ガルプSWパルスワーム4”の新色
桜から続く、春花の彩り。
順序は柔らかい紫色が奏でる藤の花へ。
藤の花が咲く頃から、水の冷たい東北太平洋側の海も次第に少しずつ岸釣りターゲットが動き出す時期ですよね。
そんな本日は、これからの時期から本格化していくロックフィッシュの話題として、ガルプSWパルスワーム4”に追加になった新色をご紹介。
まずは「ニューペニー」カラー。
2トーンカラーに黒のラメが入っているカラーになります。
この色が初めて採用されたのは少し前の話になりますが、ガルプSWピーラークラブやガルプSWシュリンプシリーズ(日本国内では3インチと4インチが先行発売。後に2インチが発売。)が整備された時。
その頃からロックフィッシュゲームをやってらっしゃる方にとっては、なつかしい色の一つですよね。
その後、ガルプSWラグワームシリーズ(4インチ・6インチ)にも配色されました。
そして今回はガルプSWパルスワーム4インチへ。
ワームの表が褐色で裏が白系色になっています。
色の特徴として、虫エサを捕食している際のアイナメ狙いで、より効果が顕著です。
ですので虫エサを捕食する機会が多い春~初夏までのタイミングと晩秋~冬の時期でちょっと寒くなってきた頃合いなんかは水温も低下しているため、こういった動きの遅い(乏しい)環虫類(※ゴカイやエラコの類)をアイナメ達は口にする機会もまた多いため、色としてリンクしやすいこともあり、この色ならではの特徴が光るタイミング。
これからの時期は夏に向かっていくので、まずは春~初夏にかけての夏のハイシーズンに向かう途中のアイナメ釣りにおいて、釣りあげたアイナメが虫エサを多く食べているようでしたら、ぜひこの色も試してみて下さいね。
続いては、「ピンク」カラー。
蛍光ピンクです。
アイナメ釣りでは私の場合、ピンクはあまり使わない色なのですが、ソイ狙いの場合には良いですよね。元々、白やピンクはソイ狙いで実績高いカラーの代表格ですし、カサゴ狙いやハタ狙いでもピンクは好まれる色の一つです。
ソイの中でもクロソイには特にピンク色に対して反応良い種なので、これから大物クロソイの好機を迎える北海道では他の地域に先立って出番が増えそうですよね!
ソイは白いワームが大好き。
なので私がソイ狙う時にはムラソイを除いた種(クロソイ・ベッコウゾイ・マゾイ・シマゾイ)には白いワームを多用することが多いのですが、昨年の小樽クロソイゲームでもピンク色のワームは白とチャート&オレンジに準じてよく釣れていたカラーでした。
大型連休明けの約2週間が最高に熱い留萌や石狩湾のクロソイゲームには季節と相まって、使い勝っての良い色だと思います。
尚、山形県酒田港の出船でキジハタを釣らせてくれる遊漁船「シルバースノー」の船長が、「キジハタ狙いのワームなら白とピンク、黄色はいい色なんだよ~。あと、オレンジもいいかな!」とおっしゃっていたことも記憶に新しいです。
「意外とみんなピンク色のワームって使う人あんまりいないんだけどね、キジハタが子イカ(※アオリイカの新子)を狙って喰っている時は白とピンクのワームは強いよ~。」とも付け加えておられました。
白やピンクって膨張色カラーですし、水中ではそれなりに色覚的にも目立ちやすい色パターンの一つでもあるわけですから、夜行性の魚種とか元々が深場を好んで生活している魚種にとっては、とても有効だったりします。
ピンクは万能色ではないため使う場面というのはある程度の決まった範囲がある色ですが、逆に使いどころがはっきりしている色でもあるので、使うシーンにそれほどの迷いは少ない色でもあります。
今後、機会がありましたらこれから大物最盛期を迎えるクロソイ釣りや季節柄、こちらもハイシーズンに差し掛かっていくキジハタ狙いでぜひ試してみて下さい。
昨年5月、小樽でのひとコマ。
クロソイ狙いにおいて、日本有数の豊饒さを持つ石狩湾の海。
道内日本海側はクロソイ釣りの最高な釣り場。
北の海も、いよいよロックなシーズンの到来ですね!
2015年5月6日 | カテゴリー:製品情報