岩礁カウンターロック」の2/0(カルティバ)を基準にしていますので、テキサスリグやダウンショットでは双方併せて使うことで最大限の効果を発揮します。

P1030862さて、2つ目はワームの上下(天地)を逆にした状態の刺し方、つまりカーリーテール側が上になるようにセットする方法です。(※ワームボディーの芯の部分の重心も上下逆になります。)こうすることで、魚から見て一番の“襲撃目標”である大きなカーリーテールが上側(つまりオフセットフックのアイ付近に該当)になりますから、最初から頭部を狙って喰ってくるバイトが得られやすくなる半面、その代償として、逆付けセット時はオフセットフックのスロート部分のワームの厚みがどうしても薄いため、消耗に対するある程度の割り切り感は必要ですが、これが意外と釣れるので、興味のある方は一度お試し頂きたいセッティング方法です。

詳細は画像をご参照下さい。画像2枚目の上が「通常セッティング」、下が「逆付けセッティング」になります。いずれもオフセットフックは上記、岩礁カウンターロック2/0を使用。