ロックフィッシャー佐藤文紀

ロックフィッシャー
佐藤文紀
(さとうふみのり)
元祖・根魚ハンターとして、数々のIGFA世界記録及びJGFA日本記録を有し、「根魚釣りの専門家」として東北〜北海道を拠点に全国各地の根魚を追い続ける。
又、フラットフィッシュや大型トラウトの釣りにも造詣が深い。
2011年、自らがプロデュースするブランド、PRO’S ONEを立ち上げた。

キャッチアンドリリースのお願い

豊かな自然とグッドコンディションの魚を守るため、必要以上のキープは慎み、又、産卵前の個体やこれから大きく成長していく若魚は、ぜひともリリースを心掛けましょう。
釣り場環境への負担を最小限に抑えることで、次世代に渡り末永く楽しめることを願って―。

雪虫舞うころ冬、近し。

ひと休み中のイトトンボ。どこにいるか分かりますか?

 

 

 

 

 

晩秋の候。

枯れ枝の間でひと休みするイトトンボを見つけ、シャッターを切った。

どこにいるか分かりますか?

 

そういえば先日、北海道の友人が「こっちはもうすぐ雪が降る」と言っていた。なんでも朝、職場へ向かって自転車で走っていたら服に沢山の雪虫がついていた(笑)、とのこと。

「雪虫が飛ぶと間もなく雪が降る」という伝えは昔からよく知られた話。ちなみに意外と知らない人も多いが雪虫は実はアブラムシの仲間。白い綿毛をまとい、フワァ~と宙を舞う雪虫の姿は何処となく幻想的だ。

本日は北海道で初雪だと言う。なるほど、先述した通りだ。東北に住む私より寒さ厳しい北国に住む道産子の洞察力は一層と鋭い。

そんな私もつい昨日、雪虫を見た。「こっちもそんな季節かぁ…」と思ったら、なんと!当地でも一瞬だったが、夕方前に小雪がちらっと舞ったのを私は見逃さなかった。

北海道と初雪日が同じだ!一方で関東でも木枯らしが吹いたという。

どうりで寒いわけだ。

雪虫飛ぶ頃、初雪の訪れ―。

晩秋と初冬の季節の変わり目につき、当ブログ読者の皆様も風邪など召されませんようにご自愛下さい。

 

さて、このところ全国的に悪天候が続いている。当地・三陸も同じく、海はずっとシケ続き。3日に1回は低気圧で海が大荒れになるので慢性的に底荒れが続き、水の色も底荒れによる白濁した濁りが続いている。

又、波のウネリが高いために磯場も波がかぶっていて岸釣りと言えど、まともに釣りにならない状況が続き、悩まされている。

季節柄、ロックフィッシュを題材とした晩秋の取材ツアー期間に突入したものの、先々週~先週にかけての取材分は悪天候により全ロケが中止及び延期。これには私以上に遠方から来る記者やカメラマンはさぞかし頭を抱えているだろう。ちなみに今日の宮城県内は風速14mの恐ろしい暴風に見舞われている。

 

2週間ほど前まではチョウにトンボ、カマキリなど沢山の虫たちの姿が身近にあったが、ここ最近は急にその姿が見えなくなってしまった。

写真は1週間前に目撃したのが最後のシジミチョウ。

わずか1週間前まで飛んでいたシジミチョウ。ここ数日で急に姿が見えなくなりました。

 

 

 

 

 

又、夏の名残でずっと頑張って咲いていたアサガオの姿も同時に見れなくなって、ちょっぴり寂しい。

つい数日前まで咲いていた最後の一輪。また来年の夏、会おう。

 

 

 

 

 

最後の最後まで頑張って咲き続けた小さな一輪。つい数日前までこんなに元気だった。

私の好きな色である鮮やかな紫の色彩。

また来年の夏、会えたらいいね!

 

今年はご覧のような清々しい秋晴れの日がとても少ない。

これぞ、秋晴れ。黄色に色づいた紅葉と青空のコントラストが美しい。

 

 

 

 

 

過日は激しい雷に叩き付けるような豪雨に続いて降ってきたのは大粒のヒョウ。仕事先から戻る、車の運転中に前が見えないほどの激しいヒョウに降られ、さすがに参った。というよりも…あれは異常だ。

車のフロントガラスに一瞬にして積もった大粒のヒョウ。その勢いには圧倒されました。

 

 

 

 

 

車のフロントガラスが叩き割れるのではないかと心配になるほどの激しいものだった。

ヒョウ。一粒大の大きさはご覧の通り。

 

 

 

 

 

ヒョウ一粒の大きさがコレ!(↑)

これが弾丸のように降り注ぎました……。

 

そして今年はやたら雷も多い。特に分厚い真っ黒い雲が急接近した際は十分な配慮が必要である。

 

間もなく東北にも本格的な冬が訪れる。

「夏」生まれの「夏」男の私にとっては冬の寒さは一層と身に染みるが、まずは自分がやるべきことを一つ、一つ、着実にこなしていこう。