ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

「かき小屋 渡波」のご紹介

現在発売中の内外出版社「ルアーマガジンソルト2012年3月号」特別ふろくDVDで児島玲子さんとのロックフィッシュ&ジギング釣行をガイドして頂いた宮城県石巻市渡波港所属の遊漁船「幸丸」の内海船長(下の写真、中央)【遊漁船問い合わせ番号:090-1490-3622】は遊漁船業と共にカキ養殖業も営んでおられるのだが、その内海船長がお仲間の漁師さん達と力を合わせてこの度、同港に「かき小屋 渡波」が2月18日(土)にオープンするという。某アイドルグループならぬ、「センター」で写っているのが内海船長。

渡波港は隣接する万石浦(まんごくうら)湾内でカキの養殖栽培を成功させ、その稚貝は広島やフランスなど国内外のカキの銘産地へと送られていく。

 

つまり、宮城県産以外に有名どころのカキであっても元を辿れば、実は石巻産の種ガキが使われているところがほとんど、ということになるのだ。

そう、三陸・石巻市はカキの産地。

今日のカキ養殖の基礎はこの海から始まったといっても過言ではないだろう。そんなカキの産地がご周知の通り、東日本大震災による大津波で甚大な被害を受け、その際に大半の「カキいかだ」(養殖施設)も流されて深刻な事態に陥ってしまった。

カキ小屋 渡波種ガキの供給も途絶えてしまいそうになったのだ。しかし、独特の複雑な地形をしている万石浦では奇跡的に津波の被害を逃れることが出来た場所があり、そこで一部のカキが幸いにも生き残ってくれた。

これは本当に奇跡だと思う。そこで、震災の大津波から生き残ったカキを大切に育て上げ、再び全国各地・世界のカキ産地へと種ガキを出荷すべく、宮城県漁業協同組合石巻湾支所の面々が立ち上がった。

そんな“海の男達”が残った種ガキから育て上げて水揚げし、また少しでも多くの皆さんに提供したいと意気込むのが近日オープンする「カキ小屋 渡波」。

カキ1かご:税込1000円、炭代:税込300円とお手頃(というよりも安い!)価格なので、海の幸・カキ好きの方はご家族皆様で石巻産のカキを堪能しに行ってみてはいかがだろうか。

 

詳細は

かき小屋 渡波(わたのは)

営業時間 AM11:00~PM16:00

場所 〒986-2135 宮城県石巻市渡波字祝田75-5

問い合わせ先 080-3196-564                          石巻市市街地より牡鹿半島方面へ。万石浦橋を渡り、ココストアを目印にすぐの場所です。

 

 

 

 

 

 

 

パンフレットにも書いてあるように「オラだづが育てた牡蠣を食べに来てけらいん!」(※私達が育てた牡蠣を食べに来て下さい!)と皆さん、ヤル気満々です。

冬の厳しい寒さにもめげず、 復興に勤しむ海の男達の結晶をぜひ皆さんご賞味下さい。