ロックフィッシュゲームの専門誌! ソルトウォーター別冊「ロックフィッシュマガジンvol.2」が登場しました。
今日から3月―。
早いもので、先日ウグイスの「ホーホケキョ!」というきれいな鳴き声を聞きました!
北国の朝はまだマイナスの気温……。
仮にこんなときに釣りをすれば……写真のようにあっという間に凍ってしまって一時的な釣り不能なることもしばしば。
しかし、太陽の位置が高くなってくれば次第に現象は解消され、ふと目をやれば羽虫も動きだし、ウグイスの声も耳に入ってきたりすることがあります。
寒さは続くものの、自然界では既に春に向けて着実に動き出しているのだなぁ~と感じさせてくれるのが3月です。
先日も綴ったように今月くらいからは南の方から順番にキジハタの釣果も聞かれるようになっていきますね。
今年のロックフィッシュシーズンも各魚種それぞれにとても楽しみなものです。
そんなタイミングで、こちらの本がリリースされました!
この「美しき~」のキャッチ、根魚を狙って釣りあげるうえでのウィークポイントですよね。
こういうことをいつまでも楽しみに持ち続けたく、私の場合には魚釣りを長く続けています。
「この世界観、いいなぁ~」と子供の頃からずっとそう思っています。
さて!
こちらの根魚釣り専門誌は、「考えるロックフィッシュゲーム」という連載を担当させていただいている月刊誌「ソルトウォーター」(地球丸)が手がける別冊シリーズです。
ご覧の通り、vol.2となる今号はキジハタが目印。
前回(vol.1)の表紙は宮城県仙台で私が釣ったクロソイが表紙でしたが、今回の第2号は本誌取材で島根県出雲で釣ったキジハタが表紙になっています。
その取材のとき、この表紙となったキジハタを撮影していただいたマネージメントエディター・RIVER-WALK編集長も自社のブログで綴られています。
RIVER-WALKブログ【岩場の宝石】(←どうぞこちらも!)
つい先日まで当ブログでも瀬戸内海を舞台としたキジハタ話を綴ったタイミングでしたが、この本のリリースと相まってちょうど良い季節の話題ですね。
もともとキングオブロックフィッシュなる存在には寒冷域に生息するアイナメが古くから知られておりますが、今やロックフィッシュ界の最人気ターゲットとして認知されるようになったキジハタという温暖域に生息するパートナーを得たことで、両雄が結ぶ北と南の統一化が進んで「ロックフィッシュゲーム全体」の魅力が助長、見直しがはかられています。
そんな近年稀に見るスターフィッシュがロックフィッシュの世界から輩出されたことは純粋にとても喜ばしく思います。
個性的な造形美や色彩美を持つ根魚たちは鱒(マス)のように美しい、とても画になる魚類です。
現在の日本で「ロックフィッシュゲーム」として狙われている魚の種類の多くは大きすぎず、小さすぎずのバランスがとても頃合がよく、どの根魚もしかるべき瞬間をおさえれば写真映えもします。
1尾1尾が宝物のような存在ですから、運良く釣れた際にはどうか丁重にやさしく扱って、「今だ!」と思う一瞬の姿を写真を撮ってみてください。
ゆらゆらと生い茂る海藻に、ゴツゴツした岩場。
そんなところを棲家としている住人たちは渓魚同様、素で美しい色彩を放ちますので魚の魅力を存分に引き出して写真に収めることも釣りの醍醐味、満足のひとつです。
ロックフィッシュファン待望の一冊です。
よろしければご覧になってみてください~。
本日は新しいムックのご紹介でした。
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2017年3月1日 | カテゴリー:雑誌掲載・DVD
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