ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

考えるロックフィッシュゲーム最新作

夏!全開です。

①

青い空に青い海が本当に清々しい夏の海。

自分が一番好きなシチュエーションが夏の海での根魚釣りなんです。

文月につき、自分の活性も一年で最もあがる季節でもあったりします。

 

釣り雑誌「SALT WATER」(地球丸)で担当させていただいている、ロックフィッシュゲーム企画「考えるロックフィッシュゲーム」最新作のロケで愛媛県に行ってきました。

本来は6月下旬のスケジュールが九州・四国の大雨と悪天のためロケが延期。

先週に延びに延びて既に締切間近!

訪れたには柑橘類の産地として有名な四国は愛媛県。

柑橘類好きな私にとっては楽しみな釣行のひとつでもありました。

 

まずは東京駅まで新幹線。

②

車内での楽しみは駅弁、牛タン弁当をいただきます。

③

仙台では牛タンも名物ですが、この弁当では牛タンに振り掛ける藻塩(塩で有名な宮城県塩釜市産)がついているのがとても印象的です。

④

藻塩はホンダワラをそのまま煮沸して作る、手間暇かかる塩。

口あたりがマイルドで、とても優しい味のする塩なんです。

ごちそうさまでした!

 

東京駅では取材班と合流し、一路、羽田空港へ。

羽田空港からは松山空港まで約1時間半の快適な空の旅となります。

松山空港からは、宇和島市へ。

ここ宇和島は仙台藩藩主・伊達政宗公ゆかりの地。(詳しくは調べてみてくださいね。)

なので、私にとってはとても親近感が沸く地であり、宮城県から来るとなると地元の方も一層、ウェルカムしていただける感がとてもありがたいです。

釣り場は越後水道。

目線の先には大分県。四国と九州を結ぶ潮の流れのはやい海峡です。

 

⑤

日中ドピーカンの猛暑ですが、遠浅シャローでは「スプーンリグ」が炸裂。

投げて着底してからの“ただ巻き”で大きなカサゴが連発しました。

リグ・ルアーは色々、適材適所で。

ジグヘッドリグ、ブレードジグヘッド、ワインド、テキサスリグ、ブレードテキサス、オフセットフック式ジグヘッド、スプーンリグ、ジグリグ、ジグスピナー、ジグヘッド内蔵スイムベイト、テールスピンジグ。

これだけでも11種類ものリグ・ルアーになりますが、状況に合わせて釣り場でローテーションしながら釣っていきました。

私の釣りの特徴でもある、リグローテーションのバリエーションの幅も多く試すことでロックフィッシュゲームの世界では見えてくることが更に深く、そして楽しくなります。

カサゴは最大29cmという尺近い大物まで飛び出し凄かったのですが、さ・ら・に!ヒラスズキやマダイまでキャッチ。

ちなみにヒラスズキは私も初めて釣りましたが、とてもかっこく刺激的な魚。

同じスズキであっても、バラマンディーを彷彿させる体高がある分、迫力と存在感がいいですね。

純粋に釣れてうれしかったです。

マダイも結構な型の65cm級のもので、ヒット後から強烈極まりなく引きましたが、こちらもヒラスズキ同様にロックトランジットRTS-902MH”ロングスピンキャスター90”オリジナルで釣りあげています。

RTS-902MH”ロングスピンキャスター90”オリジナルをお手持ちの方でしたらお分かりいただけると思うのですが、こちらの機種はシャープなフィーリングが印象的かもしれませんが、皆が思う以上に遥かに強い竿に仕上がっています。

そして、ロッドが柔軟にしなり続けるため急激なテンション変化が少なく、結果、掛けた魚をバラシにくいというのもオリジナルモデルの特徴なんです。

磯から掛けた“ショアレッド”ことマダイの根際への走りも封じ、ヒラスズキのド派手なエラ洗いも柔軟に曲がるブランクスで吸収しその突進を受け止めます。

マダイにヒラスズキも実績済みですので、常識内で考えられる大きさ(40cm~60cm級までの)のアイナメ・ソイ・ハタ・カジカには問題なくお使いいただけるパワーを有しておりますので、お持ちの方はぜひガンガン使い込んでやっていただけるとうれしいです。

やはりあくまでも大型対応のロックフィッシュロッドですので、シューティンウェイコンセプトの名の通り最後の最後の部分では、この竿に宿る力強さは折り紙つきです。

こちらのロケ模様は、今月7月21日(水)発売のSALTWATER誌にてご覧いただければ幸いです。

よろしければ、ご覧になってくださいね。

 

 

帰りのフライト。

飛行機の遅延もあり羽田空港に到着したのが既に遅い時刻にー。

この時間になると首都高もだいぶ空いていました。

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羽田空港からの帰路、東京タワーの彩りがひと際美しい存在感を示していました。

東京タワーは、風情に味があって昔から好きな建物です。

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深夜に到着した、人気のソルト雑誌を発行するSALTWATER編集部が入る、出版社「地球丸」。

こちらは新橋になります。

ちなみに、SWビルと言います。(本当ですよ!)

編集さんが忙しく、編集長が残して行った荷物を受け取るために一時、立ち寄り。

さすがにこの時間になると、編集部内もほぼ帰宅済みです。

 

と、いうことで今日は校了を迎える段取りの真っ最中とのこと。

編集部さんも引き続き頑張って下さい。

 

 

私は明日から次のロケに向かいます。

Rockを釣るために、Transitしつつー。

 

荷物は厳選し「これだっ!」と思ったものだけをスーツケースに仕舞いました。

今回も“夢”のある“釣”り場に“行”ってきます。

 

 

 

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