サクラマスの故郷を訪ねて~岩手・渓流紀行~(4)総括編
いかがでしたでしょうか、夏の渓流・サクラマスの故郷を訪ねる旅。
海とはまた異なる自然の豊かさ・面白さがある山の釣り、川の釣りですが、山・川・海は本来ひとつのもの。その流れの過程で湖や沼、池があるわけです。海の釣りを覚えると川の釣りも覚えたくなり、川の釣りを覚えるとその視線の向こうには常に大海原が広がっている。
近年では釣りの世界もジャンルが細分化さていくにつれ、タックルの専門性と共に●●専門(それ以外の釣りは全く興味なし)という釣り人も多くなりましたが、当ブログをご覧頂いている皆さんにはぜひ、幅広い視点から沢山の種類の釣りを楽しんで頂きたいと思っています。
自分の好きな魚をとことんやったらいい。
興味のある釣りにドンドン入っていけばいいのです。
私はエサ釣りから覚えて今日のルアー釣りに行きついた釣り人のひとりですが、今まで色々な釣りをやってきたけれど、そのどれもがそれぞれの楽しみ方と奥深さがあることを身を持って体感してきました。そしてその体験こそが、今現在の私の根魚釣りに集約されています。
そんな中でも、とりわけ好きな釣りは、やはり北国出身の人間ということも手伝い、底モノとサケ・マスには特別な思い入れがあります。“ロックフィッシュ”こと根魚は勿論ですが、マゴチ・ヒラメといったフラットフィッシュ系にサクラマスを筆頭とするビッグトラウト。イトウやシロザケ、アメマス、カラフトマスの釣りへも強い思い入れがあります。いつの日か時間的に余裕が出来たら、湖のモンスターレインボーやモンスターブラウンの釣りも本格的にやってみたい。
そして将来は海外のフィールドで憧れのドリーバーデン(オショロコマの降海型)のデカいのを追いかけてみたい……。
今も尚、夢はつきることありません。
やりたい釣りを、本気でやりたいと思った時に。
思う存分、追いかけて下さい。
そうすれば、自然への見方や釣りへの想いもまた一味違ったものとなるはずですよ、きっと。
■タックルデータ
●ロッド:トラウティンマーキスボロンTMBS-562L
●リール:ステラ2000S
●ライン:R18ライトロック3lb
●ルアー:シュガーミノーSG60F、シュガーミノー50SP、
シュガーミノー50S、シュガーミノー50ES、
D‐コンタクト50、パニッシュ55SP、
ハンプバックミノー50SP、スプーン2.5g~4g
●フック:
★ミノー用シングルフック→カルティバ S-55BLM、
★ミノー用トリプルフック→ST-26TN(※バーブレスにして使用)
●偏光グラス:ZEAL OPTICS ヴァンク
●偏光レンズ:TALEX イーズグリーン
2011年7月21日 | カテゴリー:釣行記