ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

実釣セミナー&アングラーズパーティーin北海道

しばらく続いた長期ロケを終えたのはいいものの、地元・宮城県に帰って来てからも連日の忙しさのあまりご報告が遅くなってしまったが、去る5月20日(日)は北海道札幌市のプロショップ・ノースキャスト様主催「佐藤文紀実釣セミナー&アングラーズパーティー」が室蘭市を会場に開催された。

実釣セミナー集合写真

 

 

 

 

 

 

 

当日は、札幌圏を始め開催地・室蘭近郊などからも多数の方々にお集まり頂き、誠にありがとうございました。

参加者の皆さんと一緒にロッドを振らせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

例年、取材や開発テストで道内の各地のフィールドを訪れても、熱心なロックフィッシュアングラーの皆さんとこうして共にロッドを振る機会は少ないゆえ、今回はこの素晴らしい時間を同志の皆様方と共有出来ましたこと自身、大変うれしく思っております。

道内ではスプーンリグも人気急上昇中です。

 

 

 

 

 

 

 

中にはお父さんと一緒に参加してくれた小学生の男の子や高校生、女性アングラーの姿もあり、各々のスタイルで誰もが気軽にエントリー出来るロックフィッシュゲームの人気と親しみやすさを改めて実感致しました。

今回のイベントは主催頂きましたプロショップ・ノースキャスト様は勿論のこと、会場の確保に多大なる尽力頂きました室蘭市様の全面的なご協力、そして沖堤への渡船でお世話になりましたスターマリンK.K.「つりぶねや」様、ご当地の“今”を取材する新聞社の「室蘭民報社」様をはじめとする沢山のご協力を賜りましたことで、イベントが事故や怪我もなくスムーズに進行出来またこと重ねて厚く御礼申し上げます。

又、ご協賛頂いたピュア・フィッシング・ジャパン様、クレハ合繊(シーガー)様、グレンフィールド(ZEAL OPTICS)様、つり人社北海道支社様にも大変感謝しております。

実釣セミナー風景1実釣セミナー風景2実釣セミナー風景3実釣セミナー風景4実釣セミナー風景5実釣セミナー風景6当日は室蘭港に5つある沖堤のうちの一つ、絵鞆(えとも)沖堤を貸し切りという形でイベントを開催させて頂きました。「あれ…なんか、この防波堤って来たことあるような…?」と思ったら、どうりで昨年11月発売の「ロックフィッシュ地獄7」のロケ地となった所。ここでは風速10mを超える強風が吹き荒れるスーパータフコンディションの中、シューティンウェイSWS-702LスイミントレーサーにガルプSWダブルウェーブ3”(カラー:ナチュラル)の3/8ozジグヘッドリグを使い、マーキングPE0.8号による「テンション0⇔100釣法」を駆使して54cmのオスのアイナメを獲った思い出の地。

偶然とはいえ、7ヶ月振りに戻ってきた同場所に懐かしさとうれしさが込み上げてきました。

当日は、朝イチこそ渋かったものの午前9時を回る頃には参加者の皆さん大物のヒットが相次ぎ、55cm、53cm、51cmといった大物アイナメに、46cmのカジカ、黄色いボディーに黒いストライプが非常に美しいシマゾイも4、5本も揚がり、和気あいあいとした雰囲気に。

 沖に遠投すると砂地という地形柄、主に足元のケーソンの隙間や穴の中などのスリットを丹念に攻めていたアングラーにバイトが集中したようだった。シンカーは決して重すぎない範囲のウェイトをセレクトし、いずれも丁寧に繊細に攻めることで、より多くのバイトを捉えていた。

 

 

 

当日の詳細は主催店様のイベント報告(↓)を併せてご参照下さい。

http://ameblo.jp/north-cast/entry-11256450596.html

 

又、実釣後にはアングラーズパーティーを開催。

北海道名物のジンギスカン、カニ汁、ホタテ飯などが、なんと食べ放題。

北海道の定番メニュー・ジンギスカン。美味い!

 

 

 

 

 

 

 

肉も美味いし、アイナメ同様カニが大好物の私は、おかわりして(笑)カニ汁を堪能しました。

好天にも恵まれ、美味しい食事をバーベキュー形式で味わえ、多くのアングラーの皆さん方と、とても楽しく有意義に過ごせた至福のひとときでした。

今回も沢山の皆様に真心込めてサインさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

北海道室蘭市は苫小牧市と並んでアイナメの魚影がすこぶる濃い一級の地。それだけに港湾部の人的プレッシャーも相当なものだが、それでも尚、これだけの魚達が棲める環境が維持されているのには道内にしっかり根づいているキャッチ&リリースの精神によるところが大きい。

ロックフィッシュの宝庫・北海道室蘭市。

 

 

 

 

 

 

 

考えれば、トラウトの聖地でもある北海道は、イトウにしてもアメマスにしても釣った魚を大切に扱い、きちんとリリースする習慣がビギナー層まで意識的に浸透しているところは大変素晴らしいことだと思う。トラウトルアーに関しても海サクラを除いては、シングルフックの使用がごく当たり前になったのも、うなずける。

それだけにロックフィッシュに関しても、不必要な魚や小さい魚は持ち帰ることなくキープは最小限に慎み、元気なうちに積極的にリリースしてきたからこそ、今日の根魚釣りが成り立っている。

これからもロックフィッシュゲームが末永く楽しめる環境が残していけるよう、こういった高い意識の持ち方・心ある活動をぜひとも引き継いでいってほしい。

白鳥大橋から光輝く室蘭の海を望む。                                                                                          

イベントにご参加頂きました皆さん、誠にありがとうございました。

ぜひ、またの機会にお会い致しましょう。

 

追伸:このイベントの様子は5月25日(金)の室蘭民報(株式会社 室蘭民報社)に詳細が掲載されました。

新聞の掲載記事はこちら(↓)をご参照下さいませ。

http://ameblo.jp/north-cast/image-11262647129-11997688531.html